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本居宣長『古事記伝』を読む 1 (講談社選書メチエ 461)
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最初から最後まですべて読む画期的試み!
誰もがその名は知っている本居宣長の大著『古事記伝』。しかし、全巻読み通した人はほとんどいないといっていいだろう。つまみ食い的に読んで彼の思想を語る前に、まず、細部まで精緻に読み抜こうではないか。とはいえ、宣長の注解は多岐・厖大にわたり、簡単に読み切れるものではない。本書は、現代の代表的『古事記』研究者が、その責任において、徹底的に、かつわかりやすく『古事記伝』全44巻を読み解いていく画期的なシリーズである。そこに浮かび上がってくる宣長の無類のおもしろさ、そして思想の核心とは──。
- 本の長さ226ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2010/3/11
- 寸法13 x 1.4 x 18.8 cm
- ISBN-104062584611
- ISBN-13978-4062584616
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登録情報
- 出版社 : 講談社
- 発売日 : 2010/3/11
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 226ページ
- ISBN-10 : 4062584611
- ISBN-13 : 978-4062584616
- 商品の重量 : 263 g
- 寸法 : 13 x 1.4 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 200,150位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について

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関連書籍
カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
「古事記伝」を読むで楽しめます
2010年3月15日に日本でレビュー済み本が出たばかりでしたがすぐに購入しました。筑摩書房の本居宣長全集の第9巻から第12巻までの古事記伝を読むようになっていましたが、この本は一なので全四十四巻の十巻まででした。大変読み易く書かれてあり、本居宣長の思想に近ずくことができると思います。
なかなか古事記だけで満足せず、古事記伝を読みたいが、岩波文庫版は版が古く文字が読みにくい、筑摩書房版はなかなか入手し難いなどがありますが興味があったら一読するのも面白いと思います。購入からは「アッ」言う間に読める感じでした。
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これまでの古事記研究批判の書でもある
2020年10月18日に日本でレビュー済み古事記伝全44巻の内容を丹念に読み解いている。
全4巻のうちの第1巻では、古事記伝の第2巻から10巻までをカバーしている。
著者によれば、実際に古事記伝を全て読み通した人はほとんどいないという。
さらに、本居宣長について語る人々について、古事記伝から自分の考えに都合のいい部分だけを抜き出しているだけだと痛烈に批判している。
また、古事記自体についても、多くの研究者がきちんと読んでいない、読むことができないとまで書いている。
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対象としている読者が見えない
2010年3月29日に日本でレビュー済み本居宣長の『古事記伝』の解説書です。この本はシリーズの一冊目で『古事記伝』の全四十四巻のうち一之巻から十之巻までが対象です。最初に『古事記伝』に従った『古事記』の読み下し文を示して、次に『古事記伝』を引用しながら著者が解説しています。本居宣長が現代の学者以上に論理的、分析的に『古事記』を研究していたことに驚かされました。
この本の文体が「ですます」体なのは広い読者を想定したのだと思いますが、それならば、専門家以外でも読めるようにもう少しルビを増やして欲しかったと思います。大学の国文科で上代文学を専攻した人が対象なのでしょうか。専門家には常識なのかもしれませんが、一般の漢和辞典では「訓み方」がわからない文字がかなりありました。
また、あとがきに「読むことに徹して」とありますが、その割には著者の意見と他の研究者への批判がたくさん入っています。また、自著を読むように勧める紹介が所々にあるのも気になりました。分野は異なりますが学術論文を書くことがありますのでその気持ちは理解しますが、一般の研究者向きの総説(レビュー)を書くときには、個人的に容認しがたい学説であっても査読を通っているものなら紹介しますし、長々と反論したりなどしません。大野晋さんの説への長い反論は研究者向きの本に書くべきことで、この本の読者の関心外と思いました。
ちょうどこれから『古事記伝』を読もうと思っていたので、本書を手に取りました。『古事記伝』を参照しながらのほうが良かったかもしれませんし、むしろ、そちらを先に読んでからのほうが良かったと思います。シリーズの二冊目は専門の研究者でなくても読めるようにルビを増やしていただきたいし、一般の読者のために広い意見を紹介していただきたいと思います。この本は失礼ながら、対象としている読者がはっきりしていないと感じました。
〔追記〕
この本を読んだあとに、溝口睦子さんの『アマテラスの誕生』を読みました。本居宣長の『古事記伝』とは離れますが、『古事記』や『日本書紀』に興味がある方にはそちらを併せて読まれることをお勧めしたいと思います。記紀や神話の成立に関して、有益な知識がたくさん得られました。そちらの本の著者は、広く学説を紹介していますし、読み方も丹念で、考察も深いと感じました。研究者のあるべき態度です。
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今後に期待
2010年5月14日に日本でレビュー済み「読み通したことのある人はこの世にほとんどいない歴史的大著。それが『古事記伝』だ」とあるが、肝心なことは『古事記伝』を理解したかどうかだろう。
本書では禍津日神も登場するが、本居宣長の重要なテーマのひとつである悪神の存在について、わかりやすく解説されているとは思えない。「読む」ということは「理解する」「感じる」ことであり、解説なら読者が理解し得る「別な例」や「違う表現」「異なる言葉」でその真意を伝えて意味がある。
「神勅のしるし有て、現に違はせ給はざるを以て、神代の古伝説の、虚偽ならざることをもしるべく」は「玉くしげ」であるが、「現に違はせ給はざる」を丁寧に解説してくれるだろうか。
山本夏彦に酷評された小林秀雄『本居宣長』はとにかく引用が多かった。そして「(宣長は)・・というのである」というような言い回しばかりで、解説になっていないことは読者ならすぐに気付くのである。残念ながら、本書もこれにきわめて近い。続巻以降に期待したい。
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