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キャプテンサンダーボルト 新装版 (新潮文庫)
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- 本の長さ688ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2020/9/29
- 寸法10.6 x 1.9 x 15.1 cm
- ISBN-104101802017
- ISBN-13978-4101802015
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登録情報
- 出版社 : 新潮社
- 発売日 : 2020/9/29
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 688ページ
- ISBN-10 : 4101802017
- ISBN-13 : 978-4101802015
- 商品の重量 : 290 g
- 寸法 : 10.6 x 1.9 x 15.1 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 265,181位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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著者について

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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中4つ
場面転換がやや唐突だったり、都合良く行き過ぎてる印象も受けたけど、全体としてはスリリングな展開で楽しめました。
2025年8月1日に日本でレビュー済み面白かったのは面白かったんだけど、期待したほどではなかったかなて、まあ、微妙な感じです。
スリリングな展開はスピーディー感もあって、そこは良かった。
タッグを組む相葉(あいば)と井ノ原(いのはら)が、なんだかんだ言って名コンビぶりを発揮するっていうのも、心に響くものがありました。
〝ポンセ〟て犬の活躍も痛快でしたね。
気になったのは、所々で話がぎくしゃくした感じになったところ。車の運転に例えると、時折、シフトチェンジが上手くいってないみたいな、何ていうかな、がくがくってなるところがあったんですよね。
巻末の阿部和重さんとの対談で伊坂幸太郎さん、《交互に章を書いていって、全部が書き上がってからぼくが一度手を入れて、そこに阿部さんがさらに手を入れて、という流れで作っていったんですよね。》p.667 て言ってますけど、話の場面転換とかで、やや唐突に切り替わる不自然さを感じたのは、その書き方のせいだったのかなあと。合作なんだから、やむを得ないところではあるんだろうけど。
てなわけで、ちょいと引っかかりをおぼえるところもありましたが、全体としては読みごたえのある作品に仕上がってました。
話の終章である人物が登場するところ、そこがとても気に入りました。
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国家が悪さをするのは、悪意からではなく、情報不足や無知からだ。
2022年2月11日に日本でレビュー済み1945年3月10日、アメリカ軍のB29による無差別大空襲により東京23区の三分の一が一夜にして焦土と化した。その同じ夜、東北の蔵王にB29が3機墜落したという。
なぜ東北にB29が飛んできたのか。この歴史上の事実については未だに謎とされています。
本書はこの謎を契機に物語が展開していくという、実につかみはバッチリOKな出だしで、登場人物の一人、桃沢瞳の「わたし、そういう話弱いんですよ。ぞくぞくしちゃうんです」の発言そのもの。
そこに未知の感染症やテロ組織の存在を絡めるなど、ミステリアスかつスピード感あふれるエンタメ作品となっています。
もともと本書は8年前の平成26年に単行本で発表された作品ですが、2021年2月、新型コロナウイルス感染症(オミクロン株)が流行真っ最中の今読むと、今年執筆された作品かと思うほどタイムリーな印象を受けます。
これまでにない新型感染症『村上病』の拡大を防ぐため国民の多くがワクチン接種をしている日本を舞台にした本書。
ワクチン接種に関して次のような記述がある。
「一般市民からすれば、国の指針に従うほかない現実があるのも事実だった。予防接種のメリットやデメリットを考える余裕はほとんどなかった。周囲には、副作用の怖さから接種に異議を唱える父母もいたが、どちらかと言えば少数派で、多くはやはり、不安や訝しさはあったとしても、『国がきめているのなら仕方がない』と思うのが大半だろう。すべての施策が国民をだますものではない。国家が悪さをするのは、悪意からではなく、情報不足や無知からだ。それを隠すために取り繕い、そこに偉い人間の面子や権力闘争が絡むから、ややこしくなる。」
主人公の一人相葉時之は言う。
「常識を疑え!」
どうですか。
今こそ読むべき作品だと思いませんか?
