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  • たった1人からはじめるイノベーション入門 何をどうすればいいのか、どうすれば動き出すのか

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たった1人からはじめるイノベーション入門 何をどうすればいいのか、どうすれば動き出すのか

5つ星のうち4.4 (273)

なぜ、「イノベーション」はいつもかけ声で終わるのか? ログミー「心理的安全性とモチベーション」の記事でも 「めっちゃ面白い! 」と大きな話題となり 、オムロンで鉄道カード事業、モバイル事業をはじめ数多くのイノベーションに携わったあの‟しーさん“による初の著書 。「新しい軸」「起承転結」「忍者と武士」…… すべて日本語に落とし込むと腹落ちする。「何をどうすればいいのか。どうすれば動き出すのか」が肌感覚でわかる本。
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商品の説明

出版社からのコメント

◎なぜ、イノベーションはいつもかけ声で終わるのか?
「イノベーションを起こそう!」というのは、多くの会社で号令のように叫ばれていますが、実際にはオフィスの席に戻るとオペレーションというケースが少なくありません。

そこで、慶応義塾大学三田キャンパスでの講演をまとめたログミー「心理的安全性とイノベーション」も「めっちゃ、面白い!」と大きな話題になった、あの“しーさん"が「イノベーションとは何を、どうすればいいのか。どうすれば動き出すのか」を明かします。

◎楽天大学・仲山進也氏・推薦
「イノベーションの解像度が上がる、 面白すぎて手触り感ある超実践的理論」
“しーさん"こと著者の竹林さんは、オムロンで鉄道事業、モバイル事業、赤字会社の立て直しなど、実際に多くのイノベーションに携わってきました。

「イノベーション」は、その言葉の浸透度とは裏腹に概念的でとらえにくい一方、しーさん流だと「イノベーションとは、新しい軸を生み出すこと」をはじめ、「イノベーションに必要な人材の『起承転結』理論」「武士と忍者」など、すべて日本語に落とし込み腹落ちします。

ほかにも、この本では、次のような「しーさん流・イノベーションの極意」を余すことなく、紹介します。

  • イノベーションのきっかけは、ちょっとしたWILLから
イノベーションは「秘密結社」から生まれる ~クローズドからオープンへ~ 「わらしべ長者」を科学する ~起業家の思考プロセス「エフェクチュエーション」~ コミュニケーションのないところに、モチベーションはない 「人を巻き込むこと」もデザインする イノベーションにおける「1000に3つ理論」 「幽体離脱」してプロジェクトを俯瞰して見る 壁にぶつかったときには、3つの作用を味方にする(外圧、タニマチ、第三の空間)
実際に携わったプロジェクトのリアルな話の数々は、楽天大学・仲山進也氏も絶賛し、「イノベーション」が肌感覚でわかる本です

著者について

竹林 一(たけばやし・はじめ)
オムロン株式会社イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長、京都大学経営管理大学院 客員教授。「機械にできることは機械に任せ、人間はより創造的な分野で活動を楽しむべきである」との理念に感動して立石電機(現オムロン)に入社。

以後、新規事業開発として鉄道カードシステム事業やモバイル事業、電子マネー事業等に携わった後、事業構造改革の推進、オムロンソフトウェア代表取締役社長、オムロン直方代表取締役社長、ドコモ・ヘルスケア代表取締役社長を経てオムロン株式会社イノベーション推進本部インキュベーションセンタ長を務めるとともに、京都大学経営管理大学院客員教授として「100年続くベンチャーが生まれ育つ都」に向けた研究・実践を推進する。

日本プロジェクトマネージメント協会特別賞受賞、同協会PMマイスター。その他、一般社団法人データ社会推進協議会理事他、政府、経済団体関連各種委員会の諮問委員を務める。

著書に『ここまできた!モバイルマーケティング進化論』(日経BP企画)、『PMO構築事例・実践法』(共著:ソフト・リサーチ・センター)等がある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 日本実業出版社
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/12/24
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 本の長さ ‏ : ‎ 240ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4534058977
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4534058973
  • 商品の重量 ‏ : ‎ 240 g
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.4 x 1.6 x 18.9 cm
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 45,094位 (本の売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.4 (273)

著者について

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竹林一
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カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
273グローバルレーティング
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お客様のご意見

お客様はこのイノベーション・ビジネス書について、以下のように評価しています: 読み物として面白く読ませていただき、読後に元気になれるビジネス本だと感じています。また、具体的な体験に基づいたイノベーションの本で、実践的かつ示唆に富む内容であると高く評価されています。著者の例え話やメタファーが素晴らしく、イノベーションの素養そのものだと感じているようです。 分かりやすさについても好評で、身近な言葉で紡いでくれるとの声があります。難解な言葉はまったく使われていないため、実践しやすいと評価されています。
お客様の投稿に基づきAIで生成されたものです。カスタマーレビューは、お客様自身による感想や意見であり、Amazon.co.jpの見解を示すものではありません

