山岸潤史を中心に,日本での再評価の高まるデヴィッド・T,ジェイムズ・ギャドスンを迎えたセッション・バンド。ワザひけらかしのイヤミがまったくない,ゆったりとしたグルーヴに満ちた音楽だ。インストでも楽器から「唄う声」が聴こえてくるのがスゴい。
-- 内容(「CDジャーナル」データベースより)
参加してるのはDavid T. Walkerです。T-ボーン・ウォーカーは参加してません。
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Tボーンウォーカーが参加していることで話題のバンドですが、とにかくギターの音が素晴らしい。ソウルミュージックの極意を伝えてくれます。必携です。
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<単身LAに乗り込んでジャムることから><70年代後半から80年代にかけてLAサウンド黄金時代を支えたデヴィッド・T・ウォーカー>やジェイムズ・ギャドスン<との交流が始まった20年選手の山岸潤史とのグループ>のファースト・アルバム。
時代の成熟が生んだのだろうか、夢のようなバンドだが、全体はバトルなどとは縁遠いスムース&メロウな大人の音楽である。珍しくジェイムズ・ギャドスンのリラックス極まりないヴォーカルが聴けるのも(3曲中の1曲はTaste of Tokyoだもの!)、そんなバンドの作法を象徴しているのだろう(女声とのデュエットまである!)。
気になるジャケットは、狼が喰らいつこうとしているサボテンに結いつけられたオレンジの風船が浮かんでいる図。これを無理に解釈すれば、さまざまなシーンで散々やり合ってきたツワモノどもが気の向くままに発表した、夜空にあがる月ならぬバルーンといったような音楽。つまり、<各人の経歴をそのまま反映、いまどき渋過ぎのシャッフルのブルースからメローなスロー・ファンクまで>を自分たちの愉しみを最優先に録音したブツという意味というのはどうだろう?こういうものって案外ないし、しかも決して手を抜かない逸品に仕上がっている。
かつて「レコード・コレクターズ」で連載された[ブラック・ミュージック裏街道]の“ジェイムズ・ギャドスンに聞いたファンクの秘密(下)”で椿正雄氏によって紹介された名盤でもある。
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