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  • VTuber学

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VTuber学

5つ星のうち4.4 (72)

VTuberは,インターネットとコンテンツが連綿と紡いできた文化的,社会的,産業的な試行錯誤による蓄積の結節点にいる存在である.そこからは,情報社会が進展するにつれて現れてきた可能性や課題,多層的な問いを取り出すことができる.気鋭の執筆者陣が,様々な角度からVTuberについて考えるための視座を提供する.


第0章 『VTuber学』をはじめよう……………岡本 健

第I部 VTuberことはじめ
第1章 VTuberの歴史――VRニュースサイト「PANORA」運営者の視点から……………広田 稔
 コラム1 Activ8株式会社代表取締役 大坂武史氏へのインタビュー
第2章 VTuber企業のビジネスモデルと社会的広がり――ANYCOLORとカバーを中心に……………吉川 慧
 コラム2 カバー株式会社CEO 谷郷元昭氏へのインタビュー
第3章 VTuberのエンターテイメント性を考える……………草野 虹
 コラム3 Bravegroup代表取締役 野口圭登氏へのインタビュー
第4章 すべてがVになる――VTuber現象が人類の魂を解き放つ……………バーチャル美少女ねむ

第II部 調査編
第5章 VTuber学入門――どのようにVTuberを調査・研究していくのか……………岡本 健
 コラム4 作家 塗田一帆氏へのインタビュー
第6章 メタVTuberコンテンツの表象文化研究――「匿名性」「有名性」「声」「ジェンダー」から考える……………関根麻里恵
 コラム5 「一生てぇてぇしといてもろて」の探求……………宇野颯樹
第7章 当事者の声をとらえる――「バ美肉」実践者へのアンケート・インタビュー調査……………リュドミラ・ブレディキナ
 コラム6 VTuberコラボイベント調査レポート……………船富未来
第8章 重なり合うアバターたち――VRChatにおけるアバター/ユーザー関係の諸相……………池山草馬
 コラム7 VTuberの図書館活用……………高倉暁大

第III部 理論編
第9章 「VTuber」とはいかなる存在者か……………山野弘樹
第10章 実在する配信者としてのVTuber……………篠崎大河
第11章 人格(ペルソナ)としてのVTuber……………富山 豊
第12章 フィクショナル・キャラクターとしてのVTuber……………松本大輝
第13章 「身体」と「魂」としてのVTuber……………本間裕之

おわりに……………岡本 健
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商品の説明

著者について

山野弘樹(やまの ひろき)
東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程在籍.2017年,上智大学文学部史学科卒業.2019年,東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻修士課程修了.修士(哲学).ポール・リクールの研究に取り組むとともに「VTuberの哲学」という新たな学問分野の立ち上げに挑む.著書に『独学の思考法』(2022年,講談社),『VTuberの哲学』(2024年,春秋社)がある.

岡本 健(おかもと たけし)
1983年奈良県生まれ.近畿大学総合社会学部/情報学研究所教授.VTuber「ゾンビ先生」の中の人でもある.2012年3月に北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院観光創造専攻を修了.博士(観光学).著書に『ゾンビ学』(2017年,人文書院),『アニメ聖地巡礼の観光社会学』(2018年,法律文化社)などがある.

吉川 慧(よしかわ けい)
インタビュアー/ライター/文化ジャーナリスト.東京中華学校講師,ドワンゴなどを経て,ハフポスト日本版,BuzzFeed Japan,Business Insider Japanで記者・編集者を歴任.現在はフリーランスとして雑誌,ウェブメディアなどに寄稿.VTuberをはじめ,古今東西のエンターテインメントやビジネスについて取材.関心領域はカルチャー×歴史×ビジネス.

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0DBZ3QP7J
  • 出版社 ‏ : ‎ 岩波書店
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/8/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 19.8 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 454ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 78,869位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 (72)

著者について

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岡本 健
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岡本 健(おかもと たけし)

近畿大学 総合社会学部 准教授

専門は観光社会学、コンテンツツーリズム学、メディア・コンテンツ論、ゾンビ学

アニメ聖地巡礼、ゾンビ、ゲームを中心に、

広く、メディア、コンテンツ、ツーリズムの

研究を進めている。

2007年 北海道大学 文学部卒業(専攻:認知心理学)

2009年 北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻 修士課程修了(修士:観光学)

2012年 北海道大学大学院 国際広報メディア・観光学院 観光創造専攻 博士後期課程修了(博士:観光学)

2012年 京都文教大学 総合社会学部 文化人類学科 特任(任期付)講師(2012年4月~2013年3月)

2013年 奈良県立大学 地域創造学部 専任講師(2013年4月~2015年3月)

2015年 奈良県立大学 地域創造学部 准教授(2015年4月~2019年3月)

2019年 近畿大学 総合社会学部 准教授(2019年4月~)

2022年 近畿大学 情報学研究所 ICT教育部門(2022年4月~)

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
72グローバルレーティング

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    理論編が特に面白い
    2025年10月13日に日本でレビュー済み
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    VTuber についての初の学術書、と言ってもとても読みやすく書いてある。特に「第Ⅲ部 理論編」