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普通
2026年8月2日に日本でレビュー済みどこかで見たような要素が多かった。
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楽しめるエンタメ作品
2022年9月3日に日本でレビュー済み「村上病」という病気の情報を集めている桃沢瞳。病原菌による感染症で、致死率は70%である。
小中学校時代はエースピッチャーだった相葉時之。まともな仕事をしていない、不良である。今日は1300万円をだまし取られた仲間の柳崎(やなさき)のために、詐欺師に復讐をしようとしている。しかし、どうやら相手が違ったようだ。手違いで、ホテルの隣の部屋に行くべき人物が相葉たちのところに来て、本当の詐欺師は隣の部屋で殺された。そして、明らかに危険なロシア人3人が部屋に入ってくる。
ここは仲間のホテル従業員、田中のおかげで助かった。相葉は逃げて仙台に行く。
相葉には3000万円以上の借金がある。そもそも、それをチャラにするために今回の復讐に参加したのだ。
そして相葉とバッテリーを組んでいた元捕手の井ノ原悠。会社員で、営業の仕事をしている。家族もいる。普通のサラリーマンのようだが、金に困ってある副業をしていた。子どもの医療費に金がかかるのである。
どちらも金を必要としている。その2人が、仙台で再会した。相葉が逃げるときに持ってきたスマホがカネになりそうなのだが、かなり危険そうである。
最初は協力したくなさそうな井ノ原であったが、成り行きでこの金儲けに参加することになる。
奪ってきたスマホに入っている「お宝」とは何なのか。なぜ人を簡単に殺せる外国人が執拗に追ってくるのか。桃沢瞳はどういう役割を果たすのか。
阿部和重との共著ということで、いつもの伊坂幸太郎とは違うのだろうかと思っていたが、軽い会話や仙台が舞台の一部になるところなど、いつも通りの伊坂作品である。阿部和重と一場面ずつ別々に書いたというが、全然違和感はなかった。
「キャプテンサンダーボルト」という書名を見て、「ゴレンジャー」のような戦隊もののタイトルみたいだと思ったが、それは当たっていた。「鳴神戦隊サンダーボルト」という戦隊ドラマが作中に出てくるのだ(サンダーボルトというハリウッド映画も実在する)。ちなみに、この「鳴神戦隊サンダーボルト」は作品中でけっこう大事な役割を果たしている。
現在の状況を連想させる展開には少しぞっとする。ちょっと都合が良すぎる、と感じさせる部分もあるが、全体としては見事なエンターテインメントに仕上がっている。実力のある2人が組んだだけのことはあった。
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アクション映画のノベライズ風/付録が豊富
2020年10月18日に日本でレビュー済み以前から、未読ながら阿部和重さんの作品に興味があり、伊坂幸太郎さんについてもSNS上でその人気を知って一度は試したいと思っていたところ、刊行されたこちらの新装版に、追加で両著者の対談も併録されていること手伝って購読しました。大まかな流れと感想の前に、主要登場人物に触れます。なお、書籍冒頭には各キャラクターをイメージしたイラストとともに短かい紹介文が掲載されています。
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【相葉時之】
二十九歳、独身。義侠心から、騙されてAVに出演させられることになった後輩女性を救う行動がアダとなり、ヤクザに背負わされた多額の借金をもとに生家を取り上げられている。普段はバッティングセンターで働いているが、自宅を取り返すべく一攫千金を狙って危ない橋を渡ろうする。短気だが勘は鋭く、瞬間的な判断力とフットワークに優れる。井ノ原とは少年野球時代のバッテリーだが、高校時代に偶然の出会いから起きたアクシデントに負い目をもつ。借金をして憧れの高価なアメ車を入手したが、前述の経緯から手放すことも検討している。
【井ノ原悠】
二十九歳、妻子あり。コピー機を扱う会社の社員。病気がちな一人息子の治療費の捻出に苦心し、借金返済にクビが回らず夫婦とも疲弊している。金の工面のために、ある副業に手を出しており、これをきっかけに桃沢と接触することになる。冷静な性格から軍師的な位置づけであり、少年野球時代はキャッチャーとして唯一、相葉をコントロールできる存在だった。
【桃沢瞳】
二十代後半?独身の美しい女性。色仕掛けを駆使し、かつて蔵王で発生したとされる村上病に関する情報を調べており、本作のプロローグもそのシーンから始まる。井ノ原とは調査の一環として彼の副業を利用することで接触するにいたっている。井ノ原との初対面ではライターと名乗る。
【ポンセ】
相葉がバッティングセンターの経営者から預かっている黒毛のカーリーコーテッド・レトリーバー。相葉には懐いていない。性格は犬というよりは猫っぽい。
【メンター(指導者)】
