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風に恋う (文春文庫 ぬ 2-3)
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幼馴染の基(もとき)と玲於奈(れおな)は入部したものの、現在の部にかつての
栄光は見る影もない。
そこへ、黄金時代の部長だったレジェンド・瑛太郎がコーチとして戻ってきて、
あろうことか3年生たちを差し置いて、1年の基を部長に指名する。
選抜オーディション、受験との両立。嫉妬とプライド渦巻く部で
孤立する新入生男子の部長は果たして、全国大会開催地・名古屋国際へ
行くことができるのかー―
かつての輝きを懐かしむすべての大人たち、
部活動に青春をささげるすべての中高生の胸に、
リアルな言葉が突き刺さる王道青春エンタメ小説!
人気作を連発する額賀澪が、松本清張賞受賞作『屋上のウインドノーツ』
から10作目に原点である吹奏楽を舞台に挑んだ渾身の大感動エンタメ!
解説・あさのあつこ
- 本の長さ336ページ
- 言語日本語
- 出版社文藝春秋
- 発売日2020/6/9
- 寸法10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- ISBN-10416791509X
- ISBN-13978-4167915094
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登録情報
- 出版社 : 文藝春秋
- 発売日 : 2020/6/9
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 336ページ
- ISBN-10 : 416791509X
- ISBN-13 : 978-4167915094
- 商品の重量 : 1 g
- 寸法 : 10.6 x 1.3 x 15.2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 66,690位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

1990年(平成2年)生まれ。茨城県行方市出身。日本大学芸術学部文芸学科卒。
2015年に『屋上のウインドノーツ』(「ウインドノーツ」を改題)で第22回松本清張賞を、『ヒトリコ』で第16回小学館文庫小説賞を受賞しデビュー。
2016年、『タスキメシ』が第62回青少年読書感想文全国コンクール高等学校部門課題図書に。
2023年7月に「転職の魔王様」シリーズがフジテレビ系列「月10」枠でテレビドラマ化。
その他の既刊に『さよならクリームソーダ』『ウズタマ』『拝啓、本が売れません』『風に恋う』『競歩王』『沖晴くんの涙を殺して』『世界の美しさを思い知れ』『夜と跳ぶ』など。
カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
元吹部の人なら楽しめると思います
2025年6月4日に日本でレビュー済み模試の国語の問題文に使われており前後が気になり読みたいと子どもから言われて購入。
本人は一気に読み面白かったというので私も読みました。
若い子向けかな?と思いましたが鮮やかな描写に数十年前の吹部時代の思い出が蘇ったり、意外な展開があったりでけっこう楽しめました。
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おもしろい。
2025年3月30日に日本でレビュー済み高校の入学時の課題に役立ちました。
吹奏楽をやっている方やこれからやろうと考えている方におすすめです。
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息子用に
2023年12月6日に日本でレビュー済み息子が読みたいというので購入しました。
息子がこの本、良かったと言っていました。
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「まるで感動の100本ノックやーッ!」って彦摩呂かよ、額賀!
2018年8月3日に日本でレビュー済み憎たらしいほど眩しい。どのくらい眩しいかと言うと、こんなピッタリのセリフが出てくる
「タンスの角に足の小指思いっきりぶつけてしまえ!」だ。
吹奏楽部に打ち込んだが全日本大会出場を果たせず中学卒業と同時に吹奏楽をやめる決心のアルトサックスの茶園基。
かつて憧れていた吹奏楽の強豪校・千間学院高校に進学するが、今の吹奏楽部にはここ7年予選を抜けることが出来ず、
以前の栄光の見る影は無い。
そんな彼の前に、黄金時代の部長、OB不破瑛太郎がコーチとして現れた。
基は瑛太郎の世代の吹部を追ったドキュメンタリー番組「熱奏 吹部物語」を見て音楽を始めた憧れの人物だったのだ。
「茶園、俺と一緒に、全日本に行く部を造ろうか」
停滞していた千学吹部をぶち壊し、作り直す為に瑛太郎は一年生の基を部長に指名した。
コンクールの自由曲は瑛太郎のかつての吹部仲間(女子)の作曲した新曲「風を見つめる者」だ。
憎たらしいほど眩しい、そして羨ましく愛おしい、彼等の夏が始まる。
今現在、部活に熱中している現役生。かつて青春をかけたOB達。
そして部活に打ち込み過ぎているわが子の勉強に気を揉んでいるお母さん、お父さん達。
それぞれみんなの涙腺に響くセリフが、文章が、音楽がこの本のなかから、次々と飛び出してくる。
「まるで感動の100本ノックやーッ!」って彦摩呂かよ、額賀!
