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ツタンカーメンの胸飾り
これは、ある謎をめぐる物語です。
前作『地平線のホルス』に続くこの一冊は、その第二章にあたります。
けれど、どうぞご安心ください。
この『ツタンカーメンの胸飾り』から読みはじめても、ちゃんとひとつの物語として楽しめるようにできています。
そして、もし前作を読んでからもう一度ここに戻ってきてくださったなら──
そのときはきっと、同じ風景がまったく違う意味を帯びて見えてくることでしょう。
さて。
今回あなたが足を踏み入れるのは、『古代エジプト』と『現代日本』が、静かに交差する場所。
遠く離れているようで、実は不思議な“重なり”があるんです。
そして、この物語はミステリーであり、ちょっとした科学ノンフィクションでもあり、ある一人の人間がふたたび歩きはじめるための“再生”の物語でもあります。
ところで──
『ツタンカーメン』って、実は──日本だけの読み方だって、ご存じでしたか?
古代エジプトの文字、ヒエログリフには、母音がありません。
ですから、私たちが教科書などで目にしてきた『ツタンカーメン』という表記も、実は現代の学者たちが便宜的に母音を補った仮の読み方にすぎないのです。
本来の発音に近いとされているのは、より厳密に言えば『Tut-Ankh-Amun』のようになり、英語圏では『トゥト・アンク・アメン』や『トゥトゥ・アヌク・アムン』などと発音されることが一般的で、この名前には『アメン神の生きた似姿(Living Image of Amun)』という意味が込められているそうです。
読み方が変わるだけで、そこにある意味も、受け取る印象も大きく変わっていく。
そしてそれは──神々の名前にも、神殿の呼び名にも、ピラミッドの位置関係にさえ当てはまるかもしれないのです。
では、『正しさ』って、何なのでしょうか?
学校で習ったこと、地図で見てきたこと、当たり前だと思ってきたこと──
でもその多くは、実は思い込みだったのかもしれません。
この物語では、そんな『常識のズレ』こそが、大きな鍵を握っています。
この物語は、一通の年賀状から静かに動きはじめます。
舞台は、街の片隅にある、少し古びたプレハブの道場。
そこから、あの有名な『ツタンカーメンの胸飾り』へとつながっていきます。
その胸飾りは、1922年──
イギリスの考古学者、ハワード・カーターによって発掘された王墓の中で見つかりました。
ツタンカーメン王の胸元に置かれていた、副葬品のひとつです。ところが、この胸飾りはただの美しい装飾品ではありませんでした。そこには、誰も気づかなかった“ある仕掛け”が隠されていたのです。
この本が描くのは、ピラミッドに秘められた“設計図”を読み解こうとする、静かで、でも確かな旅の記録。
そしていま、エジプトでは世界最大級の博物館がオープンし、ツタンカーメンは再び世界の注目を集めています。
けれど──
その展示室のガラス越しには、誰もが見ていながら、誰ひとりとして語ろうとしない謎が、まだ息をひそめています。
この物語の主人公たちは、その“沈黙”に向き合います。
ほんのわずかな違和感をたよりに、事実を拾い集め、計算し、照らし合わせていく。
やがて浮かび上がってくるのは、偶然ではたどり着けない『設計』の存在。けれど、その真実は、いまも誰からも語られていません。まるで、それが“語ってはならないこと”であるかのように。
この物語は、その沈黙に、小さな問いを投げかけるものです。
過去を暴くためではなく、見直すために。そして、『知る』ということの意味を、もう一度、静かにたしかめるために。
ページをめくる準備は、できていますか?
それでは──まだ気づかれていない“真実”の旅へ、出発しましょう。
- 言語日本語
- 発売日2026/2/4
- ファイルサイズ11.4 MB
登録情報
- ASIN : B0GHXTHLGL
- アクセシビリティ : 詳細はこちら
- 発売日 : 2026/2/4
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 11.4 MB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- タイプセッティングの改善 : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 本の長さ : 615ページ
- Page Flip : 有効
著者について

【プロフィール】
● ダヴィンチコード研究家
● ピラミッド研究家
● 古武術研究家
私の探求は、古代世界七不思議の一つ、ギザのピラミッドから始まりました。
この壮大な建造物に心を奪われて以来、そこに秘められた「ダ・ヴィンチ・コード」ともいうべき秘密に迫りたい一心で、長年にわたって調査と考察を続けてきました。
【Profile】
– Independent “Da Vinci Code” researcher
– Pyramid and sacred-geometry researcher
– Researcher and practitioner of traditional Japanese martial arts (kobujutsu)
Here’s an English version in a style that would feel natural as a personal intro from an American writer/researcher:
My whole journey started with the Pyramids of Giza, one of the Seven Wonders of the Ancient World.
I was completely hooked the moment I learned about them. Since then, I’ve spent years chasing what you might call a real-life “Da Vinci Code” hidden in their design.
カスタマーレビュー
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