    第9章 「VTuber」とはいかなる存在者か……………山野弘樹

     第10章 実在する配信者としてのVTuber……………篠崎大河

     第11章 人格(ペルソナ)としてのVTuber……………富山 豊

     第12章 フィクショナル・キャラクターとしてのVTuber……………松本大輝

     第13章 「身体」と「魂」としてのVTuber……………本間裕之

    はアイデンティティをやっている人たちにも必読

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  • 星5つ中4つ
    わかりやすかった!
    2025年1月20日に日本でレビュー済み
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    "本書は執筆者たちが大上段に構えて『Vtuberとはこうなのだ!』と上から目線で偉そうに語るものではない(中略)これを使って何をするか、ここからどう拡げていくか、何を積み重ねていくか、それは読者の皆さんにかかっている"2024年発刊の本書はVtuberを様々な角度から研究、キッカケとなる良書。⁣

    個人的にはメタバース芸大RESTのテキストとして手にとりました。⁣

    さて、そんな本書は3人の編集者による『Vtuberを様々な角度から研究するための本を作ろう』というアイデアに共感した17人の執筆者やインタビューイーにより成立した一冊で。全三部構成。第一部は『Vtuberことはじめ』とし、Vtuber全体の歴史や"にじさんじ"ANYCOLOR社、"ホロライブ"カバー社を中心としたビジネスモデルなどを。第二部は『調査編』としてフィールドワーク、ライトノベル、ジェンダー、バ美肉など多様なVtuberの在り方について。第三部では『理論編』として5名の哲学研究者たちが分析哲学、現象学、美学、身体や魂についてといったそれぞれのアプローチから思考実験をしているのですが。⁣

    個人的にVtuber自体には、さほど思い入れはなくも2010年〜2020年代のネットカルチャーを調べている私には本書は補助線的に有用な一冊で、特に第一部はまったく前提となる知識がなかったので助かりました。⁣

    一方で、冒頭で書かれているように。議論のための『キッカケ』にするのが本書に望まれている在り方だと思うので。私的には2010年代の初音ミク『ボカロ』やニコニコ動画カルチャー、そして2020年代のメタバースカルチャーなどを繋いで。メタバース芸大RESTで講義しようと思いました。⁣

    Vtuberやメタバースに興味ある方はもちろん、2020年代のネットカルチャー史としてもオススメ。

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    娘に頼まれて
    2026年6月10日に日本でレビュー済み
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    大変喜んでます。

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    良い。
    2025年7月4日に日本でレビュー済み
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    面白いです。VTuberの知識があると読みやすい内容です。

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  • 星5つ中3つ
    肝心の第3部に興味を持てなかった
    2025年3月5日に日本でレビュー済み
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    第2部まではとても面白く読んだし,ここまでで全体の 70%の分量がある。 「バ美肉」とかよく知らなかったし勉強になった。(異性装は現実にするから面白いのではないかと思ったが,わたしが理解し切れていないのだろう。) ちょっと高価な本だけど第2部まで面白かったのでアリとしたい。

    しかしわたしが数学など苦手なせいなのか,第3部の様々な哲学的な手法で厳密に Vtuberを分析し,定義?しようとする試みに,素直に興味が持てなかった。 一般向けの科学書などは,素粒子などの数学でしか表現できないものは別として,たいていは面白く読めるので不思議に思うが,わたしには理解できず興味が持てなかった。

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  • 星5つ中5つ
    VTuberのバイブル
    2025年6月5日に日本でレビュー済み
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    全部読みました

    多分周りの人から見れば馬鹿馬鹿しいと思われてしまうでしょうが,この本を読み切るとVTuberの成り立ちはもちろん,今何がトレンドで,どういう経済活動が行われて...などなど,本当に奥底まで描かれています

    「サブカルチャー」「経済学」「哲学」「心理学」主にこの4領域のお話が多いです

    ホロにじだけでなく,個人勢もマイナーどころのものまで触れられていると思います

    趣味としてVTuber鑑賞している人にはぜひ読んでみて欲しいですね

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  • 星5つ中5つ
    Vtuberの歴史など全体を把握するのによい本
    2025年3月27日に日本でレビュー済み
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    VTuberに最近はまり出したのでどんな歴史があったのか興味が出たので読んでみました。

    Vtuberに関する歴史やおおまかな流れ、キープレイヤーが網羅されていたので全体をざっくりと理解することができました。またいろんな人へのインタビュー記事も面白く、Vtuber業界についての理解が深まりました。

    いろんな情報がまとまっているのでVtuberにはまった人なんかは一度読んでみるといいと思いました。

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  • 星5つ中5つ
    主に4章のレビュー
    2024年9月30日に日本でレビュー済み
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    表題の通り、4章の著者殿にとりま4章のレビューをと言われたが故の序章と1章と4章を読んだ時点のレビューである。

    1章までではエンターテイメントとしての、放送として?のVTuverの存在や歴史を学べた。

    当時からうっすらと追い続けていた人間の一人としては、当然のように知っていたこともあれば、全く知らなかった出来事や人物もあり、これだけでも楽しめた。

    4章では自身とキャラクターとしての自身についての話……とでもいうのだろうか。

    誰もがなりたい自分になれるという話……だろうか。

    私もVtuberのはしくれとして共感を得られる話だった。

    良くVTuberを着る等というのだが、個人的な感覚としては「なる」や「魂」的な表現の方がしっくりくる、そんなことを感じた。

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