『指揮者がいないと演奏って難しいだろ。
もしかしたら今「自分たちはまだみんなで一つになれてない」なんて思ってるやつがいるかもしれないけど
大体そんなもんだ
人間っていうのは生まれてから死ぬまで一人なんだ。五十五人とか六十三人で集まって一つになんてなれないんだよ。
歩く速度が違って、抱えてる事情が違うんだ
だから同じ方向を向くんだ。バラバラの人間が同じ方向を向こうとすることに意味があるんだよ 』
ブラック部活、とかいろいろキャッチーな宣伝文句が目に入るかもしれないが、本文はあくまでも正攻法、
正論、ド直球の青春部活ストーリーである。 タオルを準備して涙を汗と誤魔化して拭うべし、なのだ。
4人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
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売れないだろう。だが・・・
2018年7月15日に日本でレビュー済み前作「拝啓 本が売れません」で、かなり著者をこき下ろしたので、この本だけは読んでみるつもりでいた。
私は額賀の本が売れないのは、単純に額賀の小説が面白くないからだと「拝啓…」のレビューに書いた。この小説も一読して、やっぱり売れないだろうなとは思ったが、★は3つにした。その理由は最後に述べる。
まず、売らんかなの意識は出てきた。著者の過去の作品は読んでおらずAmazonで見ただけだが、それでも表紙は格段にセンスのいいものになった。書店で平積みになっていたら、手に取ってみたいと思うようなデザインになっている。
それなら、おばあちゃんの句集みたいなタイトルもなんとかすべきだったが、これは今更どうしようもないか。
さて、吹奏楽高校部活ものには「響け! ユーフォニアム」という鉄板の小説シリーズがあるが、なんとオビにそのアニメの声優が推薦文を書いているではないか。
とにかく「響け…」と設定はほとんど同じ。オーディションのエピソードまで同じだ。登場人物を女子から男子に変えただけのようにすら見える。
パクリとか言われるとは思わなかったのだろうか。まあ、同じ吹奏楽部活ものだから、設定もエピソードも似てしまうのは仕方ないのかもしれない。
まず悪い点。
文章が非常に読みにくい。場面がぽんぽん変わる。変わりすぎだ。それもイントロ無しで突然飛ぶから「えっ、これ何の話だっけ」という感じになってしまう。さらにセリフに「」をつけてない箇所もあった。これは額賀のクセのようだが、編集者は注意したりしないのだろうか。
だが一番の問題点は登場人物のキャラなのだ。
登場してくるのはもっぱら男子高校生とコーチたちだが、これは男子高校生ではない。男子高校生という名のロボットだ。
とにかく主人公以下出てくる男子高校生たちは、ボーイズトーク?もせず、恋もせず失恋もせず、グラビアを手にセ〇ズリもかかない。ひたすら吹奏楽のことだけ考えて毎日を過ごす、まるで吹奏楽ロボットだ。
作家が異性を描くことに問題はない。
私の好きだった作家・故笹沢佐保氏は好んで女性を主人公にした。その女性像は男にとって「都合のいい女」ばかりで、女性たちから批判を浴びていたものだ。
それをあざ笑うかのように、笹沢氏の豊富な女性経験から描かれる女性の姿は「オンナの生臭さ」にあふれていて、自分は女自身よりオンナを書けるのだとでも言いたげだった。
額賀も、高校時代は彼氏が途切れることは無かったというほどモテまくっていたなら、イキイキとした男子高校生が書けたのだろうが、そういうわけでも無いようだ。
ようするに、登場人物にリアリティが無く、生きている感じがしないので、小説や創作物にとって最も重要な「感動」が湧き上がってこない。まるで部室の部活ノートを読んでいるようだ。
いや、部活ノートでももっと感動するだろう。
それでも★3つにしたのは、この小説にはブラック部活、部活と学業の両立という、今日的なテーマが描かれているから。これは中高大の部活には避けて通れない問題のはずだ
この点は評価したい。
自分自身、ブラック部活の経験者なので、非常に興味深く共感できるテーマでもあった。
これは「響け…」には全く取り上げられていないテーマで、まるでそんな問題は存在しないかのように、ひたすら可愛い女子高生のさわやか部活ライフが描かれる。
とはいえ、日大アメフト部問題が大きなニュースとして話題になっている昨今では、この小説ではいささかパンチが不足している感は否めないが。
額賀が本を売りたいのであれば、次からは女性を主人公にすべきだ。この人にはオトコは書けない。それからタイトルも、もっと考えた方がいい。
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ひさびさに
2023年11月23日に日本でレビュー済み青春モノっていいですね。
熱血してた夏休みを思い出しそうです
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直球の青春小説
2018年7月27日に日本でレビュー済み『拝啓、本が売れません』を読んだ時、この本の最初の50頁ほどが付録で
ついていた。高校のブラスバンド部の物語。たたみかけるような短い文章。
リズム感があってなかなかいい。続きをぜひ読みたいと思った。
おいしいところをチラ見せして客を誘うという、額賀澪のあざとい手法に
まんまとひっかかってしまった。いつも額賀にはねじ伏せられる。
しょうじき面白かった。直球勝負の青春小説。ストーリーに意外性はないが、
ぐいぐい読ませるのは額賀の力量。読んでいて気持ちがよかった。さわやかな、
絵に描いたような青春。だって意地悪い人間がひとりも出てこないんだもの。
皆それぞれに悩みを抱えて、でも真摯にまっすぐに頑張っているみたいな。
汗あり涙あり、すがすがしい。さいごの着地点も納得。それにしても夢中に
なれるものをもっている登場人物が私はうらやましかった。
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健全な青春小説
2018年8月31日に日本でレビュー済み吹奏楽部で全国大会出場をめざす高校生のお話です。
非常に筆力のある作家で、読まされる感じはありました。
ただ、読み終わった後、それほど興奮していない自分がいるのも確かでした。
読んでいて、これからどうなるんだろう、というハラハラ感がありませんでした。
大きな敵もいないし、大きな挫折や絶対的な危機がないせいかもしれません。
また、悪人は出てこず、みんな良い人で、どす黒い面はありません。
その結果、一本調子に見えました。
いろいろ困難はあるけれど、主人公たちは人間的な成長をとげながら、目標をクリアしていくのでした。メデタシメデタシ。
なんというか「文部科学省推薦 夏休み読書感想文 課題指定図書」のような「健全な図書」といった感じ。
もちろん、そういう本を読みたい人は、大いに読めばいい。
ただ、私は他人に勧めようとは思いません。
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