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神話と意味【新装版】
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CBCラジオ(カナダ)で放送された5回の講話を編集したもの。
すでに出版されていた『野生の思考』『神話論理』四部作などに対する読者の反応や
疑問を集約した、短い質問に答えるかたちをとっている。
フランス語でなく英語で、書くのでなく話した――この二つの理由から、
神話的思考の本性と役割、神話研究の意義と方法についてのレヴィ=
ストロースの基本的な考え方を、きわめて率直かつ明快なことばで読みとる
ことができる。彼自身によるレヴィ=ストロース入門。
[1996年12月初版「みすずライブラリー」シリーズ]
- 本の長さ112ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2016/11/23
- 寸法13.4 x 1.4 x 19.5 cm
- ISBN-104622085917
- ISBN-13978-4622085911
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商品の説明
著者について
Claude Levi-Strauss
1908年11月28日ベルギーに生まれる。パリ大学卒業。1931年、哲学教授資格を得る。
1935-38年、新設のサン・パウロ大学社会学教授として赴任、人類学の研究を始める。1941年
からニューヨークのニュー・スクール・フォー・ソーシャル・リサーチで文化人類学の研究に従事。
1959年コレージュ・ド・フランスの正教授となり、社会人類学の講座を創設。1982年退官。アカ
デミー・フランセーズ会員。2009年10月30日、100歳で逝去。
著書『親族の基本構造』(番町書房 1977-78、青弓社 2000)『人種と歴史』(みすず書房 1970)
『悲しき熱帯』(中央公論社 1977)『構造人類学』(みすず書房 1972)『今日のトーテミスム』(みすず
書房 1970)『野生の思考』(みすず書房 1976)『神話論理』四部作(『生のものと火を通したもの』
『蜜から灰へ』『食卓作法の起源』『裸の人』邦訳全5冊、みすず書房 2006-10)『仮面の道』(新潮社
1977)『神話と意味』(みすず書房 1996)『構造・神話・労働』(みすず書房 1979)『はるかなる
視線』(みすず書房 1986・88)『パロール・ドネ』(講談社 2009)『やきもち焼きの土器つくり』(みすず
書房 1990)『遠近の回想』(共著、みすず書房 1991、増補新版2008)『レヴィ=ストロース講義
――現代世界と人類学』(サイマル出版会 1988を改題、平凡社ライブラリー 2005)『みる きく よむ』
(みすず書房 2005)『ブラジルへの郷愁』(みすず書房 1995、中央公論新社 2010)『サンパウロ
へのサウダージ』(みすず書房 2008)『月の裏側』(中央公論新社 2014)他。
2008年にプレイヤード叢書(ガリマール社、フランス)全1冊の著作集Oeuvres刊。
登録情報
- 出版社 : みすず書房
- 発売日 : 2016/11/23
- 版 : 新装
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 112ページ
- ISBN-10 : 4622085917
- ISBN-13 : 978-4622085911
- 商品の重量 : 220 g
- 寸法 : 13.4 x 1.4 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 381,303位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- 哲学・思想 (本) - 5,863位
- カスタマーレビュー:
著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
実質的に入門編か
2025年8月18日に日本でレビュー済みカナダのラジオ局で英語で講演したものを書籍化したものです。英語で語られているため、フランス人の学者にありがちな難しい言い回しがなく却って分かりやすいとの評もあるようです。
ここでの神話は主に無文字社会の神話についてのものです。レヴィ=ストロース自身は南米でフィールドワークしたそうですが、『神話論理』では南米のみならず北米や中米の先住民の神話も区別なく取り上げたため、その点について批判が起きたそうです。本人の言によると、過去の新大陸の人口は考えられていたよりも多く、人々の交流が活発で広く伝播していたと考えられるとしています。
個人的には神話を呪術的思考に置き換えて考えたいと思っています。呪術的思考、たとえば祈祷で病気が治るとか雨乞いで雨が降るといった前近代的な思考です。医療においては絶対に排除しなければならない性格のものですが、なぜか無くならないのも事実なのです。
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多分翻訳も巧い
