無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
著者をフォローする
OK
ハイファに戻って/太陽の男たち (河出文庫 カ 3-1)
購入オプションとあわせ買い
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2017/6/6
- 寸法10.5 x 1.2 x 14.9 cm
- ISBN-104309464467
- ISBN-13978-4309464466
よく一緒に購入されている商品

この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
出版社より
商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社
- 発売日 : 2017/6/6
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 296ページ
- ISBN-10 : 4309464467
- ISBN-13 : 978-4309464466
- 商品の重量 : 1 g
- 寸法 : 10.5 x 1.2 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 85,240位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。
カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
素晴らしい
2025年11月26日に日本でレビュー済み"エルサレムを経由して車がハイファの丘陵に着いた時、サイード・Sは何かが自分をおし黙らせるのを感じた。彼は口を閉ざした。哀しみが内部にこみ上げ、一瞬、帰ろうという想いが彼を誘った"1972年発表の本書はパレスチナ問題の過酷な真実に迫る7篇。良作。
個人的には主宰する読書会の課題図書として手にとりました。
さて、そんな本書は現代パレスチナを代表する小説家、ジャーナリストであり、36歳の若さで自動車に仕掛けられた爆弾により暗殺された事でも知られる著者の遺稿集から表題作の2つの中編『ハイファに戻って』『太陽の男たち』と5つの短編を取り上げた一冊なのですが。
やはり表題作、イスラエルが建国された年、イスラエル軍から攻撃されたハイファから命からがら逃げ延びた夫婦が残してきてしまった息子を探して20年ぶりにハイファの家に戻ってくる『ハイファに戻って』また、それぞれのっぴきならぬ事情に迫られる3人のパレスチナ難民がイラクのバスラからクウェイトへ空のタンクに潜んで密入国をはかる『太陽の男たち』は、それぞれ読み応えがあって、パレスチナ問題の複雑さとあらためて向き合わされる読後感でした。
また、それ以外の短編の中でも『悲しいオレンジの実る土地』イスラエル建国の一ヶ月前に発生したデイルヤーシン村民の虐殺事件に端を発したパニック的なパレスチナ人の避難を描いた作品は描写も含めて不穏さも含めて素晴らしく、印象的でした。
パレスチナ問題に関心がある全ての方にオススメ。
2人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中5つ
難しかった
2025年1月21日に日本でレビュー済み私は、道に迷ってる人につたない英語で話かけたら、友達になった方が、実は難民で無国籍なパレスチナ人と後から、知りました。知った時は、びっくりしましたが、そうなんだ、という感じでした。
けど、友達の国の歴史が知りたく、おすすめと、きき、読みました。ただ、何も、言えません。
これは、小説です。確かに、本当にあるかも、事実の事もあるかも知れません。
けど、本当のパレスチナ人亡命者、あと滞在数ヶ月の友が、うまれて、家、財産、故郷、友達とかまじかに失われたはなしは、こんなんじゃない!確かに、この本は、素晴らしかったとおもうけど、日本人も、もっと、世界に目を向けるべきだと思う。平和ボケしてる。お金の支援も大切かもしれないけど、友達と付き合ってわかった。文化の違いで喧嘩もするけど、わたしは、今の生活から、見直して、贅沢だったんだ、幸せだったんだと考え直し、心から、自分がやれる事から、やればいいんだと気付かされた。
7人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中4つ
世界中に難民がいる!
