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  • 保身 積水ハウス、クーデターの深層 (角川書店単行本)

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保身 積水ハウス、クーデターの深層 (角川書店単行本)

5つ星のうち4.2 (336)

なぜ、小物ばかりトップになるのか!?
日本にはいまだ経営トップの不正を監視し、正す機能がない。
隠蔽された「騙されるはずのなかった」地面師事件。積水ハウスで起きたクーデターの内実を明かし、この国の漂流する企業倫理までも抉る経済ルポ!

地面師=他人の土地を自分のもののように偽って第三者に売り渡す詐欺師
積水ハウスは地面師に騙され、取引総額70億円、55億5900万円を支払った。

役職が上の者ほど、責任から逃げる。
実力派会長の突然の辞任。それは、社長の「保身」によるクーデターだった!
積水ハウスでは2018年、地面師事件の全容解明を進める会長が失脚した。
背景には、事件への社長責任が明記された「調査報告書」の存在があった。
責任を問われた社長が、会長を返り討ちにしたのだ。
11年のオリンパス事件以降、東芝、日産自動車、関西電力、東京電力とトップ企業の不祥事が繰り返されている。
下には厳しく、上には優しい、名ばかりのコンプライアンスはなぜ蔓延したのか? 
積水ハウス事件から、日本企業の腐敗構造までも暴く経済ルポ!

【目次】
まえがき
序 章 解任――クーデター政権、樹立す
第一章 事件――推進圧力は社長がもたらした
第二章 不正――現場は地面師に引き寄せられた
第三章 予兆――カリスマ君臨と腹心の野望が交錯する
第四章 暗闘――副社長、策動す
第五章 隠蔽――絶対権力の道へ
第六章 結集――公器としての会社を問う
第七章 総会――企業倫理、漂流す
終 章 腐敗――立憲主義を取り戻せるか?
あとがき
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商品の説明

著者について

●藤岡 雅:1975年4月6日、福岡県生まれ、拓殖大学政治経済学部卒。編集プロダクションを経て、2005年12月より講談社『週刊現代』記者。福岡のいじめ自殺事件やキヤノンを巡る巨額脱税事件、偽装請負問題などを取材。リーマンショックを機にマクロ経済やマーケット、企業研究などの分野に活動を広げ、東芝の粉飾決算の問題などを担当した。現在は『週刊現代』のほかに「現代ビジネス」、「JBpress」などに記事を寄稿している。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B094X9PDK6
  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2021/5/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 7.3 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 357ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 76,253位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 (336)

著者について

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藤岡 雅
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カスタマーレビュー

