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  • 毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集

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毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集

5つ星のうち4.5 (81)

短歌ブームは、ここからはじまった――。歌人・枡野浩一、デビュー25周年にして、待望の全短歌集刊行!

 世の常として、他人に言えない孤独を歌にすると、他人に言えない孤独を抱えた、多くの人たちに愛される、のです。
 そして、そのことは一切、誰の孤独も軽くはしないのです。
 でも、歌は。
 あぁ、歌は。

 枡野さんのこの御本、とてもうれしい

――小沢健二

簡単な現代語だけでつくられているのに、読むと思わず感嘆してしまう「かんたん短歌」で若い世代の短歌ブームを牽引した歌人・枡野浩一。 デビュー25周年を記念して、入手困難になっていた短歌集『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』『ますの。』『歌』全収録作に、『結婚失格』など、その他の著作からの拾遺、未収録作を加えた決定版! 特別栞として、俵万智と枡野浩一の往復書簡も収録。
〈収録歌より〉
こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう

真夜中の電話に出ると「もうぼくをさがさないで」とウォーリーの声

殺したいやつがいるのでしばらくは目標のある人生である

神様はいると思うよ 冗談が好きなモテないやつだろうけど

好きだった雨、雨だったあのころの日々、あのころの日々だった君

わけもなく家出したくてたまらない 一人暮らしの部屋にいるのに

消しゴムでこすったせいで真っ黒になってしまったようなサヨナラ

君はそのとても苦しい言いわけで自分自身をだませるのかい?

ツイッター「フォローさせる」は選べない 愛を強要できないなんて

終わったとみんな言うけどおしまいがあるってことは素敵なことだ

私には才能がある気がします それは勇気のようなものです

さようなら さようなら また会いましょう また別れたら また会いましょう

ニュースにはならない日にも虹は出て消えて私がおぼえています

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商品の説明

著者について

1968年9月23日、東京うまれ。歌人。大学中退後、広告会社のコピーライター、フリーの雑誌ライター等を経て1997年9月23日、短歌絵本『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』を2冊同時発売してデビュー。簡単な現代語だけで読者が感嘆してしまうような表現をめざす「かんたん短歌」を提唱。入門書『かんたん短歌の作り方』からは加藤千恵、佐藤真由美、天野慶らがデビューした。笹井宏之、宇都宮敦、仁尾智らの短歌をちりばめた小説『ショートソング』(佐々木あらら企画執筆協力)は約10万部のヒットとなり、若い世代の短歌ブームを牽引。高校国語教科書に《毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである》他掲載。受賞歴は2011年11月22日、明石家さんまが選ぶ「踊る!ヒット賞!!」および2022年3月19日、小沢健二とスチャダラパーが選ぶ「今夜は短歌で賞」。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0BFZYQ5JJ
  • 出版社 ‏ : ‎ 左右社*
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/9/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 38.5 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効にされていません
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効にされていません
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  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.5 (81)

著者について

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枡野 浩一
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1968年東京西荻窪うまれ。歌人。

大学中退後、広告会社勤務のコピーライター、フリーの雑誌ライター、作詞家などを経て、1997年『てのりくじら』『ドレミふぁんくしょんドロップ』(実業之日本社より二冊同時発売、絵=オカザキマリ※おかざき真里)で歌人デビュー。最新短歌集は『歌』(雷鳥社、写真=杉田協士)。

最新刊は実録小説『愛のことはもう仕方ない』(サイゾー)。イラストレーター目黒雅也とのコンビ「枡目組」にてババロア絵本『あれたべたい』(あかね書房)と猫絵本『ネコのなまえは』(絵本館)を続けて刊行。

短歌入門書『かんたん短歌の作り方』(ちくま文庫)では新鋭歌人のデビューを後押しし、加藤千恵、佐藤真由美の第一短歌集を監修。『かんたん短歌の作り方』出身歌人はほかに、天野慶、脇川飛鳥など。佐々木あららは唯一の公式の弟子。

石川啄木を現代語訳したエッセイ『石川くん』(集英社文庫、絵=朝倉世界一)はNHK(Eテレ)で映像化。短歌小説『ショートソング』(集英社文庫)は小手川ゆあ作で漫画化されている(集英社/全2巻)。