2017年9月24日に日本でレビュー済み著者G. カナファーニーは1936年、イギリス委任統治下のパレスチナ生まれ。1948年のイスラエル建国時、カナファーニーが住んでいた村はユダヤ人軍事組織の虐殺にあうが、一家はシリアに逃れ生き延びる。パレスチナ難民救済機関の学校教員などを経て、反体制メディアに職を得る。その後、パレスチナ解放人民戦線(Popular Front for the Liberation of Palestine)の報道官となる。イスラエルによる暗殺の標的とされ、1972年7月、自動車に仕掛けられた爆弾で享年36の生涯を終える。
訳者・奴田原睦明による巻末解説に、「パレスチナ問題」に関する文章が11頁に渡って引用されている。無名のパレスチナ人によるもので、祖国を失ったパレスチナ難民が民族解放運動に身を委ねる姿が描かれている。本書の読者は作品の時代背景を知るために、先ずこれを読むべきかと思う。収められた7つの短編作品に通底するパレスチナ問題に関する知識と理解がないと、著者カナファーニーの心の叫びを聴きとることは難しい。以下に、標題として掲げられている2つの作品について概観する。
『ハイファに戻って』は、1948年、イギリス軍によりハイファを突如強制的に逐われたパレスチナ人夫婦の物語である。生後5ヶ月幼子を残したまま立ち去らざるを得なかった夫婦が、20年の時を経て昔住んでいた家を訪ねる。変わらない佇まいの我が家が存在し、アウシュヴィッツを逃れたポーランドからの移民が住んでいた。生き別れた我が子はその移民に育てられ、今はパレスチナ人を制圧するイスラエル軍の兵士となっていた。「人間はそれ自体が問題を体現している存在である」として、親子それぞれが現在置かれている立場、祖国を肯定せざるを得ないことに思い至り、夫婦はその場を去る。
『太陽の男たち』では、イラクのバスラからクウェイトへ密入国を図る3人のパレスチナ難民の姿が描かれる。密入国請負人に大金を積んで、大型給水車で灼熱の砂漠を通り抜けて国境突破を図る。国境の検問所を通過するとき、3人は空の水槽タンクに身を潜ませる。しかし、運転手と国境警備兵のたわいない世間話が長引いたため、タンクの中の密入国者は絶命する。世代の異なる3人の難民の人生が、現実感をもって描かれている。運転手によって砂漠に遺棄される3人の遺体が痛ましい。
難民という姿をした人間が、人間としての尊厳をもって生きるぎりぎりの生活が展開され、読む者の心を強く揺さぶる。突然侵入してきた異分子、異邦人によって、住民は平和な日常生活を奪われる。戦争で奪われるのは、土地、住居、仕事、自由、権利、…。これらを奪われた人たちは難民となり、収容所に閉じ込められる。現在も、世界各地の戦争、武力紛争が多くの難民を生みだしている。生活の場を奪われ、展望なき生活を強いられた難民は、よりよい生活を求めて地球上を移動する。人間の歴史は戦争の歴史であるとともに、難民の歴史といえるかも知れない。国際連合、各国政府は、現在難民として苦しむ人たちの想いを共有し、世界各地の難民救済に本腰を入れて取り組むべきと思い至る。
63人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中5つ
文学が到達した一つの最高地点
2024年8月18日に日本でレビュー済み7つの作品が収められています。「太陽の男たち」と「ハイファに戻って」が中編で、残り5つは短編です。
すべてにコメントすると大変なので、「ハイファに戻って」のみ書きます。
生後五ヶ月の息子を残して、やむを得ずハイファから逃れた夫婦が、20年後に訪れた我が家にいたのは、生みの親より育ての親を選ぶ息子。しかも、相手(育ての親)はポーランドから来たユダヤ人。なんだか、韓国ドラマにありそうな凄い設定です。
物語のクライマックスは、やはり後半の父親と息子のやりとりでしょう。息子の次の言葉は非常に意味深です。「人間は結局、それ自体が問題を体現している存在なのです」とあります。
アウシュビッツで地獄を生き延びたユダヤ人と、そのユダヤ人に長年慣れ親しんだ土地を奪われたパレスチナ人。私たち日本人には想像できない世界です。ただ、沖縄で先の大戦を経験した人なら共感できるのかも知れません。(勿論、広島・長崎の被爆地の方や東京大空襲を体験された方も)
何れにしても、この作家が36歳の若さで暗殺されてしまったのは、世界の文學界にとって大変な損失でした。
12人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中5つ
