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ホモ・デウス テクノロジーとサピエンスの未来 (上)(下)巻セット
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著者について

Prof. Yuval Noah Harari (born 1976) is a historian, philosopher and the bestselling author of 'Sapiens: A Brief History of Humankind' (2014); 'Homo Deus: A Brief History of Tomorrow' (2016); '21 Lessons for the 21st Century' (2018); the children's series 'Unstoppable Us' (launched in 2022); and 'Nexus: A Brief History of Information Networks from the Stone Age to AI' (2024). He is also the creator and co-writer of 'Sapiens: A Graphic History': a radical adaptation of 'Sapiens' into a graphic novel series (launched in 2020), which he published together with comics artists David Vandermeulen (co-writer) and Daniel Casanave (illustrator). These books have been translated into 65 languages, with 55 million copies sold, and have been recommended by Barack Obama, Bill Gates, Natalie Portman, Janelle Monáe, Chris Evans and many others. Harari has a PhD in History from the University of Oxford, has been a Lecturer at the Hebrew University of Jerusalem's History department, and is a Distinguished Research Fellow at the University of Cambridge’s Centre for the Study of Existential Risk. Together with his husband, Itzik Yahav, Yuval Noah Harari is the co-founder of Sapienship: a social impact company that advocates for global collaboration, with projects in the realm of education and storytelling.

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中3つ
ハラリ氏の「政治」の現場での限界を垣間見た
2018年9月16日に日本でレビュー済み私より前に、かなり良いレビューをした人がいるので、詳しいレビューをここではしない。それに私は「ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来」、「ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来」に詳しくレビューをしたので参照して欲しい。
全体的に通読というより、読み解いた。非常に示唆に富むかと期待はしたが、残念ながらそうは感じなかった。簡単に言えば、社会を生命体の様に扱いつつも、「複雑系」としての集合的なシステム論に到達し得てない。部分的にはユクスキュルの言う環世界(参照「生物から見た世界 (岩波文庫)」)の視点があるかと思いきや、そこを積極的突破する観点が残念ながら、無い。これは単にハラリ氏の研究不足だろう。
前のレビューの方との違いは、イスラエルの中のしかもユダヤ人のコミュニティいう「政治」に巻き込まれそうになっているハラリ氏の立場を考慮してあげてはどうかという点が私にはあり、その点では同情もあり異論もある。本来のハラリ氏は「共感性羞恥」が強い人なのだろう。ヴィーガンになったことからもうかがえる。それにゲイだ。コミュニティで孤立しやすい環境が横たわっている。だからと言って論点が甘いという点は、前のレビューの方と同感だ。
それに地道な調査が無い。この点も同感だ。アーサー・ケストラーの「ユダヤ人とは誰か―第十三支族・カザール王国の謎」などをイスラエル内で歴史的な実証など無理だろうし(笑)、この本を書くに当たってイスラエル科学財団からの支援を得ている点があり、イスラエルを批判すること自体が不可能な所から、情報発信していることを忘れてはいけない。
そう、ユダヤ人という血統も虚構だ!このことをはっきり言えてない。だがそれもイスラエルという土地柄で仕方がないかもしれない。前著の「サピエンス全史 単行本 (上)(下)セット」で、ジャレド・ダイヤモンドやザッカバーグ、ビル・ゲイツがこの本をなぜ絶賛するのか、をよーく考えてみてほしい。全てユダヤ系だ。これはユダヤ系の分散化したコミュニティの「政治」も絡んだことを考慮するべきだ。ユダヤ系のコミュニティは一枚岩ではなく分散化した形で、<派閥>の様な混沌とした状況が、戦後あたりからずーと続いているなと、推測し考える必要がある。つまり「ユダヤ人という虚構」に嫌気を差している人々も、このユダヤ人のコミュニティ内自体にもいるという「事実」(故・アーサー・ケストラーも含む)だ。だから交流して何らかの「生命保険」をかけておきたいと思って、奔走するハラリ氏が垣間見えるのだ。ある意味可哀そうだが、何等かの圧力に抗いたい思いからか、自らのマイノリティというバイアス係った議論にそれが表れているではないか。
「ユダヤ人も虚構だ」、この点は婉曲的ながらハラリ氏は述べているのだが、恐らくは普通の読者には気づきもしないだろうし、非常に高い知性の方々、特にユダヤ系の人々のみこのメッセージは伝わっていると見えて、資本を持つ人々から絶賛を浴びているのは、このタブーを知っている人々の琴線に触れたからこそなのだ。堀江貴文氏も、池上彰氏もこのことをマスコミには一切述べられてないが、資本家の「政治」に巻き込まれていると思われる。残念だがそうとしか考えられない。例えば堀江貴文氏のライブドア時代の資本のバックアップや入れ知恵をどうやって得ていた点は、今もって謎だろう?池上彰氏も個人的な感想を控えているし、ディープな議論には一切参加していないし、元外務省の作家については言うに及ばずだ。
だからこの本が期待外れと思うのは早計で、寧ろ議論の「限界」を見た、という思いというのが私の正直な感想だ。まあ頑張ったのでは?今後の幸運を祈りたい。
P・S 英語版の次作は、調べた情報の限りでは、いよいよ仏教を引き出し、精神的に「隠居する」構えらしい。庵でも構えるつもりだろうか?
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おもしろくない
2021年5月31日に日本でレビュー済み偏見の塊って感じ
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『非有機系アルゴリズム』であるAIはやがてぼくよりもぼく自身を知り、ぼくより正しく判断するだろう
2019年3月17日に日本でレビュー済みユヴァル・ノア・ハラリの『ホモ・デウス』を読了した。ぼくはアマゾンで殿堂入りするくらいであるからして、屈指の読書家であることを自負しているが、今まで読んだ本でナンバー・ワンの本だった。つまりこれ以上に内容がある本を読んだことがないくらいの衝撃を受けた。
広範な知識から世界の先を読み解く言葉に、何度も何度も何度も唸った。
そして、世界と人間を見る視点が変わったことも意識できた。前作の『サピエンス全史』ではホモ・サピエンスの勝ち得た理由として『想像力』をあげている。そして、ヒトも含めた生物が『有機系アルゴリズム』であり、『有機系アルゴリズム』が成し遂げたことを『非有機系アルゴリズム』であるAIが成し遂げられないとはぼくには思えなくなった。
そして、ヒトが単なるアルゴリズムならば、『自分』と感じているものは何なのか、という疑問にぶち当たる。特に『自分とはこういう存在である』と信じて疑わない人々はこのヒトは単なるアルゴリズムに過ぎない、という事象をどうとらえるのだろうか。
『非有機系アルゴリズム』であるAIはやがてぼくよりもぼく自身を知り、ぼくより正しく判断するだろう。はっきり言って決して間違わなくなるはずだ。その時、ヒトはどう世界の中で位置づけられるのだろう。
正に今、アメリカと中国で競い合っている『5G』覇権の先にはすぐにその世界がやってくるだろう。そんな中で、日本の政府は統計の基礎もいじり、ごまかし続けている姿勢を世界にリアルタイムで発信し続けている。そんな人間が統制している日本にビッグデータの覇権を握れるわけもなく、唯一の希望分野であるブロックチェーンの意味も勉強中という。そんな恥を発信し続けている。
本日ぼくの初孫が誕生したのだが、ぼくの孫が生きる世界はぼくらの時代とはかけ離れた超絶な世界になるだろう。そんな時代に備えて、彼らは何を学んで備えるべきなのか、を考え続けながら読んでいた。学んだことがどんどん古く役立たなくなる、そんな時代が来るだろう。それを確信させてくれる一冊だった。
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