10パーセントの割引でUSD 3.72 税込
紙の本の価格: USD 4.13
獲得予定ポイント: +6 pt (1%)
ご請求額:JPY 584

これらのプロモーションはこの商品に適用されます:

一部のプロモーションは他のセールと組み合わせることができますが、それ以外のプロモーションは組み合わせることはできません。詳細については、これらのプロモーションに関連する規約をご覧ください。

を購読しました。 続刊の配信が可能になってから24時間以内に予約注文します。最新刊がリリースされると、予約注文期間中に利用可能な最低価格がデフォルトで設定している支払い方法に請求されます。
メンバーシップおよび購読」で、支払い方法や端末の更新、続刊のスキップやキャンセルができます。
次に追加されました:

申し訳ありません。問題が発生しました。

ウィッシュリストの取得中にエラーが発生しました。もう一度やり直してください。

申し訳ありません。問題が発生しました。

リストを利用できません。
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

  • モナドの領域(新潮文庫)

著者をフォロー

新刊とおすすめタイトルの情報を入手
何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

モナドの領域(新潮文庫)

5つ星のうち4.1 (194)

わが最高傑作にして、おそらくは最後の長編
河川敷で若い女性の片腕が発見された。
第一発見者は近くの美大生。
老練な鑑識官と美貌の警部はこの事件に異様なものを感じ取っていた。
続いて、近くの公園で若い女性の脚が発見された。

ほどなく近隣のベーカリーでアルバイトの美大生が片腕を精巧にかたどったバゲットを作り、店の常連の美大教授、結野が新聞の連載コラムでそれを取り上げ、評判となる。
噂が噂を呼び、行列ができ、やがてはテレビの取材クルーも駆けつける。

一方で、警察には怪文書が届き、このベーカリーに捜査のメスが入る。

結野教授は人が変わったように目を泳がせるようになった。
教授は公園で人を集め、人々の過去を、近未来を言い当て、その全知全能を示し始める。

自らを神の上の「無限の存在である創造主」だという教授の真意は?
そして、バラバラ殺人の真相は?

天才筒井康隆がその叡智の限りを注ぎ込んだ歴史的傑作長編。(解説・池澤夏樹)

主要登場人物表
上代真一  捜査一課の警部
杉本    捜査一課の刑事
井上    若い巡査 第一発見者からの通報を受けた
堤     鑑識課の警官
實石夏生  美大生 演劇部所属 「腕」の第一発見者
島勝己   「アート・ベーカリー」の職人
倉見直之  美大生 「アート・ベーカリー」のアルバイト
堀宏美   美大生 「アート・ベーカリー」のアルバイト
紺野雅彦  「アート・ベーカリー」の店主
栗本健人  美大生 倉見直之・堀宏美の休暇中に雇われた臨時アルバイト
紺野佳奈  紺野雅彦の妻
結野楯夫  美大の教授 「アート・ベーカリー」の常連
藤田すま子 「アート・ベーカリー」のウエイトレス
斉藤菊枝  「アート・ベーカリー」の掃除婦
滝本俊朗  「滝本パン」の店主
滝本美加子 滝本俊朗の妻
工藤    捜査一課の刑事
小川帝人  公園で遊んでいた子供
伊藤治子  公園にいた主婦
小川良美  公園にいた主婦 帝人の母親
池崎利江  公園にいた主婦
浜野宗一  公園に来た不良高校生
柏田潤   公園に来た不良高校生
高須美禰子 美大生
進藤真理  公園でアイスを食べる女子高校生
竹内暢子  公園でアイスを食べる女子高校生
加藤淳也  公園にやってきた酔漢
平尾俊恵  「アート・ベーカリー」の常連
柿崎翔太  薄いサングラスの軽薄そうな若い男
佐藤香代  主婦
佐藤弾   車椅子の少年 香代の息子
大坪    捜査一課二班の刑事
新井信吾  検事
桜木道郎  精神鑑定医
瓶子孝明  弁護士
高田孝四郎 地裁の裁判長
横山禎三  美大教授 結野教授の友人
竹内千鶴子 竹内暢子の母
岩間仁志  テレビ局のアナウンサー
神子田ゆみ テレビ局のアナウンサー
スポンサー

お買い得タイトル

あなたの購入および読書履歴からのおすすめ

出版社より

帯表
帯裏

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0BN3T38ZB
  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2022/12/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1.6 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 204ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 48,222位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 (194)

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
筒井 康隆
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

1934(昭和9)年、大阪市生れ。同志社大学卒。

1960年、弟3人とSF同人誌〈NULL〉を創刊。この雑誌が江戸川乱歩に認められ「お助け」が〈宝石〉に転載される。1965年、処女作品集『東海道戦争』を刊行。1981年、『虚人たち』で泉鏡花文学賞、1987年、『夢の木坂分岐点』で谷崎潤一郎賞、1989(平成元)年、「ヨッパ谷への降下」で川端康成文学賞、1992年、『朝のガスパール』で日本SF大賞をそれぞれ受賞。1997年、パゾリーニ賞受賞。他に『家族八景』『邪眼鳥』『敵』『銀齢の果て』『ダンシング・ヴァニティ』など著書多数。1996年12月、3年3カ月に及んだ断筆を解除。2000年、『わたしのグランパ』で読売文学賞を受賞。