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お客様のご意見

お客様はこの書籍について、以下のような評価をしています: 非常に読み応えがあり、ハラハラドキドキしながら一気に読める内容だと高く評価しています。前半200ページは面白かったと感じており、ハラハラドキドキしながら一気に読めると好評です。また、土地師詐欺事件の背景を深く広く総合的に分析し、経営に関する大事で守るべきものが含まれていると指摘されています。取材についても、リアルな内容で、赤裸々に実名が出てきてやりとりもリアルだと感じているようです。
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12人のお客様が読みごたえに言及し、11人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの小説について、理不尽な毎日を送っているサラリーマンに読んでもらいたいと感じています。抜群の深みがあり、ハラハラドキドキしながら一気に読める内容だと評価しています。また、スピード感があり、一気に読ませる内容で、丁寧に取材されていることを高く評価しています。
実に臨場感があふれ、読み応えのある本だった。もっと読む
...なので、そういう人からすると分量が多く長いと感じました。しかしあの詐偽事件の裏の詳しいことがたくさん書いてあって、その部分は読みごたえありましたもっと読む
赤裸々に実名が出てきて、やりとりもリアル。スピード感もあり、一気に読ませる。丁寧に取材してあり、久々にいい本に。もっと読む
...その結果、類書の中では抜群の深みを発揮しており、抜群に面白い。(ただ、株主代表訴訟では、地裁でも高裁でも、被告側の勝利に終わっており、旧会長側は敗訴となっている。)もっと読む
8人のお客様が内容に言及し、7人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの書籍について、以下のように評価しています: 積水ハウス地面師詐欺事件の背景を深く広く総合的に分析しており、非常に深いテーマに取り組んでいると感じています。行動経済学的、心理学的考察の良いテーマになる部分が多く、やりとりもリアルだと評価する声があります。また、著者の視点が経営に関する大事で守るべきものが含まれており、読み応えがあるようです。
積水ハウス地面師事件の原因を、積水ハウス内部の権力闘争、ハウスメーカーの産業構造、法廷闘争等にわたって、幅広く総合的に分析している。その結果、類書の中では抜群の深みを発揮しており、抜群に面白い。(ただ、株主代表訴訟では、地裁でも高裁でも、被告側の勝利に終わっており、旧会長側は敗訴となっている。)もっと読む
...積水ハウスを騙す側から書かれた「地面師たち」も読みごたえ十分だったが、本書も期待に違わぬ面白さだ。綿密な取材と明確な問題意識、日本の大企業の企業統治に疑問を投げかける力作と思う。本書のテーマは実力会長の解任と、56億の損害を被った不動産詐欺の責任を負うべき無能社長の居座りだ。...もっと読む
地面師事件もよく理解できましたが、経営に関する大事で守るべきものも散りばめられていました。経営環境が厳しくなる中、読む価値はありました。いつの時代も考えるべき事は同じ様に思えます。もっと読む
...これからの組織管理においてコーポレートガバナンスやスチュワードシップの重要性を再認識させる良書である。 ただし、少し長い。もっと読む
6人のお客様が取材に言及し、5人が肯定的、1人が否定的です
お客様はこの本の取材について高く評価しています。リアルな内容で、丁寧に取材されており、詐偽事件の裏の詳しいことがたくさん書いてあり、やりとりもリアルだと感じています。また、赤裸々に実名が出てきて、やりとりもリアルだと感じているようです。情報としては良いと評価されています。
...積水ハウスを騙す側から書かれた「地面師たち」も読みごたえ十分だったが、本書も期待に違わぬ面白さだ。綿密な取材と明確な問題意識、日本の大企業の企業統治に疑問を投げかける力作と思う。本書のテーマは実力会長の解任と、56億の損害を被った不動産詐欺の責任を負うべき無能社長の居座りだ。...もっと読む
どちらかに肩入れせず、冷静に話は進んでいくのが良い。事実や資料を元に話が構成されており、楽しめる。惜しいのは小田次長と詐欺グループとの関係性がより具体的に描かれていれば良かった。とても良い本だと思う。もっと読む
...なので、そういう人からすると分量が多く長いと感じました。しかしあの詐偽事件の裏の詳しいことがたくさん書いてあって、その部分は読みごたえありました。もっと読む
赤裸々に実名が出てきて、やりとりもリアル。スピード感もあり、一気に読ませる。丁寧に取材してあり、久々にいい本に。もっと読む

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    積水ハウス地面師詐欺事件の背景を深く広く総合的に分析している
    2024年12月1日に日本でレビュー済み
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    積水ハウス地面師事件の原因を、積水ハウス内部の権力闘争、ハウスメーカーの産業構造、法廷闘争等にわたって、幅広く総合的に分析している。その結果、類書の中では抜群の深みを発揮しており、抜群に面白い。(ただ、株主代表訴訟では、地裁でも高裁でも、被告側の勝利に終わっており、旧会長側は敗訴となっている。)

    2人のユーザーが役に立ったと感じています
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  • 星5つ中4つ
    地面師事件がよくわかる
    2023年10月19日に日本でレビュー済み
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    事件当時、ニュースにはなったが、断片的な報道が多く、会長辞任や株主総会の騒動の経緯などが繋いで理解することができてなかった。

    事件の経緯だけでなく、二人の取締役のバックボーンを対比させながら進んでいくストーリーは、小説のようで面白く、とてもわかり易かった。

    個人的には最後のアベ批判は余分だったと思う。

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  • 星5つ中5つ
    無念❗️
    2026年6月4日に日本でレビュー済み
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    積水ハウス出身者からしたら、「何してるの」と思える内容だった。

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  • 星5つ中3つ
    和田前会長にも落ち度はある
    2026年6月21日に日本でレビュー済み
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    この本の帯に小物ばかりがトップになる  と書いてある。だからクーデターを仕掛けた阿部社長一派を批判的に、事実上解任された和田会長を擁護している論調になっているし世間の評判も似たようなものだ。けれども

    和田にもそれなりに落ち度があって会長職に20年も居続けることの異様さが本人にはわかっていない。仕える身にもなればクーデターでも起こしたくなるはず。阿部派は確かに小物たちかもしれないが、そのご70歳定年制を導入 彼らは会長にもならず数年で会社を去っている。保身というよりもその私心の無さはもっと評価されてしかるべきであろう。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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  • 星5つ中4つ
    偏った表現
    2025年2月25日に日本でレビュー済み
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    少し偏った表現の様な気がしますが情報としては良いかな