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20人のお客様が面白さに言及し、20人が肯定的、0人が否定的です
お客様はこのビジネス書について、読み物的に面白く読ませたと評価しています。読み終わった後に元気になっているという声が多くあります。また、時間つぶしや時間短縮の用途にも適していると感じています。企業内起業の教科書として明解で秀逸な一冊だと評価されています。
わかりやすくて面白いもっと読む
何か新しいことを始めようとしている人や既に始めているけど悩んでいる人に必読の一冊です。視野が広がり、新たな視点を見つける手助けになってくれると思います。もっと読む
ビジネス用語がわからない私でも、サクサク読めましたもっと読む
...必読書ですもっと読む
19人のお客様が内容に言及し、17人が肯定的、2人が否定的です
お客様はこのイノベーションの本について、考えさせられる本だと評価しています。具体的な体験に基づいたイノベーションの書として、本書は多くの読者を感銘を与えています。著者が例え話やメタファーがめちゃくちゃ上手いため、イノベーションの素養そのものだと感じています。また、地に足のついた実績から語られている点も魅力的だと考えています。
最近読んだ本、トップ1!「イノベーション」と銘打った書籍は数多くありますが、こんなにも読み物としてそもそも楽しく、且つ本質的、そして何よりも具体的な体験に基づいたイノベーションの本は無かったと思います。...もっと読む
...とか「自分に何ができるのか悩んでいる」または「新しい事を世に出したいけれど何から始めたらいいのか分からない、整理できない」という人にはうってつけの一冊。...もっと読む
イノベーションを「現場でどう起こすか」を知りたい人にとって、本書は極めて実践的かつ示唆に富む内容です。単なる精神論ではなく、「たった一人のWILL」から始まるプロセスを、起承転結の人材モデルや巻き込みのステップに分解して具体的に解説しており、自社や現場に置き換えて考えやすい構成になっています。...もっと読む
...あっという間に一気に読んでしまいました。 とにかく「しーさん」ことオムロンの竹林一さんが目の前でお話してくれているくらいおもしろいんです。...もっと読む
12人のお客様が分かりやすさに言及し、11人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの書籍について、わかりやすくて面白いと評価しています。身近な言葉で紡いでくれるため、実践しやすいと感じています。難解な言葉はまったく使われていないという指摘もあります。また、日本語でしっかり語ってくれる点も好評です。
わかりやすくて面白いもっと読む
...とても親しみやすい文体でエピソードで原理原則を解説してくれてます。「起承転結」「マケレレを探せ」など、身近な言葉で紡いでくれます。なかでも「九州一の旅館」というワードでみんなの心に同じイメージを醸成しv字回復したエピソードにとてもとても共感しました。読後に元気になれたビジネス本はなかなかないですよ。もっと読む
...本書では著者の実体験を基にどのような発想や行動の積み重ねが、結果としてのイノベーションにつながったのかを分かりやすい表現でおもしろおかしく紹介されています。結局、この本を読んで、自身の日々の習慣や考え方を少しでも変えていくことが、イノベーションの一旦を担える人材になる近道なのだと思いました。...もっと読む
...難解な言葉はまったくと言っていいほど使われていないことがむしろ驚きの一冊。本の中では「裏万博」「秘密結社」「たんぽぽ理論」「EMSは旅館だ」「武士と忍者」「トロイの木馬大作戦」など独特の表現やメタファーが多用されているので楽しく読み進めることが出来ます。...もっと読む
1人の志から初めてたくさんの仲間を作ることこそイノベーションの本質
星5つ中5つ
1人の志から初めてたくさんの仲間を作ることこそイノベーションの本質
著者の人生そのものを味わい尽くせるような凝縮感を感じましたが、特にすごいところを三つにまとめて以下に説明します。 まず一つ目。著者(この本にも出てきますがあだ名はしーさん)は例え話やメタファーがめちゃくちゃ上手いのですがそれってイノベーションの素養そのものなんですよね。 例え話やメタファーって本来何にも関係がないものに共通点を見つけてつなげること。 そのためにはたくさんの知識の引き出しが必要だしそれをつなぐための深い理解も必要。 そうした複数のスキルを総動員して、大きなストーリーを作り、そこからさらに仲間を増やす。 そんなしーさんの壮大な物語を理解し、ある意味で、その一部になっていく感覚を味わえるのがこの本のすごいところ。 二つ目のすごいところはしーさんの経験がふんだんに盛り込まれているところ。 企業の中で働いてたらそりゃ色々あるよね。意に染まないこと、腹に落ちないことも色々あったでしょう。 その時は腹が立ったり辛かったりするはず。 でもこの本からはそんなネガティブなことではなくて、一歩引いて、無理からにでも腹に落とすことで人間は成長して視野も広がるんだよってことを説教くさくなく教えてくれている。 最後の一つは優しいフラットな目線です。全編通して全ての表現に徹底されてますが、自分をエライ先生みたいなポジションに置いていない。 そして自分の経験したことを面白おかしく話してくれる。そこに親しみを感じて引き込まれる。この本にはしーさんがかつて経験したことや感じたこと、人生を豊かにするための経験の取り込み方のようなものが記されています。 しーさんがこの本で何を言いたいか。 それは人生の意義の見つけ方であり、社会への恩の返し方なのかなと思いました。 年の初めに良き本を読めて良かった。 しーさん、ありがとうございました!
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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    ユーモア溢れ愛読書
    2022年5月23日に日本でレビュー済み
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    しーさんの魅力が詰まっている一冊。