2005年3月26日に日本でレビュー済みラジオの連続講話集だからだ内容が簡単になってることもあるとは思うが、多分翻訳も巧いのだろう。この手の本の中では可也読みやすい。その分、ボリュームが少なめなのは仕方ないか。構造主義の入門書にどうですか、奥さん。
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いまさらですが
2016年10月22日に日本でレビュー済み1977年(レヴィ=ストロース69歳)、カナダでのラジオ講話5回分の記録。もともと英語で話されたため、おフランス的な凝ったレトリックは少なく読みやすい。いまさらながらおおっと思うところがいくつもある。p9:プラトンのイデアを例に「経験と心の対立」は神経系が築き上げられる中で仲介されるのだろう、とか、p16:人間の「秩序」への要求は、宇宙に秩序があり混沌ではないためだろう、とか、構造主義はやはりサイエンスを基本骨格とする世界観なのだとあらためて思い知らされた。第5章「神話と音楽」が大変興味深い。西洋音楽に限定するという条件つきだが、神話体系のもつ「ストーリー」ではなく「総譜」性の説明、そして知的かつ情的であるという近代小説などにない神話の機能を音楽が引きついでいるという見解など、その妥当性はともかく、レヴィ=ストロースの考え方をこんなに見通し良く感じることはこれまでなかったです。
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神話は歴史である
2011年1月3日に日本でレビュー済み神話を失った民族は崩壊する。
今は科学偏重思想に覆われ、過去に確固たる地位を得ていた様々なものが科学で解析出来ないが故に失墜しつつある。
私は子供の頃からそういう栄光の翳りというものに憤怒してきた。
科学は単に物質を扱うだけの学問である。その手は案外に短い。届かないからと言って、そこに何も無いと言うな。
高校時代にこのレヴィ=ストロースに出会った。快哉を挙げた。
「見ろ、ここにちゃんとあるじゃないか!」
神話は荒唐無稽な物語ではない。古代人は無知で劣った民族ではない。
古代人の思考を取り戻した時、我々の世界は一変する。それは科学を放棄した回帰ではない。科学を従えた新たな時代に生きるのだ。
レヴィ=ストロースの著作ほど現代人が読まねばならない本は無い。
この本はその導入として最も有益で入りやすいものと考える。
神話というものが、先人の記憶であり、歴史なのだということがこの本により確信できる。
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秩序への欲求をもつ人間
2007年4月2日に日本でレビュー済みフランス人であるレヴィ ストロース自身が英語でかいた本らしい。だから、内容がシンプルであり、簡潔でその意図するところが見えやすい。
レヴィストロースの主著を読む前に、読んでおくと迷子になりにくいと思います。小一時間あれば読めます。
個人的には、昼間に金星が見える科学的可能性についての言及で、人間には本来その能力が可能性としてある。という話がおもしかった。何を信じかによって、その文化的方向が違い、人間の可能性もことなってくるというのは妙に納得できる気がする。
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内容が薄すぎて、到底納得できず
2011年11月19日に日本でレビュー済みレヴィストロースの「神話」に関する知識や分析が薄いのではありません。
この内容程度でレヴィストロースが分かるわけもなく、他の著作=「神話構造」・「親族の基本構造」等に
比較すると、あまりにも本書の内容が薄く、分量もがっかりするほど少ない。
単行本として何故このような薄っぺらな本が出版されたのか、いささか疑問に思う。
確かにレヴィストロースの「神話」に関する一端の知識に触れることもでき、彼の言う「構造においては
【未開社会】と【近代社会】において、差異はあっても価値の違いなどはない。」は理解はできるが。
いかんせんこのような内容(=ラジオでの収録を単に筆耕したもの)を、ブックレットとするなら
まだしも、これほど薄っぺらな内容で単行本とするとは…
レヴィストロース自体の価値が失われ、レヴィストロースを読もうとしている方は、がっかりするだろう。
この「値段」で「悲しき熱帯」と同じ値段は暴利。「みすず」の書籍は高いが、その分内容が濃く
今まで「値段」うんうんを言ったことは一切無いが、本書では呆れた。
レヴィストロースの概略というにもあまりに貧しい本。せめて日本語の「序文」等で、
「神話構造」の概略でもあったらよかったのだが…
レヴィストロースが悪いのではなく、出版社の良識を疑う。
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思っていたより読みやすいです。
2015年9月29日に日本でレビュー済みレヴィ・ストロースの世界が初めてでしたが、それなりに読めました。
対話しきなのが良かったです。
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