そのほか高校時代を題材にした小説『僕は運動おんち』(集英社文庫)、離婚経験をもとにした小説『結婚失格』(講談社文庫、絵=内田かずひろ)、新宿二丁目でうまれた掌編集『すれちがうとき聴いた歌』(リトルモア、絵=會本久美子)、ツイッター発の詩集『くじけな』(文藝春秋、絵=後藤グミ)など著書多数。『ドラえもん短歌』(小学館文庫、絵=藤子・F・不二雄)など公募短歌を集めた編著、漫画家の河井克夫とのコンビ「金紙&銀紙」名義のタレント本『似ているだけじゃダメかしら?』(リトルモア)も含め、43冊ほど。

2011年11月22日、明石家さんまのテレビ番組で「踊る!ヒット賞」に選ばれる。

2013年春より毎年、高校国語教科書(明治書院)に短歌掲載中。

短歌をより広める方法を常に模索し、ソニー・ミュージックアーティスツ(SMA)の芸人部門に所属(2013年4月から2015年6月まで。現在はフリー)して「短歌の出てくるコントや漫才」をやったり、漫画家を中心とした自主映画の会「古泉智浩よるひる映研」に参加して「短歌をタイトルにした超短編映画」を撮ったりしている。

五反田団、FUKAIPRODUCE羽衣などの演劇公演、松尾スズキ監督『恋の門』や杉田協士監督『ひとつの歌』などの長編映画、テレビドラマ『食べるダケ』(第11話)、コマーシャル(週刊CHINTAI、共演=加藤あい)にも出演。

阿佐ヶ谷の書店とは名ばかりの極小イベントスペース「枡野書店」店主。

結婚歴あり。2000年うまれの息子を元妻が扶養している。

好きな乗り物は竹馬。ババロア研究家としてババロアを手作りしたり食べ歩きしたり。

最近はとりわけ、漫画家の古泉智浩とのPodcast番組「本と雑談ラジオ」が話題になっている。

身長183/体重75/B90/W86/H95/靴28甲高

カスタマーレビュー

星5つ中4.5つ
81グローバルレーティング
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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    内容どっさり
    2024年5月25日に日本でレビュー済み
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    お勧めされて購入しました。

    発送も早くて満足です。

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  • 星5つ中5つ
    三十一文字に
    2022年12月10日に日本でレビュー済み
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    三十一文字に意味が詰まっているというふうではなく、入り口を示されて はいどうぞ ご自由に 想像してみてね と言われているような気がしながら 読み終えました。想像が及ばない どゆこと⁇ って言う歌もありました。ま、いっか と飛ばして読みました。なんか楽しかったぞ、が読了直後の感覚です。

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  • 星5つ中4つ
    読んで見たかった
    2024年9月26日に日本でレビュー済み
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    会話の表現を広げるため購入致しました!

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    待ちに待った一冊
    2022年10月1日に日本でレビュー済み
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    枡野浩一の短歌を読まずして令和の短歌ブームを語るなかれ。

    今読んでも全く色褪せない短歌の数々に胸が熱くなった。

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  • 星5つ中5つ
    💩
    2022年10月18日に日本でレビュー済み
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    鍋敷きやカップラーメンのふたに最適。

    けつを拭くには紙質が硬すぎるかな〜

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  • 星5つ中3つ
    現代短歌初体験
    2023年1月12日に日本でレビュー済み
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    これまで現代の短歌に触れたことがなかったので、まず好奇心が掻き立てられた。現代短歌というのも、それなりに分野として成り立っていて、盛況らしい。

    勇んで読んでみると、なるほど、いくつかの短歌では短い言葉のなかにクリアに共感しうるものがあった。

    いっぽうで、私小説というか、自分の感情をぶつけたような短歌もあって、いろいろあるなと思った。

    人生の感情や瞬間や経験を、短い言葉に切り取り、受けての心を揺さぶることを目的とする。

    俳句もある、ポエムもある。文字でなければ写真もある、絵もある、音楽もある。

    どれも切り取り方か伝え方のなかで、一つの「ちょうどよい表現方法(表現と情報のバランス)」として短歌もあるということかな。

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  • 星5つ中4つ
    穂村弘から「歌壇に完全に背を向けて存在感を維持できた初めての歌人」と言われた枡野浩一の全短歌集。
    2022年10月4日に日本でレビュー済み
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    枡野浩一(1968年~)氏は、歌人、詩人、小説家、エッセイスト。