相葉が『怪人』と呼ぶ銀髪の外国人で、主人公たちに立ちはだかる敵役。老齢ながらも肉体は鍛え上げられており、各種武器と先端機器を使いこなす。感情を表わさず躊躇なく人を殺し、相葉たちを執拗に追う姿は『ターミネーター』さながら。コミュニケーションはスマホの翻訳アプリで行う。
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舞台は宮城と仙台、事件が発生する日時は作中で、2013年の7月15日から7月17日までの三日間と明記されています。物語としては、一攫千金を狙う相葉が詐欺師の足元をすくおうと画策したところ、行き違いから怪人の関わる組織のもつ水とスマホを入手し、逃走する相葉に井ノ原・桃沢が合流して、怪人の追撃をかわしながら組織や水、そして蔵王山中に眠る秘密に迫る。というのが、大まかな流れです。基本的には爽快さとテンポを重視したアクション・エンターテイメント作品で、小説というより、アクション映画か漫画をノベライズした作品のように読むことができ、映画か漫画のほうが、より魅力が伝わりやすい作品のようにも思えます。
本書の新装版には本編以外にボーナストラックとして、本編に関連するオマケの短編三作と、著者である両氏の対談が併録されており、そのうち対談と短編ひとつは、新装版に向けて新たに収録されたものとなっています。対談内では、村上春樹氏を意識したという発言もあり、『村上病』もそこから命名されたものかと思われますが、内容的にとくに氏の作品を意識した箇所を読み取ることはできませんでした。その他の対談の内容としては、両氏によるお互いへの賞賛と、合作がいかに行われたかについての説明に終始しています。両氏単独の作品自体を未読のため判断できないのですが、娯楽小説であるところから、ベースを伊坂氏の作品として、細部のこだわり(現実の時間設定との一致、ジャニーズタレントと同じ苗字の両主人公、物語のキーとなる特撮戦隊モノの映画、高価なアメ車、田中将大の活躍など)に阿部氏のカラーが反映されているのだろうか、などと推測しながら読みました。
前述のとおりの作風であり、長めの紙数にも関わらず一気呵成に読み切ってしまう、といったところを意図した作品だろうと思います。勢いを重視する方針もあってか、粗さや生硬さを感じる部分も少なくありませんでした。全体として、個人的には長く感じました。
4人のユーザーが役に立ったと感じていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
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面白かった❗️
2021年1月24日に日本でレビュー済みこんなストーリーを考えるなんて、流石だなぁと感心させられました。ちょっと何かあるとすると、メンターと闘う場面はもっと凄くなることを想定していましたが、少し呆気なかったかなと思いました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えていますフィードバックを送信中...フィードバックを送信中...参考になったフィードバックをお寄せいただきありがとうございます。申し訳ありませんが、投票の記録に失敗しました。 もう一度お試しくださいありがとうございます。数日中に調査いたします。申し訳ありません。このレビューを報告できませんでした。 もう一度お試しくださいコミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。
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ヒーローはやっぱりヒーローだ!
2020年11月14日に日本でレビュー済みスパイ小説のようなオープニング、ターミネーターのような不死身の敵。わくわくするような道具立て、愛車はポンティアック・ファイアーバード・トランザム。古いアメ車を乗り回す、どう見てもカタギに見えない不良青年。その相棒は一見真面目なマイホームパパ。新装版になって、カバーの絵が2人に挟まれたファイアーバード・トランザムというのもいい。
いつの間にか世界の滅亡を企むテロリストとの戦いに巻き込まれるというストーリー展開もいい。伊坂幸太郎の『グラスホッパー』や『マリアビートル』のように、登場人物が皆犯罪者(あるいは触法すれすれ)というのも気に入った。恐ろしい陰謀の鍵を握るのは、お蔵入りになった戦隊ヒーローものの映画。主人公が犯罪を犯して公開できなくなったのだ。
しかし、2人のピンチを救ってくれるのはそのヒーローだった。超人的な技やSFでしかない武器がなくても、普通のおじさんがヒーローになれる。そして、悪人だと思っていた(実際に悪人なのだが)おっさんが、主人公の2人と世界を救う。単行本でも痛快な気分を味わったが、新装版の文庫は最後におまけが付いている。これも楽しい。
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