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  • ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

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ブルシット・ジョブ クソどうでもいい仕事の理論

5つ星のうち4.1 (454)

やりがいを感じないまま働く.ムダで無意味な仕事が増えていく.人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(ルビ:クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析し,ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明.仕事の「価値」を再考し,週一五時間労働の道筋をつける.『負債論』の著者による解放の書.

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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B08Q368DRP
  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2020/7/29
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 5.2 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 585ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 114,022位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 (454)

著者について

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デヴィッド・グレーバー
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David Rolfe Graeber (/ˈɡreɪbər/; born 12 February 1961) is a London-based anthropologist and anarchist activist, perhaps best known for his 2011 volume Debt: The First 5000 Years. He is Professor of Anthropology at the London School of Economics.

As an assistant professor and associate professor of anthropology at Yale from 1998–2007 he specialised in theories of value and social theory. The university's decision not to rehire him when he would otherwise have become eligible for tenure sparked an academic controversy, and a petition with more than 4,500 signatures. He went on to become, from 2007–13, Reader in Social Anthropology at Goldsmiths, University of London.

His activism includes protests against the 3rd Summit of the Americas in Quebec City in 2001, and the 2002 World Economic Forum in New York City. Graeber was a leading figure in the Occupy Wall Street movement, and is sometimes credited with having coined the slogan, "We are the 99 percent".

Bio from Wikipedia, the free encyclopedia. Photo by David Graeber Edited by czar [CC BY-SA 4.0 (http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0)], via Wikimedia Commons.

カスタマーレビュー

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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    問題提起が中心、どうするかを考えるのはこれからかも
    2026年8月19日に日本でレビュー済み
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    ページ数でいうと600ページ近いうえに、脚注も多いためかなり読むのに苦労しました。

    また、翻訳も妙にひらがなが多く(「かれ」、は「彼」で良いのでは?)、ルビも多いので少し読みずらかったです。

    そういった体裁はさておき。

    ブルシット・ジョブ、つまり「これは意味あるのか疑わしい仕事」に言及し、現在の仕事のあり方に疑問を投げかける一冊です。

    機械化・自動化そして今だと生成AI化が進んで人間の仕事量は少なく、もっと創造的に生きることができるはず…

    なのに、仕事量は減らず、むしろ新たな「仕事」が生まれてしまう現代。

    特定の人間を食わせるために生み出された仕事、それがブルシット・ジョブではないかと個人的には思いました。

    そして、似た言葉で̪̪シット・ジョブ、つまり「しんどくて世の中に不可欠だけど割に合わない仕事」が冷遇されている点についても指摘しています。

    ただ、本書自身で述べられている通り、問題提起が中心で、「どうやって解決していけばよいか」にはあまり言及されていません。

    とは言え、何となく我々が「これって意味ある?」と考えていた仕事・職種を、見事に言語化した点は秀逸です。

    これからの働き方について考察する際にも参考にしたい一冊です。

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  • 星5つ中4つ
    長編。でも後半が面白い!
    2022年3月29日に日本でレビュー済み
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    まずボリュームがある。前半のブルシットジョブの定義はかなり長くて疲れた。また読んでると暗い気持ちにもなるので、途中で何度も辞めようとした。文章も難しいし。

    が、第6章からめちゃめちゃ面白くなった。そこからは一気に読んでしまった。

    なんと言うか、そんな視点からの分析もあるのかと妙に納得してしまった。

    なにか本当にユースフルなことをしたいと思ったいる方にはお薦めの一冊。

    29人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    JTC勤務ではない人は読んでみては?
    2024年8月29日に日本でレビュー済み
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    ブルシットジョブの概要について理解できた。

    ただ、解決策がそれほど示されているとは言えない。

    現象に名前を付けるだけで、世界は変わるのか。

    23人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中3つ
    面白かった
    2026年3月15日に日本でレビュー済み
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    お客さんに勧められて購入。

    3人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    仕事の意味と仕事の価値
    2024年11月12日に日本でレビュー済み
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    ◆本の概要