    イノベーションを身近な例に置き換え、自分でもできるんだと自信が持てる点が非常に良いと。

    ユーモアある内容でクスクス笑いながら一気に読めました。

    4人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    考えさせられる本です
    2025年12月2日に日本でレビュー済み
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    届いて早速読破し、一部実行開始です。

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  • 星5つ中5つ
    今こそ読むべき一冊
    2025年5月15日に日本でレビュー済み
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    イノベーションを「現場でどう起こすか」を知りたい人にとって、本書は極めて実践的かつ示唆に富む内容です。単なる精神論ではなく、「たった一人のWILL」から始まるプロセスを、起承転結の人材モデルや巻き込みのステップに分解して具体的に解説しており、自社や現場に置き換えて考えやすい構成になっています。著者自身がオムロンで鉄道カード事業やモバイル事業などを立ち上げた経験がベースにあるため、理論と実践の両輪がしっかりしており説得力は抜群です。また、「私はどんなことがあっても、あきらめません。」という一言は、理屈を超えて心に響きました。2021年に書かれた本ですが、生成AI時代を迎えた今こそ再び読む意義のある一冊だと感じました。

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  • 星5つ中5つ
    新しいことを始めようとする、あなたの背中を押してくれる一冊
    2022年1月12日に日本でレビュー済み
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    イノベーションということを、こんなにも誰にでも分かりやすい言葉に落とし込み、一人で行動出来るところからその後の巻き込み方まで、とにかく面白く一気に読んでしまいました。

    新しいことに挑戦する人たちの共通言語として、サラリーマンや学生さん問わず、この本を読んでDoする人が増えれば、面白いことができると感じました。

    読み終わったあとに何だか元気になっている一冊です。

    3人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中3つ
    深い理解には物足りない
    2025年8月30日に日本でレビュー済み
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    概念的には理解するものの、具体的に現場でどうしたのか、が少ないですね。

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  • 星5つ中5つ
    気が付いたらイノベーションを起こしている、そんな自分になれる本
    2022年2月1日に日本でレビュー済み
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    最近読んだ本、トップ1!「イノベーション」と銘打った書籍は数多くありますが、こんなにも読み物としてそもそも楽しく、且つ本質的、そして何よりも具体的な体験に基づいたイノベーションの本は無かったと思います。

    そして、気が付いたらイノベーションを起こしている、そんな自分になれる本でもあります。

    これは、全ての経営者、経営陣、管理職の方から先に読んで頂きたい本です。「組織は頭から腐る」という書籍も過去にあったように、組織は頭からイノベーションしないと末端の手足は壊死してしまうと思います。

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  • 星5つ中4つ
    わかりやすい本
    2023年6月20日に日本でレビュー済み
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    ビジネス用語がわからない私でも、サクサク読めました。

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  • 星5つ中5つ
    ”「イノベーション」と言いながら、席に戻って「オペレーション」”、大喜利を見ているようなエデュテイメントな一冊!!
    2021年12月27日に日本でレビュー済み
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    オムロンのイノベーション推進本部のセンター長であり、京都大学経営管理大学院の客員教授でもある 竹林一 (自称:しーさん)が書いた、イノベーションの入門書。

    難解な言葉はまったくと言っていいほど使われていないことがむしろ驚きの一冊。本の中では「裏万博」「秘密結社」「たんぽぽ理論」「EMSは旅館だ」「武士と忍者」「トロイの木馬大作戦」など独特の表現やメタファーが多用されているので楽しく読み進めることが出来ます。また”「イノベーション」と言いながら、席に戻って”オペレーション”というフレーズに代表されるようにイノベーションのセンター長自ら大喜利のような見出しを立てているので、私も手に取ったコーヒーを吹き出すこともあるエデュテイメントなプロダクトです笑。

