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嵐が丘 (新潮文庫)
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待望の新訳で。
寒風吹きすさぶヨークシャーにそびえる〈嵐が丘〉の屋敷。その主人に拾われたヒースクリフは、屋敷の娘キャサリンに焦がれながら、若主人の虐待を耐え忍んできた。そんな彼にもたらされたキャサリンの結婚話。絶望に打ちひしがれて屋敷を去ったヒースクリフは、やがて莫大な富を得、復讐に燃えて戻ってきた……。
一世紀半にわたって世界の女性を虜にした恋愛小説の“新世紀決定版"。
主要登場人物
ヒースクリフ…〈嵐が丘〉の主人に拾われた孤児
キャサリン…〈嵐が丘〉の主人の娘
エドガー…〈鶫(つぐみ)の辻〉の長男
イザベラ…エドガーの妹
ヒンドリー…キャサリンの兄
フランセス…ヒンドリーの妻
キャサリン・リントン…キャサリンとエドガーの娘
リントン・ヒースクリフ…ヒースクリフとイザベラの息子
ヘアトン・アーンショウ…ヒンドリーとフランセスの息子
ジョウゼフ…〈嵐が丘〉の使用人
ネリー(エレン)・ディーン…〈嵐が丘〉および〈鶫の辻〉の使用人
ロックウッド…〈鶫の辻〉の間借人
本文より
〈嵐が丘(ワザリング・ハイツ)〉というのが、ヒースクリフ氏の住まいの名称だ。“ワザリング"とは言いえて妙だが、この土地ならではの形容詞で、一天、荒れ騒ぐさまを表しており、嵐ともなれば、あの屋敷のあたりはそんな烈風に吹きさらされる。けだし、あそこの丘には、すみきって気持ちのいい風がたえず通っているのだろう。丘の上から吹きおろす北風の猛威も察しがつくというものだ。屋敷の奥にむれ立つ幾本かのモミの木が、ねじけてひどくかしいでいるのを見れば。……(第一章)
エミリー・ブロンテ Bronte, Emily Jane(1818-1848)
アイルランド出身の牧師の娘として、英ヨークシャーに生れる。姉シャーロット、妹アンの“ブロンテ姉妹"とともに、牧師館周囲の荒涼たる自然に親しみ、空想的な物語を作って楽しみながら成長した。エミリー唯一の作品である『嵐が丘』は、1847年、姉の『ジェーン・エア』の成功を機として、妹の『アグネス・グレイ』と同時に出版された。鋭い感受性と独立心に富んだ彼女の神秘的な心の世界を写している。
鴻巣友季子
1963年、東京生まれ。翻訳家、文芸評論家。英語圏の現代文学の紹介と共に古典新訳にも力を注ぐ。『風と共に去りぬ』(全5巻、新潮文庫)の他、エミリー・ブロンテ『嵐が丘』(同)、ヴァージニア・ウルフ『灯台へ』(『世界文学全集2-01』河出書房新社)の新訳も手がける。他訳書に、J・M・クッツェー『恥辱』『イエスの幼子時代』(ともに早川書房)など多数。『熟成する物語たち』(新潮社)、『全身翻訳家』『翻訳ってなんだろう ?あの名作を訳してみる』(ともに筑摩書房)など翻訳に関する著書も多い。
- ISBN-10410209704X
- ISBN-13978-4102097045
- 出版社新潮社
- 発売日2003/6/28
- 言語日本語
- 寸法11 x 2.06 x 15.82 cm
- 本の長さ720ページ
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登録情報
- 出版社 : 新潮社
- 発売日 : 2003/6/28
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- ISBN-10 : 410209704X
- ISBN-13 : 978-4102097045
- 商品の重量 : 304 g
- 対象読者年齢 : 12 歳以上
- 寸法 : 11 x 2.06 x 15.82 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 22,845位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

Emily Jane Brontë (/ˈbrɒnti/, commonly /ˈbrɒnteɪ/; 30 July 1818 - 19 December 1848) was an English novelist and poet who is best known for her only novel, Wuthering Heights, now considered a classic of English literature. Emily was the third eldest of the four surviving Brontë siblings, between the youngest Anne and her brother Branwell. She wrote under the pen name Ellis Bell.
Bio from Wikipedia, the free encyclopedia. Photo by Patrick Branwell Brontë (http://www.abm-enterprises.net/emily.htm) [Public domain], via Wikimedia Commons.

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
丁寧な人物描写だと思う
2026年2月13日に日本でレビュー済み半分ほど読み進めているが、登場人物ほぼ全員の性悪さやクセが絶妙に描かれていて面白い。
訳も違和感を感じないどころか丁寧に描写されてるという印象。
完読が楽しみです!
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主要登場人物の説明が助けに。
2025年5月2日に日本でレビュー済み表紙カバーの裏側に主要登場人物の簡単な説明があります。初めて読む方は、ここを読んでから読み進めていくのがいいかもしれません。
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読みやすい。
2026年4月29日に日本でレビュー済み昔読んだけれど、映画の宣伝を機に読み直し。とても読みやすい。結局、新作の映画は見ていないが、この物語との再会のきっかけになった。
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読了できるか?