    文化人類学者のDavid Rolfe Graeber氏による、ブルシット・ジョブ = 偽りの仕事について書かれた一冊。

    ◆結論/要約

    - ブルシット・ジョブとは無意味で不必要で有害であるにも関わらず、意味があるように偽る必要のある仕事。

    - 人は利益や効率などの経済合理性だけで動いてはいない。

    - 無意味な仕事の強制は人の尊厳を傷つけ、存在理由を失わせる精神的暴力。

    - 無駄を増やすほど利益が増える詐欺的な金融部門の成長と、それに追随する社会構造がブルシット・ジョブを生んでいる。

    - "社会的貢献度 = 諸価値"の高い仕事ほど"報酬 = 価値"が低い傾向にあり、その背景には神学的労働観がある。

    - 仕事は生活の手段から生きる目的そのものになった。

    - ベーシックインカム制度化では仕事を強制されることは無くなり、人の役に立たない仕事は選択されなくなり、有意義な仕事と真に自由な社会がもたらされる。

    ◆主な主張/要点

    - 生産的でも社会的でもない無駄で無意味な仕事が数多く存在する。

    - ブルシット・ジョブとは消えて無くなっても全く影響のない仕事。

    - 犯罪のように有害なものがブルシットというわけではない。ブルシットは嘘・不正直・デタラメという意味。

    - 取り繕いの必要やその自覚のない王様などの権力者もブルシット・ジョブとは違う。

    - ブルシット・ジョブとは被雇用者本人でさえ正当化できないほど完全に無意味で不必要で有害な雇用の形態で、それに意味があるように取り繕う必要を感じる仕事。

    - 薄給で重労働のような割に合わない仕事 = シット・ジョブはブルシット・ジョブと混同されるが、それらの性質はむしろ真逆。

    - 社会主義下では無意味な仕事が存在したが、経済合理的で効率的なはずの資本主義下で無意味な仕事があるのは何故か。

    - ブルシット・ジョブの分類5つ:

    1. 取り巻き: 誰かを偉そうに見せたり偉そうな気分を味わわせるためだけに存在する仕事。

    2. 脅し屋: 相手に利益がなく、人を怖がらせたり脅迫的な役割のある仕事。

    3. 尻拭い: 無駄に増やされた仕事や失敗の後始末をする仕事。

    4. 書類穴埋め人: 実際にはやっていないことをやっているように見せるための仕事。

    5. タスクマスター: 他人への仕事の割り振りやブルシット・ジョブを生み出す仕事。

    - 実際はそうでなくても社会的価値があると盲信されている場合はブルシット・ジョブではない。

    - ブルシット・ジョブを苦痛と感じるのは無目的で虚偽であるから。

    - 人は合理的な経済人ではなく、経済的利益や効率だけで動いてはいない。

    - 人は宝くじが当たろうと刑務所の中だろうと仕事を欲しがる。

    - 人には社会的な繋がりが必要で、仕事によって自尊心を満たすことができる。

    - ブルシット・ジョブとは不自由を強制される奴隷と同じ。

    - 強制される演技的な仕事は奴隷や囚人のような非自由人と同じ。

    - 無意味な仕事を強いられることは屈辱であり、自分は社会の役に立っていないと感じ自尊心を失う。

    - 社会に意味のある影響を与えることができないと人は存在理由を失う。

    - 従来、無意味な仕事は女性に押し付けられてきた。

    - 雇用者が労働者の時間を買い取る労働体系になったことで、余剰時間に無意味な仕事を強要するようになった。これは奴隷制度と類似性がある。

    - 清く正しくあるというピューリタニズムの影響。

    - ブルシット・ジョブは目的がなく宗教的で精神的な儀式に近い。

    - ブルシット・ジョブを上手く利用して有意義な生活を送る人も存在する。目的と意味を見出すことは可能。

    - ブルシット・ジョブは尊厳を傷つけ精神的健康に影響を及ぼす。魂を破壊する精神的暴力。

    - 現行の経済制度がナンセンスを生み出している。

    - 無から有を生み出すような本質的価値のない詐欺的なビジネスが多い金融業界の成長がブルシット・ジョブを増加させている。

    - 経済合理性・経済効率に基づいて生み出されるブルシット・ジョブ。

    - ブルシット・ジョブを考える上で個人的次元、経済的と社会的次元・政治的と文化的次元を個別の原因として扱うのは間違っており、それぞれが複雑に影響している。

    - オバマ政権下では雇用創出のためだけに無意味な仕事が生み出されていた。

    - 分業と専門家によって生み出される無意味な仕事。

    - 政府の規制だけが原因ではないし、資本主義や自由主義がブルシット・ジョブを生まないわけではない。

    - 金融業界には詐欺的だと理解した上でなされている仕事が多いためブルシット・ジョブが多い。

    - 詐欺的な仕事と解った上で行われている仕事にそれを抑制しようとする力は働かない。

    - 不必要な手続きを増やして手数料を取るなど、非効率なほど利益が増えるビジネスやシステム。役職などにも当てはまる。

    - 寄付・ボランティア・マインドフルネスなど偽りの儀式。

    - 仕事をしているふりの管理職を含め誰も全体を俯瞰できていない。

    - 生産性よりも既得権益を守るための封建主義的構造。

    - 産業資本主義による効率化、それによってヒエラルキー的構造が強化された。

    - 多くのブルシット・ジョブが金融部門と無意味なエグゼクティブ階級から生み出される。

    - 社内の意識を高めるためのインターナルマーケティングの周囲にブルシット・ジョブが多く配置される。

    - 労働の価値とは社会的価値があるかどうか。

    - 社会的価値と報酬 = 経済的価値は相反し真逆に働く。その共通認識がある。

    - 市場は価値を正しく評価できない。

    - 比較できる価値 = 経済的価値と比較できない諸価値 = 社会的価値の混同。

    - 社会的価値は社会的な繋がりでもある。

    - 報酬1ドル辺りの業種職業別の社会的貢献度(ドル): 医療従事者+9、金融-1.8、研究者+9、教師+1、エンジニア+0.2、コンサルタント・IT専門家+0、弁護士-0.2、マーケティング専門家-0.3、マネージャー-0.8、金融部門-0.5

    - 給与1£あたりの社会的価値産出度(£): シティの銀行家-7、広告担当役員-11.5、税理士-11.2、病院の清掃員+10、リサイクル業の労働者+12、保育士+7

    - 他者のためであればあるほど受け取る報酬が少なくなる傾向にある。

    - 社会的便益の大きい仕事はその行為自体に価値があるため、多くの報酬を受け取るべきでないという倒錯した平等主義。

    - 歴史的に労働は神聖で高貴なものであり、人は働くことによって己を完成できるという神学的な労働観がある。

    - 労働は神聖なものという大衆的プロテスタンティズム。

    - 労働価値説が廃れ資本家が富の生産者になった。資本こそが富と繁栄を生む。

    - 生産したものではなく消費したもので自分を定義する、生産主義から消費主義への移行。

    - 職業がその人のアイデンティティになり、仕事は生活するための手段から生きる目的そのもになった。

    - 仕事こそが幸福であり、働いて人としての使命を果たすことができないことが最大の不幸。

    - 道徳羨望、謙虚さの不足を自覚している人への挑戦。

    - 労働階級とは違うリベラルエリートという社会的影響力の強い新しい貴族階級。

    - 労働の自動化は効率化と同時に別の非効率を生み出すためブルシット・ジョブの解決策にならない。

    - 教育や医療のようなケアリング部門の諸価値を価値の論理に包括する必要がある。

    - 家事労働賃金運動によるケアリングの価値化。

    - 補助金・給付金は非効率な仕事を増やし逆にブルシット・ジョブを生む。

    - ベーシックインカム制度化では生活が保障されるため支配や強制による仕事がなくなる。

    - ベーシックインカム制度化ではブルシット・ジョブをする理由がなくなる。

    - 生活のために働く必要がなくても人が働かなくなることはない。

    - お金に余裕あると人の役に立たない無意味な仕事を選ぶことは考えられない。

    - ベーシックインカムで生活が保障されると本当に自由な社会が訪れる。

    ◆疑問点/批判点

    - インタビューを受ける登場人物が自分の経験したブルシット・ジョブについて語る時に、いくらかバイアスがかかっているように見える。自分の仕事が評価されなかったり、社内で居場所がなかったりしたことを僻み、本来は意味のある仕事に対しても勝手にブルシット・ジョブ認定して、自己正当化しようとしている人も中にはいるだろう。その仕事に意味があるかないかは主観的であると序盤に書いてある通りなのではあるが。

    ◆まとめ/感想

    無駄な仕事 = ブルシット・ジョブについて書かれた本ではあるが、実際には仕事とは何か・人にとって働く意味とはなど哲学的な考察を多分に含んでおり、改めてどのように仕事に向き合いたいかに気づかされた。

