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朱子学と陽明学 (ちくま学芸文庫 コ 41-1)
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- 本の長さ253ページ
- 言語日本語
- 出版社筑摩書房
- 発売日2013/9/10
- 寸法10.7 x 1.1 x 15 cm
- ISBN-104480095691
- ISBN-13978-4480095695
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登録情報
- 出版社 : 筑摩書房
- 発売日 : 2013/9/10
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 253ページ
- ISBN-10 : 4480095691
- ISBN-13 : 978-4480095695
- 商品の重量 : 140 g
- 寸法 : 10.7 x 1.1 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 58,565位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
朱子学と陽明学の理解を、当時のコンテクストに立ち返って刷新する本
2025年9月13日に日本でレビュー済み本書は、朱子学と陽明学を、それらの思想が興った時代背景・文脈に立ち返って理解する試みである。
放送大学のテキストとして書かれたため平易で整理されており、それほど分厚い本でもないが、中身はなかなか濃い。
まず日本の朱子学・陽明学理解が、もっぱら哲学(個人の精神)の側面に偏っていることを指摘し、もともと「朱子学=体制擁護」ではなかったことを明確にする(p22-23)。士大夫の時代において、彼らは国をどう治めよいものにするかを責任感をもって真剣に考えており、自己研鑽も治者としての完成のためであった点を踏まえる必要がある(第2章)
また、本書では宋学や道学などの位置づけにも注意を払っている。特に、朱熹が自らを儒教の正統後継者と位置づけ他の学説を批判したが、その他の人々も自らを儒教を正統に反映したと考えて論じていたのであり、朱熹の記述にのみ沿って理解するのは位置づけを見誤るという(p24-など)。
朱子学と陽明学をそれぞれ「性即理」「心即理」とくくることも多いが、そもそも陽明学の理論は朱子学の「性即理」を前提とし、性を理であると認めたうえでの「心」を巡る議論(ただし心の位置づけは朱子学と陽明学でずれている)であるといい、両者を単純に対立的に捉えるのもまた、朱子学と陽明学の位置をとらえそこなうという(p93-)。
こうした通俗的な誤解を退ける内容だけでなく、格物、天理、気などの重要概念を掘り下げたり、日本での受容がどのような形で中国とずれていったのかを論じたり、射程を清代考証学や新儒家にまで広げたりと、本書で導入された視点を軸に、広範な内容がカバーされている。
本書はいささか高度なので、難しそうな人は、本書のような視点を持ちつつもより標準的な〈中国思想〉再発見などを先に読むとよいかもしれない。
本書は短いが中身の深い一冊であり、中国思想に関心のある人はきちんと読むに値する本だと思う
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非常に明解
2023年5月30日に日本でレビュー済み明解で全体像をつかめやすい本でした。
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どちらかというと思想史の本
2026年7月13日に日本でレビュー済み理、気、敬、意など軽く説明してあるだけなので、調べながらじゃないと理解できない。
あと朱子学がどうやって蜀学を追い落としたのかは今一分からなかった。
陽明学との対比と方向性については詳しく書かれている。
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体系が分かり易い
2019年1月8日に日本でレビュー済み難解なテーマだが、解説が的確で全容の把握がしやすく感じた。この著者は大変優秀。
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思っていたより、膨大で濃密な情報量
2021年1月7日に日本でレビュー済み200ページそこそこの中に朱子学と陽明学の双方の観点から、「歴史」「教説内容」「他教との関連」「地域性」「未来」と多岐にわたる内容が述べられる充実した一冊だった。
特に第六章から第十章までの5章に及ぶ教説内容の比較は非常にわかりやすく、これだけでも読むに値したと感じた。
全くの素人である私自身においては、論語のようなベース部分の儒学思想と朱子学•陽明学の違いのディテールが飲み込めず混乱することが度々あったのだが、本書を経てかなり整理ができたように思う。
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難解だが,好著。
2017年3月11日に日本でレビュー済み朱子学と陽明学は,名前を聞いたことのない日本人はいないと思うが,その哲学的内容が分かる人は少ないと思う。著者は,これまでの通説を取り上げて批判しつつ,自説を展開しており,あらためて両哲学の内容の理解が深まった。
放送大学の教材は目立たないが,これにかかわらず,好著が多い。
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基本を学び終えた人用の本
2025年5月15日に日本でレビュー済み朱子学と陰陽学の両方を学びながら、その違いや共通点を学べるかと思って購入しました。
私の確認不足ですが、その上で言うと朱子学などに無知な人が楽しめる本ではありません。朱子学、陰陽学がどういうものなのかは、もう学び終えてる人が読むべき本なのだと思います。
二つの比較検討が核となっています。初めて朱子学などを学ぶ人は、先ずは他を選ぶべきかと。
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客観的な学問の立場から二者の違いと歴史的な意味が理解できる。
2016年5月29日に日本でレビュー済み孔孟の儒教を学ぼうとするとあたかも昔から一貫した内容として考えがちだが、数百年たつと理解や解釈が変わり歴史的な意味や役割を帯びてくる、長い目で見た、いつの時代でも活用できる儒教の古くならない「修己治人」の思想はこれからも形を変えて生き続けていくように思われる。
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