    著者のしーさんは、イノベーションとは”新しい軸を生み出すこと”(第二章)だと言及してます。そこで新しい軸とは何かと言うと「新しい世界感」だと書いています。如何に優れたグランドデザイン、つまり世界感を描けたかがイノベーションの成否を分けるのだそうです。確かに言い換えだからそうですね・・。そして個人や組織レベルで言い換えると「いまやろうとしていることは、どんなインパクトがあるのか?」という問いに答えることだともおっしゃっています。しーさんはいろいろな言い換えで読者の左脳を刺激しようとしていると思います。概念がしみこんできたところで、では、どうやってその世界感を描くのかが読者の疑問となります。その答えは「足で稼ぐ」ということ。あれ?単純。歩き回ってどうするのかというのは「ファクトを集めること」だそうです。つまり事実の積み上げにより、自身の頭の中でファクトを抽象化・概念化をしていき(恐らく既存事実から積み上げた軸を確認した上で、本来の目的までさかのぼった上で)、転換を図った上で、周囲に伝わりやすいメタファーを生み出すことがイノベーションの入り口のようです。※ここは私の独自解釈が混ざっています。その例としてあげられているのが「EMSの旅館」です。ネタは本の中でお楽しみ下さい。

    書籍の後半では組織や人材の話をしています。ここでも起承転結になぞらえた人材の分類をしている。どの人材も大切であり、事業成長のために必要なロールなのだと感じました。

    私的なハイライトは、イノベーションの核となる「新しい軸の作り方」です。はやりの「エフェクチュエーション」と「コーゼーション」の思考プロセスの違いを整理するためにわらしべ長者に例えたり、バックキャストとフォアキャストの2つのアプローチを青函トンネルに例えたり、駅ナカを例に「軸の反転」を伝えたりと、とにかく分かりやすく伝えようとしている点、本当にありがたいです。

    ということで、3時間ぐらいで読むことが出来ました!

    ”「イノベーション」と言いながら、席に戻って「オペレーション」”、大喜利を見ているようなエデュテイメントな一冊!!

    オムロンのイノベーション推進本部のセンター長であり、京都大学経営管理大学院の客員教授でもある 竹林一 (自称:しーさん)が書いた、イノベーションの入門書。

    難解な言葉はまったくと言っていいほど使われていないことがむしろ驚きの一冊。本の中では「裏万博」「秘密結社」「たんぽぽ理論」「EMSは旅館だ」「武士と忍者」「トロイの木馬大作戦」など独特の表現やメタファーが多用されているので楽しく読み進めることが出来ます。また”「イノベーション」と言いながら、席に戻って”オペレーション”というフレーズに代表されるようにイノベーションのセンター長自ら大喜利のような見出しを立てているので、私も手に取ったコーヒーを吹き出すこともあるエデュテイメントなプロダクトです笑。

    著者のしーさんは、イノベーションとは”新しい軸を生み出すこと”(第二章)だと言及してます。そこで新しい軸とは何かと言うと「新しい世界感」だと書いています。如何に優れたグランドデザイン、つまり世界感を描けたかがイノベーションの成否を分けるのだそうです。確かに言い換えだからそうですね・・。そして個人や組織レベルで言い換えると「いまやろうとしていることは、どんなインパクトがあるのか?」という問いに答えることだともおっしゃっています。しーさんはいろいろな言い換えで読者の左脳を刺激しようとしていると思います。概念がしみこんできたところで、では、どうやってその世界感を描くのかが読者の疑問となります。その答えは「足で稼ぐ」ということ。あれ?単純。歩き回ってどうするのかというのは「ファクトを集めること」だそうです。つまり事実の積み上げにより、自身の頭の中でファクトを抽象化・概念化をしていき(恐らく既存事実から積み上げた軸を確認した上で、本来の目的までさかのぼった上で)、転換を図った上で、周囲に伝わりやすいメタファーを生み出すことがイノベーションの入り口のようです。※ここは私の独自解釈が混ざっています。その例としてあげられているのが「EMSの旅館」です。ネタは本の中でお楽しみ下さい。

    書籍の後半では組織や人材の話をしています。ここでも起承転結になぞらえた人材の分類をしている。どの人材も大切であり、事業成長のために必要なロールなのだと感じました。

    私的なハイライトは、イノベーションの核となる「新しい軸の作り方」です。はやりの「エフェクチュエーション」と「コーゼーション」の思考プロセスの違いを整理するためにわらしべ長者に例えたり、バックキャストとフォアキャストの2つのアプローチを青函トンネルに例えたり、駅ナカを例に「軸の反転」を伝えたりと、とにかく分かりやすく伝えようとしている点、本当にありがたいです。

    ということで、3時間ぐらいで読むことが出来ました!

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