「歴史の解説書」の隙間を埋めてくれました
2024年4月12日に日本でレビュー済み「最初のナクバ」からの繰り返される集団虐殺や軍事侵攻、止まない違法な入植村建設は、解説書、動画、ニュースなどで「事実を確認」できます。私自身は、そうしたものに触れても、なぜあそこまで執拗に「そこに住んでいる人びとを傷つけ続けられるのか」については「理解のとっかかりが見つからない」もどかしさを持っていました。
昨年(2023年)末に、岡教授の渾身の解説に触れ、自分の認識の、あえて言えば「甘さ」を溶かしてもらうような感覚がありました。
その上で、この本はまるで「空調完備のスタジオからご高説をたれる先進国のニュースメディア」ではなく、「何人ものジャーナリストが殺されても、現場から発信を続けるアルジャジーラ」のように、「本当はそこで何が起きているか」「そこには何があるのか」を表現しているように感じます。
アラビア語の文体がどんなものかは知りませんが、彼の文章は正面から近づいてきて、気がつくとその濃密な世界に逃げようもなくとらえられてしまう感覚です。
もともと「活字に触れ」ることに抵抗はないものの、小説・フィクションには食指が動かない方で、「今はこの本を読まねば」という半ば義務感で読書を開始しました。
そんな、本読みとしては拙い私ですが、読むにつれて「苦しい」のに「目を離せない」状態へと落ちていった次第です。
「読書家」ではないこんなわたしの感想が、あなたの「じゃあ読んでみようか」につながれば幸いです。
27人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中5つ
頭の整理がまだ
2024年4月26日に日本でレビュー済み出来ません
多分このまま、ずっと。
素晴らしい文体にも圧倒されています。
7人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中5つ
憎悪とは別の闘志
2023年3月19日に日本でレビュー済み1987年、出版されるとすぐに購入して読んだ広河隆一の『パレスチナ』(岩波新書)に、カナファーニーの名があったが、線を引っ張ったまま忘れてしまっていた。パソコンもネットもなく、ググることもできなかった時代の話。
2009年にE・サイードの『パレスチナとは何か』(岩波現代文庫)を読んだ時も、カナファーニーの名は記憶に残らなかった。パソコンもネットも使っていたのに・・・
2023年の今年、やっとカナファーニーに出会えたのは、後輩からのショートメールのおかげ。「ちなみに去年一番良かったのは、ガッサーン・カナファーニーの『ハイファに戻って/太陽の男たち』です。ご存知ですか?」
4月から休職して大学院に進むという向学心旺盛な人物です。早速河出文庫版をゲットして読みました。
1972年(といえば"ミュンヘン”の年)に36歳でテロによって爆殺された著者の、1962年~1969年の作品が集められた短・中篇集です。表題の中篇2作品がいいです。
『太陽の男たち』は映画化されたものを見た記憶がなぜかあって、虚偽記憶かも・・・。
『ハイファに戻って』は、こちらこそ映画化してほしい。そのままシナリオになりそうな出来の佳作です。
自分ごときにパレスチナ問題もユダヤ人問題も語る力はないけれど、”パレスチナのスピルバーグ”が現れてほしいと切に思います。
19人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する - 星5つ中4つ
読んでみるべき作品
2019年10月23日に日本でレビュー済み難民や難民キャンプなど普段我々が知り得ない境遇における物語が多い。なので多少の想像力は必要であるが、全体として読みやすく興味深い。
特に"悲しいオレンジ"がよい。戦争によって難民となり財産や仕事を失った父親がせっかく家族無事で生き残ったのに、というか生き残れたからこそ、今度は家族をろくに養うこともできない現実に苦しめられていくなど、そこには我々と同じ生活の悩みがあり、それを無視して難民かわいそー、といった安易な描かれ方がされていないのが特によい。パレスチナというと何かと宗教色で語られてしまいがちだが、やはりそこには生きた人間の生活があり、それが脅かされるから戦争なりテロなりが行われ難民が発生する。結局は宗教や思想ではない。土地と権益の問題なのだな、と考えさせられた。
10人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
キャンセル報告する








