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  • 湯殿山の哲学: 修験と花と存在と

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湯殿山の哲学: 修験と花と存在と

5つ星のうち4.7 (5)

修験の山の奥の奥、その最深部に秘された信とは何か。本尊の懐の地を出自とする著者が、はるか西洋中世哲学の回廊を旅した果てに、再びこの問いに戻ってきた。厳密な論理の畑を耕すときも、湯殿山はいつも「私」に呼びかけていた、風のように、存在のように。
香山リカ氏評──
「湯殿山は花だ。存在の花なのである」と、この書の最後に山内さんは記す。西洋哲学で言われる〈存在〉は一般的で抽象的だが、湯殿山の近隣で生まれ育ち、ごくあたりまえにその研究を続けてきた著者にとっての〈存在〉は、もっとやさしげではかなげで、この世界にふたりとない〈私〉をそっと成り立たせるものだ。それを山内さんは「花」と呼んだ。湯殿山とスコラ哲学の上に、そしてそのあわいにたゆたう〈私〉の上にも、途切れることなく花がふりつむ…。これぞ山内哲学の到達点なのではないだろうか。
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商品の説明

著者について

1957年生まれ. 専攻, 中世哲学. 東京大学大学院博士課程単位取得. 新潟大学人文学部教授を経て, 現在, 慶應義塾大学文学部教授. 著書に, 『普遍論争──近代の源流としての』(哲学書房, 1992), 『天使の記号学』(岩波書店, 2001), 『ライプニッツ──なぜ私は世界にひとりしかいないのか』(NHK出版, 2003), 『笑いと哲学の微妙な関係──25のコメディーと古典朗読つき哲学饗宴』(哲学書房, 2005),『〈冗長さ〉が大切です』(岩波書店, 2007), 『〈つまづき〉の中の哲学』(NHK出版, 2007), 『存在の一義性を求めて──ドゥンス・スコトゥスと13世紀の〈知〉の革命』(岩波書店, 2011),『「誤読」の哲学──ドゥルーズ、フーコーから中世哲学へ』(青土社, 2013), 『小さな倫理学入門』(慶應義塾大学出版会, 2015),『感じるスコラ哲学 存在と神を味わった中世』(慶應義塾大学出版会, 2016)ほかがある.

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ぷねうま舎
  • 発売日 ‏ : ‎ 2017/7/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4906791719
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4906791712
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 360 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.6 x 2 x 19.5 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 832,041位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.7 (5)

著者について

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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    生きてきたことを慈しみ考え直すことに道があることを教えられた
    2021年4月29日に日本でレビュー済み
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    湯殿山麓の山村に連綿と続いている暮らしを通じて、人の生き方の術、信仰、自然との関わり方、数百年におよぶ伝統と歴史について、その意義と意味について教えられ考えさせられた。哲学とは衒学的なものではなく、身近な自己の生の中にある不可思議で未知なものに興味を持ち考え抜くことである、と教えられた気がする。文学的な表現を駆使した文体に魅了された。この本を読んだ後に、月山と湯殿山に寒河江川の法から登ってみたいと思っている。近いうちに実現させたあとに、もう一度この本を読んでみる積もりである。

    7人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中5つ
    湯殿山の哲学
    2021年10月7日に日本でレビュー済み
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    以前とても感銘を受けた方が書かれた本を書かれた方で、その方の集大成が買えて、とても嬉しい限りです。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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