25 エピソード
1. 『地動説』、とでも呼ぼうか

1. 『地動説』、とでも呼ぼうか
15世紀ヨーロッパ。神童・ラファウは周囲の期待に応え、最も重要とされていた神学を専攻すると宣言。が、熱心に打ち込んでいる天文への情熱は捨てられずにいた。ある日、フベルトという学者と出会う。異端思想に基づく禁忌に触れ投獄されていたフベルト。彼が研究していたのは、宇宙に関する衝撃的な「ある仮説」だった。
25分
2024年10月5日
2. 今から、地球を動かす

2. 今から、地球を動かす
フベルトの提唱した「地動説」はラファウに衝撃を与える。その考えが教会に対する異端思想であると理解しつつも知的探究心は抑えられない。そんな折フベルトは異端審問官・ノヴァクに処刑されてしまう。死の間際にラファウに託したのは天体を模したネックレスだった。ラファウはそれに秘められたメッセージを読み取り――。
25分
2024年10月5日
3. 僕は、地動説を信じてます

3. 僕は、地動説を信じてます
フベルトの異端思想「地動説」をラファウが受け継いだと察知したノヴァクは、義父のポトツキに揺さぶりをかける。ポトツキもまたかつて地動説に魅了され捕縛された過去を持つ異端者だった。ポトツキの裏切りにより捕縛されるラファウ。「地動説を捨てれば全て赦される」選択を迫られたラファウは信じられない行動を取る。
25分
2024年10月12日
4. この地球は、天国なんかよりも美しい

4. この地球は、天国なんかよりも美しい
代闘士のオクジーは現世に希望を見出せず、早く天国に行くことだけを願っていた。一方、同僚のグラスは天体を観測し、ある法則を見出すことに生き甲斐を感じている。ある日、彼らは一人の異端者を護送する任務を負うことになる。その異端者の言葉に警戒心をもつオクジー、一方徐々に心を動かされていくグラスだったが――。
25分
2024年10月19日
5. 私が死んでもこの世界は続く

5. 私が死んでもこの世界は続く
異端者の言葉に感化されたグラスは任務を放棄しノヴァクと敵対する事態に。巻き込まれる形となったオクジーは異端者の決死の行動に衝撃を受ける。命からがら逃げ延びたオクジーとグラスは異端者の言葉に従い山奥で古びた石箱を発見。オクジーは元の生活に戻ることを望んでいたがある事態が否応なく決断を迫ることになる。
25分
2024年10月26日
6. 世界を、動かせ

6. 世界を、動かせ
異端者とグラスから託されたオクジーが訪ねたのは村外れの教会に住む修道士のバデーニ。彼は優秀ではあるが独善的で思想上の禁忌に触れた事で追放された身だった。オクジーの言葉を信じようとしないバデーニだったが辺境でくすぶっているよりはと山奥へ向かう。石箱に触れたバデーニはあまりの衝撃に予想外の行動を見せる。
25分
2024年11月2日
7. 真理のためなら

7. 真理のためなら
石箱の中身は禁忌とされる「地動説」に関する資料だった。バデーニはこれを証明すべく多くの観測記録を持つ者との接触を図るため街へと向かう。天文研究所で働くヨレンタは優秀だが女性であるという理由で研究員として扱われず、雑用係に甘んじていた。そんな折、街の掲示板に天文に関する問いが出題されているのを見る。
25分
2024年11月9日
8. イカロスにならねば

8. イカロスにならねば
難問を解いたヨレンタに接触するバデーニとオクジー。「自分が書いたものではない」と否定するヨレンタだったがバデーニは彼女の聡明さを見抜いていた。共同研究を持ち掛けるバデーニに対し揺れ動くヨレンタ。迷いの理由はそれが思想上の禁忌であることだけでなく天文学の権威ピャスト伯の存在が影響しているようなのだが。
25分
2024年11月16日
9. きっとそれが、何かを知るということだ

9. きっとそれが、何かを知るということだ
天文研究所の所長・ピャスト伯は先代の教授から受け継いだ「完璧な天動説の証明」に残り少ない命を捧げていた。観測記録を提供して欲しいというバデーニらの申し出を一度は断るピャスト伯だがある条件を理由に承諾する。その条件とは彼がかつて観測したという見えるはずのない天体「満ちた金星」を観測することであった。
25分
2024年11月24日
10. 『知』

10. 『知』
ピャスト伯の死から数ヶ月バデーニは膨大な観測記録を基に「地動説」の完成に没頭しオクジーはヨレンタから文字を教わり自身の心境を綴るようになる。が、バデーニはオクジーのその行動に一切の価値を認めず進まない研究に苛立ちを隠せずにいた。一方、教会では司教が異端審問官を増員し異端への弾圧を強めようとしていた。
25分
2024年12月1日
11. 『血』

11. 『血』
新人異端審問官の教育を任されたノヴァク。淡々と女性の異端者を拷問する姿に衝撃を受ける新人審問官ら。シモンはこんなやり方が正しいのかと疑問を抱く。一方のバデーニはいよいよ「地動説」が完成したことをヨレンタに報告しオクジーとともに祝杯を挙げる。今後の夢について酒場で語り合う中現れるはずのない男が現れる。
25分
2024年12月7日
12. 俺は、地動説を信仰してる

12. 俺は、地動説を信仰してる
ヨレンタの父はノヴァクだった。バデーニが天文の研究をしていると知ったノヴァクは調べさせて欲しいと言い出す。バデーニはノヴァクを小屋へと案内する。室内を捜索し異端の疑いはなしと判断するノヴァクだったがそこにあるはずのないものを見つけて密かに疑念を深めるのだった。バデーニとオクジーに最大の危機が迫る。
25分
2024年12月14日
13. 『自由』を