    ブルシット・ジョブとは単純に非効率で無意味な仕事や、政治家や中間搾取のような実際は不必要で有害な仕事というだけではなく、それ以上にそれが人の尊厳に対して侮辱的・攻撃的な側面を有しており、その根源には金融部門の経済原理や神学的価値観があるという、労働に対してなんとなく感じていた違和感を見事に説明しており非常に説得力のある主張が展開されている。

    無能な管理職・窓際族・お役所仕事・税金の無駄遣いなどが溢れている日本社会にも当てはまる部分が多く、神学的労働観に関しても日本の労働倫理・ブラック企業・やりがいの搾取などと通ずるところがある。

    特に、忙しいフリ・重要な仕事をしているフリ・自分だけ早く帰れないプレッシャーなど、演技的な部分に関しては欧米よりも日本の方が酷いだろう。

    著者は、政策提言や解決策への言及はしないと前置きしながらも、ベーシックインカム導入によってブルシット・ジョブが存在する理由が無くなると主張しており、生活のためだけに働くことをしなくなることで人の役に立つ = 意味のある仕事だけが残るという。

    更に、仕事は人の存在理由であるため働かない人で溢れることもないとしており、これに関しては私自身や周囲のセミリタイアした人達が何も生み出さない人生に不満を感じたり、結局は仕事に復帰したりと、生き甲斐を模索していることからも痛感している。

    最後は、強制や支配のない状態で働くことこそが自由であるという結論に至っている。

    個人的には、ほとんどの人にとっては自由とそれに伴う責任よりも、与えられた役割と義務に従って責任を放棄する方が何も考えなくてよいので楽に生きれると思う。

    全てが自由で全てを自己責任で選択できる社会では、他者との比較や失敗によるストレスが増すため、日本人のように協調性が高く集団主義的な性格の人達は路頭に迷うかもしれない。

    仕事への向き合い方だけでなく、生きる意味についても考えさせられる良書であった。

    58人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    内容はよかったけど読みづらい
    2024年6月25日に日本でレビュー済み
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    内容はとても良かったのですが、翻訳文が読みづらかったです。

    具体的には、

    ・適時の改行がすくなく、ずっと文章がつづく

    ・文章の途中でかっこ書きの横道文章がはいる

    これが改善されたら読みやすくてもっと頭に入ってくると感じました。

    40人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    高いけど買いです
    2025年6月4日に日本でレビュー済み
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    この本に出会えて良かったです

    自分の周りのブルシットジョブを考えてみたり

    自分の仕事がブルシットジョブになっていないか

    そんなフィルタをかけて物事を捉える瞬間が増えました

    そういう物の見方こそがブルシットジョブかもですけど

    自分の仕事がブルシットジョブに思えてきて憤死しかけました

    嫁の福祉の仕事が崇高に思えてきて今まで以上に嫁に愛を感じました

    28人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中2つ
    論理的に一貫しておらず、雑談ぽい
    2020年9月1日に日本でレビュー済み
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    ①冒頭にデータが取得しにくいとある。しかしそれを考慮しても本全体としてデータが少なすぎる。

    著者に寄せられたインタビューから話を発展させていくことが多いが、そのインタビューがそもそも少し特殊なため、そこから一般論に持ち込まれても説得力にかける。

    ②話したいことが多すぎるのか、各章においても途中でそもそも何が言いたかったのかわからなくなる。こんな側面もあればあんな側面もある。あの側面においてはそもそも~~という様に話の幹が何かわかっていない状態で、枝葉の充足ばかりが続く。従って、結論として何が言いたいのかわからなくなる

    ③訳がひどい。訳者を見てみると、博士課程や、学者が訳を担当したようだ。そのためか訳がとっつきにくいと感じる。下記に例を挙げる。

    1. 指示語(それ、あんな、そのような)が多い

    2. 言い回しが特殊(しばしば、まったく不利益)

    3. 文章中の謎の注釈が多すぎる(弱点ーいわばまさにアキレス腱ーに、)

    4. 文章中の補足の入れ方が気持ち悪い(それでも、〔何もしていないという点で〕最も顕著なのは)

    ブルシットジョブという概念は非常に面白く、面白いところは面白い。会社に背くような内容ということで証言を集めることが大変な中、ここまで証言を集めた著者の功績は素晴らしいが、抽象的な理論に昇華させるのが難しいのかと感じた。

    ただ400ページは長すぎるので、小論を読む程度、もしくは興味のある部分をつまみ読みするのが良いのかと思う。

    53人のユーザーが役に立ったと感じています
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