2023年5月12日に日本でレビュー済みようやく半分読みましたが2ヶ月が経過し苦痛です(-_-;)内容が私にはつまらない! 訳者について酷評がありますが、個人的には丁寧には訳していると感じますが、作者が会話のシーンでbutやthoughやhowever等を異常なほど多用しているなかで「けど、」という訳が目立ち「しかし、けれど」等と訳してもよさそうで、読むに堪えないほど不快に感じました。あと半分、読了して又違った感想が書けるか期待して読み進めます!
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旧訳の復刊を望む
2026年8月1日に日本でレビュー済み嵐が丘が名作であることは論を俟たない。ただ、田中西二郎の翻訳を決して絶版にしてほしくなかった。小生が訴えたいことはそれに尽きるのである。
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うんざりする悪訳本です
2004年2月12日に日本でレビュー済み『嵐が丘』でもっとも緊迫した場面は第15章だが、鴻巣のこの章の訳は、読むのもウンザリである。彼女は男と女のこうした言葉のやり取りを理解できないのだとしか思えない。
死につつあるキャサリンを前にして、ヒースクリフは言う。
you know that I could as soon forget you as my existence! Is it not sufficient for your infernal selfishness, that while you are at peace I shall writhe in the torments of hell?
鴻巣は、ここを以下のように訳している。
『おまえを忘れるぐらいなら、自分が生きてることすら忘れちまうさ、そうだろ! どこまでふらちなわがままをいえば気がすむんだ? おまえがのうのうとしているときに、俺が地獄の拷問にのたうち回るぐらいじゃ足りないのか』(P331)
ふーむ、
おまえを忘れるぐらいなら、自分が生きてることすら忘れちまうさ……か。
できの悪い高校生の訳、そのものでしょう。
死んで安らかに眠ることを『のうのうとしている』と訳すのですか? 内容を理解していないから、こんなガサツな日本語訳をしてしまうのですね。
ちなみに、この部分は河野一郎(中央公論・世界の文学コレクション)は次のように訳しています。
『きみのことだけはどんあことがあっても忘れないってことも、知ってるはずだ! きみが平和に眠っている間に、僕は地獄の苦しみに身もだえしなきゃならないと思えば、いくらわがまま勝手なきみだって満足だろうが?』
この他に、ネリーがロックウッドに向かって「こらこら」(P693)と言ってみたり(使用人が主人に向かって「こらこら」などとは絶対に言わない。原文は、「No, Mr Lockwood」。
死に別れを生き別れと訳してしまって意味を通じなくしていたりと、鴻巣訳の『嵐が丘』は最近では珍しいほどの、誤訳、悪訳、下手訳に満ちている。何よりも、この訳者の日本語への思い入れの欠如、要するに言葉へのガサツな態度には呆れ返るしかない。
指摘した誤訳部分はほんの一部であり、グレイゾーンのおかしな訳は何百とある。
この新潮社文庫の『嵐が丘』を読むと、鴻巣友季子によって捻じ曲げられてしまったトンデモナイいびつな『嵐が丘』を経験してしまうことになる。
鴻巣友季子以前の訳者による訳本は、どれもマトモであるから、読者は是非ともそうした訳本を手にするように注意すべきである。
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小説の中で人々がいがみ合い、罵り合うのが大好きなので、大満足。星4.7。
2024年11月24日に日本でレビュー済みストーリーはすっかり忘れてしまっていたが、本書は高校の地理の授業中に夢中になって読んでいた記憶があるので、読み返してみようと思い購入。復讐劇というには、ちょっとヒースクリフの動機が弱いような気がしたが、自分はとにかく小説の中で人々がいがみ合ったり罵り合ったりするのが大好きなので、ページ数が多いこともあり、とても満足した(ただ、一部に暴力の描写があり、行き過ぎている箇所はあった)。特に、ジョウゼフのキャラが良かったが、中盤ぐらいに登場場面が少なくなり、少し残念だった。昔の物語であることも理由かもしれないが、かなりコミュニケーションが激しく、感じたことをガンガン口に出す感じで、気性の激しい登場人物が多いこともあり、強度の高い会話がたっぷり書かれていて、読んでいて飽きがこなかった。また、ヒースクリフの内面はある意味ブラックボックスなところがあったが、物語を通して、筋は通っていたように思うので、人間ドラマとしても楽しむことができた。ストーリーも、ページ数の割に登場人物が少ないながら、適度なペースで変化が訪れて、かなり緻密に練られていたように思う。かなり好き嫌いが分かれる作品だと思うが、自分のように、人々がいがみ合う描写を読むのが好きな人は、かなり楽しめると思う。
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嵐が丘
2024年9月29日に日本でレビュー済みこの本は、息子がゲームでしりました。
内容を知りたくて、買いました。面白いとの事。気になる方は、読んでみては?
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