13. 『自由』を
命を賭してバデーニを逃がしノヴァクと対峙するオクジー。戦いの末、瀕死の重傷を負ったオクジーは夢を見る。目覚めるとそこは異端審問所の医療施設。ノヴァクがオクジーから話を聞き出すために敢えて生かしておいたのだ。だが命懸けで何かを守ろうとした者に恐らく拷問は通じない。そう考えたノヴァクが取った行動とは。
25分
2024年12月21日
14. 今日のこの空は

14. 今日のこの空は
拷問を受けるオクジー。見かねたバデーニはついに自白してしまう。こうしてはるか信念ある者らによって連綿と託されてきた地動説の資料は教会に押収され二人は死刑を宣告される。運命を受け入れる二人だが地動説は決して終わらせない。その信念のもと、仕掛けておいた策に一縷の希望を託し、二人は絞首台へと上っていく。
25分
2024年12月28日
15. 私の、番なのか?

15. 私の、番なのか?
異端に関わったとして拷問を受けるヨレンタだったが新人審問官シモンに助けられる。助任司祭アントニの計略により娘が火あぶりの刑に処せられたと思い込んだノヴァクは失意に沈み生きる気力を失ってしまう。一方、クラボフスキはバデーニの遺した手紙を見つける。地動説を終わらせないためにバデーニが仕掛けた秘策とは。
25分
2025年1月4日
16. 行動を開始する

16. 行動を開始する
バデーニ、オクジー、ヨレンタの悲劇から25年。教会主流派の腐敗は極まり抵抗勢力が台頭しつつあった。その一派、過激なことで知られる「異端解放戦線」のシュミットは各地の審問所を襲撃し異端を解放して回っていた。ある日シュミットは聖堂を襲撃、書物を奪取する。そこには「地動説」を示唆する言葉が綴られており。
25分
2025年1月11日
17. この本で大稼ぎできる、かも

17. この本で大稼ぎできる、かも
移動民族の聡明な少女・ドゥラカ。彼女は父を貧しさが故に喪ったことを悔い富を得ることを人生の目的として生きてきた。ある日ドゥラカは廃墟の街でシュミットが秘匿した書物と出合う。それは「地動説」という驚天動地の内容。この情報で金儲けが出来るかもと考えるドゥラカだがその場所には司教アントニも居合わせており。
25分
2025年1月18日
18. 情報を解放する

18. 情報を解放する
叔父の裏切りにより窮地に立つドゥラカだが書物を奪還しにきたシュミットらによって事なきを得る。自分が無価値になるのを恐れたドゥラカは書物を燃やすことで「情報は私の頭の中だけにある」と交渉を持ち掛ける。シュミットはやむを得ず組織長のもとへ連れていくことに。その「異端解放戦線」の組織長は意外な人物だった。
25分
2025年1月25日
19. 迷いの中に倫理がある

19. 迷いの中に倫理がある
「異端解放戦線」の組織長はヨレンタだった。彼女の目的は最新技術である活版印刷で「地動説」を世に広め同時に教会の不正や欺瞞を糺すことだった。一方、娘が死んだと思い生きる目的を見失ったノヴァクは酒場に入り浸りの日々を送っていた。そんな彼の前に立ち現れたのはかつて自身の手で終わらせたはずの「地動説」で。
25分
2025年2月1日
20. 私は、地動説を愛している

20. 私は、地動説を愛している
「異端解放戦線」は活版印刷の準備を着々と進め印刷機のある工房へと合流することに。が、ヨレンタは一人アジトに残るという。ドゥラカはヨレンタからある手紙を託される。それはかつてラファウが遺した言葉だった。一方、憎しみに燃えるノヴァクは早くもアジトに迫っていた。悲しき再会の瞬間にヨレンタの取った行動とは。
25分
2025年2月8日
21. 時代は変わる

21. 時代は変わる
ヨレンタが「地動説」を守るため選んだ悲しい結末。シュミットらは組織の本拠地で仲間らと合流を果たす。こうして活版印刷により『地球の運動について』の本は完成する。が、ある人物によって計画は瓦解。ノヴァクにアジトを知られてしまう。徹底抗戦か退却し態勢を整えるか。選択を迫られる中、ドゥラカがある提案をする。
25分
2025年2月15日
22. 君らは歴史の登場人物じゃない

22. 君らは歴史の登場人物じゃない
ぶつかり合う「異端解放戦線」とノヴァク率いる騎士団。逃げるドゥラカとシュミット。ドゥラカの提案とは陽動作戦だった。ノヴァクの猛追にシュミットは力を振り絞る。逃げ延びたドゥラカが訪ねたのは司教のアントニだった。アントニにある取り引きを持ち掛けるドゥラカ。アントニが傾きかけた時ノヴァクが踏み込んでくる。
25分
2025年2月22日
23. 同じ時代を作った仲間

23. 同じ時代を作った仲間
「君らは歴史の登場人物じゃない」――アントニの言葉はノヴァクにとって非情なものだった。ノヴァクはアントニに反旗を翻し、教会に火をつけて全てを葬ろうとするが、ドゥラカの反撃に遭ってしまう。ノヴァクの安否が不明なまま、教会は火の海に包まれていく。一方、瀕死の重傷を負いながらも逃げてきたドゥラカだったが。
25分
2025年3月1日
24. タウマゼインを

24. タウマゼインを
1468年、ポーランド王国都市部。アルベルトは働きつつ天文への夢を捨て切れずにいた。ある日教会で司祭から告解を促され子供時代を語り出す。天文が好きなアルベルトに父親は家庭教師を手配するがその人物は成長したラファウだった。「疑うこと」と「信じること」父とラファウは対極の教えをアルベルトに言い聞かせる。
25分
2025年3月8日
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