    私は50代の会社員で、近年短歌に興味を持ち始め、俵万智、穂村弘、東直子、木下龍也、岡野大嗣、九螺ささら等の歌集や短歌入門書、また、山田航の『桜前線開架宣言』、瀬戸夏子の『はつなつみずうみ分光器』、東直子/佐藤弓生/千葉聡の『短歌タイムカプセル』等の現代短歌アンソロジーを読み、1年ほど前から投稿を始めた新聞歌壇では、複数の歌を選んでいただいてもいる。

    枡野氏については、これまで、上記の『はつなつ~』と『短歌タイムカプセル』の収録分、歌集『ハッピーロンリーウォーリーソング』(既に絶版なので中古で入手)、入門書『かんたん短歌の作り方』を読んできたが、今般行きつけの大手書店で出版されたばかりの本書を目にし、早速入手した。

    枡野氏は、『はつなつ~』の中で、短歌を詠まない人(=歌人以外)にもわかるように短歌をつくっており、それが「かんたん短歌」(糸井重里が命名した)と呼ばれていると書かれ、また、穂村弘の『短歌という爆弾』の中では、「歌壇に完全に背を向けて存在感を維持できた初めての歌人」、「比喩ってかっこ悪いよねとか、これまでポエジーを支えるとみなされていた要素を否定してみせた」などと評されているのだが、それ故に(逆説的に、とも言えるが)、短歌の素人・初心者にはシンプルに「共感」や「納得感」を抱きやすいし、自らの作歌の参考にもなる。

    また、私は、若手の木下龍也と岡野大嗣が好きで、彼らのような歌を作りたいと思っており、それは、彼らの歌が、近代短歌(現代短歌の多くもそうだが)の主流である、自分の存在を詠う“私小説的”な歌とは一線を画し、「ふとした瞬間に兆した感情を共有すること」を目的としたポストモダン的な歌だからなのだが、枡野氏が、最近の穂村弘との対談の中で、木下や岡野の作風は自分と近いと語っていることも、半分納得し、興味深く感じた。(ただ、木下や岡野は枡野氏よりもライトかつポジティブな印象の歌が多い)

    本書で改めて枡野短歌を味わいたいと思うと同時に、枡野氏のような(歌壇に背を向けた)歌人が新聞歌壇の選者になったら面白いのではないかと思ったりもした。

    (できれば、1頁に1首ではなく5首くらい載せて、薄い本にしてもらえると有難かった)

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  • 星5つ中5つ
    枡野浩一の独特の世界観から炙り出された短歌たち
    2023年2月3日に日本でレビュー済み
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    『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』(枡野浩一著、左右社)には、枡野浩一の独特の世界観から炙り出された短歌355首が収録されています。

    私が独断で選んだトップ10は下記のとおり。

    ●こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう

    ●肯定を必要とする君といて平気平気が口ぐせになる

    ●陳腐だと言いたいときは「普遍性ある」と翻訳するのが決め手

    ●この僕を捨てる覚悟でフライドチキンショップの席を立ち上がる君

    ●毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである

    ●どつち道どの道どうせ結局はとどのつまりは所詮やつぱり

    ●「レモネードレイン」と呼べば酸性雨すらも静かに叙情していく

    ●「おもしろい原稿です」とノタマつて「ただ・・・・・・」と続ける長々し尾よ

    ●しなくてはならないことの一覧をつくつただけで終わる休日

    ●死にたいが生まれ変わつて今よりも駄目な男になつたら困る

    枡野浩一の独特の世界観から炙り出された短歌たち

    『毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである 枡野浩一全短歌集』(枡野浩一著、左右社)には、枡野浩一の独特の世界観から炙り出された短歌355首が収録されています。

    私が独断で選んだトップ10は下記のとおり。

    ●こんなにもふざけたきょうがある以上どんなあすでもありうるだろう

    ●肯定を必要とする君といて平気平気が口ぐせになる

    ●陳腐だと言いたいときは「普遍性ある」と翻訳するのが決め手

    ●この僕を捨てる覚悟でフライドチキンショップの席を立ち上がる君

    ●毎日のように手紙は来るけれどあなた以外の人からである

    ●どつち道どの道どうせ結局はとどのつまりは所詮やつぱり

    ●「レモネードレイン」と呼べば酸性雨すらも静かに叙情していく

    ●「おもしろい原稿です」とノタマつて「ただ・・・・・・」と続ける長々し尾よ

    ●しなくてはならないことの一覧をつくつただけで終わる休日

    ●死にたいが生まれ変わつて今よりも駄目な男になつたら困る

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