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    日本の企業統治に一石を投ずる
    2021年12月4日に日本でレビュー済み
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    「なぜ、小物ばかりトップになるのか」という帯紙のメッセージに惹かれて購入。積水ハウスを騙す側から書かれた「地面師たち」も読みごたえ十分だったが、本書も期待に違わぬ面白さだ。綿密な取材と明確な問題意識、日本の大企業の企業統治に疑問を投げかける力作と思う。本書のテーマは実力会長の解任と、56億の損害を被った不動産詐欺の責任を負うべき無能社長の居座りだ。解任に会社を守る大義はなく、社長をはじめとする一味の「保身」がすべて。許せないという倫理感覚からも然るべき制裁がなされるべきだろう。

    無能な人物を後継者に選んだ会長にも責任はある。期待していた2人の人材が相次いで亡くなったこともあるが、有能な副社長の昇格案を却下したのをみると、長期政権を続けるべく傀儡にしやすい人物を指名した可能性もある。社長にはビジネスの手腕はないが政治工作にたけていた。派閥を形成し、くだんの副社長を抱き込んで数の力で取締役会を牛耳ったのだ。平然と恩を仇で返す非道な人物が、ドラッカーの信条であるintegrityを強調するのは噴飯もので、才も徳もない下劣な人物でも超大企業のトップになれるのに驚く。

    不思議なのは、こうした問題を内在しつつ無能なトップが率いる積水ハウスの業績がさほど落ち込んでいないことだ。中間管理職がしっかりしていれば神輿は軽いほうがいいのだろうか。優良会社と信じて疑わなかった積水ハウスの腐敗に開いた口が塞がらない。

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  • 星5つ中5つ
    よく取材してあるんだなと感心
    2024年12月29日に日本でレビュー済み
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    簡単にまとめたら悪いなと思う量。

    私はドラマ地面師たちから興味を持ってこちらも読むに至りました。なので、そういう人からすると分量が多く長いと感じました。しかしあの詐偽事件の裏の詳しいことがたくさん書いてあって、その部分は読みごたえありました。

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  • 星5つ中4つ
    心理学的に考えると面白い
    2024年10月18日に日本でレビュー済み
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    リアル地面師事件

    内容は事件そのものより事件後の会社の内部についての方が多い

    企業の社会的価値についての経済学的考察やコーポレート・ガバナンスについての考察があるのだが、正直、理解が甘いと感じる部分もある

    しかしこれは日本人全員の宿痾で(企業運営やコーポレート・ガバナンスについての良書は英語で翻訳されていないことも多い)、一方で綿密な取材に基づいた当事者や現場の息遣いまで感じるような精緻な内容は賞賛されて然るべきだろう

    (ただし、著者自ら言っているように対立する当事者の一方にのみ取材していることに注意)

    また、著者はそこまで意識していないだろうと思われるが、内容には行動経済学的、心理学的考察の良いテーマになる部分が多い

    実際にはドラマみたいにスタイリッシュじゃなくて、なりすましは住所や生年月日や干支を間違えたりしてて怪しいと気付ける瞬間は結構あった でも気付けなかった

    後付けで見れば「当然」気付くべきとなるんだけどそれは正解を知ってhindsightで言ってるからで、その時当事者はwishful thinking、「信じたいものを信じ不都合な情報はシャットアウトする」「過去の自分の判断からブレたくない、首尾一貫性を保っていたい」という心理トラップに囚われた状態だったわけで心理学的に考えないと真の原因究明には近づけない

    またそもそも、一般的に会社員というものは善管注意義務が働きにくい状態「取引のリスクは会社のもの、うまく行けば手柄は自分のもの」に常に置かれている

    これはもちろんルール違反となるような不正行為にも繋がるし、ルール違反でなくても業務懈怠や放漫経営の原因にもなる

    これを防止するものは何か、この本ではしきりに「ガバナンス」が強調されるが本来使われるべき言葉は「倫理」だろう

    倫理は法より先にくるもの、人間が矜持を持って保つ最低ラインである

    本来倫理という言葉が使用されるべきところで使われない、このこと自体が証明しているのではないかと思うが日本ではビジネスに関する倫理意識が意識され辛く、そのため企業不祥事が多い

    これこそ文化と歴史の問題で、アメリカは植民地支配の横暴に憤った13州が州同士の対立と利害を越えて情熱=倫理により結束し独立を勝ち取った国だ

    そういった歴史を持たない日本でビジネス倫理が根付かないのはある意味当然で、本来行政が音頭をとって倫理向上を推進すべき(なのだが政治倫理もこれまた、ねえ)

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