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
194グローバルレーティング
スポンサー

日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    読むべし
    2026年9月12日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    50年前に引き込まれ、抜けられなかった筒井康隆worldの全てを堪能出来る珠玉の作品

    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中4つ
    煙に巻かれた印象
    2026年5月23日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    笑いを期待したのがいけなかったのかも知れない。

    平凡な庶民生活の中に突然GODが現れるという突拍子もない話だった。

    衒学的な話が長く、庶民側の私はなんだかよく分からないけど、凄いんだろうなという感想だった。

    最後まで読んだが、満足感は?だった。

    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    筒井康隆は永遠
    2025年7月21日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    全ての人に読んでほしい。若い頃より漫画の代わりに筒井康隆で思考のパラドックスを受けているので

    4人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中3つ
    巨匠の老域?
    2020年6月27日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    代表作を数冊読んでから、モナドの領域へ。

    読了して、著者の筒井センセはいったいどういう読者を念頭に本書を執筆したのだろう、と思いをめぐらした。ストーリーは、単純なのかどうか。ミステリー仕立ての導入部から、どうやら、犯人は全知全能のGODということで展開していく。重厚な巻頭から、後半はパタパタと展開を早め(ときには失速しつつ)、一気読みをさせてくれる著者の作品群と比較して、本作は失速しつつもプロペラ機なので無事に着陸しました、ということでことさらフライトを楽しんだという実感はない。

     『虚構船団』や『文学部唯野教授』という長いフライトを楽しませていただいた一読者としてみれば、フライト自体の短さや窓からの風景もあまりなく、「えっ、もう終わったの?」と感じてしまった。つまりは、やはり御大もご高齢となってしまい、書くものは書いてきた、モノのあわれ、筆のすさびに一筆、という印象を得たのである。小生は、筒井センセは大江健三郎よりもエンターテインメントの中の小説、という意味で天才作家だと思っているが、それとこの作品の良しあしとは別物。久しぶりに、『虚構船団』を読み直そう。

    16人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中4つ
    "GOD"と『エディプスの恋人』の"母"どっちがつおい⁈
    2023年3月14日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    最初の―ベーカリー―の中ほど辺りまでは、

    ナニか狙ってのこととはわかれども、なんだか人物描写のクドさ ばっかり気になって…。

    幼少のごろ、怪獣映画を観に行った映画館でやらかした

    "ね~怪獣まだぁ?"よろしく、

    "ねぇ~神さままだぁ~?!"な気分。

    でも、結野教授が―公園―に出た辺りからおもろく読めるようになり胸なでおろす~。

    あとはラストまで引っ張っていってもらえました。

    …けど、こういうお話って漫画や映画の世界では、

    とっくに赤塚不二夫やギリアムが唾つけちゃってるよ~な!?

    アリストテレス君だの、トマス・アクィナス君、ヴォルテール君らを

    引き合いに出さないと進まないトコロが小説と言う表現形態の不自由さなのでは?

    でも〓そこがいいんじゃな~い!という気にさせてくれるトコロがいい。

    6人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    あっと驚く感動
    2024年11月27日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    大変満足 新品と間違うばかり

    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中5つ
    GODの正体にニヤリとできるなら満点【ネタバレ有り】
    2018年2月3日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    【ネタバレ有り】レビューです

    ネット上の各種の感想及び評論を見て回ったが、この種の読解がなかったので、

    レビューサイトとしてメジャーなここに置いておく。

    もちろん読者の勝手な読みときの1つであることは申し添えておく。

    自分だけが作者の意図を感知した「選ばれたもの」などという気はない。

    「モナドの領域」は神学論を使った、作者(神)―読者(人)の読み解きである。

    GODという存在を単に神学論の「神」とだけ捉えていると、本作は面白くない。

    正確に言うと、それは表面的な物語の読みとしては正しい。

    しかし、GODの背後にいる作者筒井康隆を感じないと、メタフィクションとして味わえない。

    本作ではGODが「神の存在」について登場人物に語る。

    それは置き換えによってこうも理解できる。

    作家筒井康隆が読者に「クリエイター(作家)」について語っている。

    本作でGODが世界や人への関与を語ることは、

    すなわち作家が小説世界や登場人物ついて語ってることの謂(いい)である。

    登場人物たちがGODの存在を探し、あがめ、あるいは逆らうことは、

    神vs人のように見えながら、その実は作家vs登場人物なのである。

    登場人物必ずしも作者の思い通りにならず。

    この感覚はクリエイターという点で神に近似する。

    小説世界をメタに俯瞰すれば、作者こそがGODである。

    筒井康隆はこのメタフィクションをたびたび追求してきた作家である。

    登場人物の自意識が「作中人物であること」を感知する物語を、

    『脱走と追跡のサンバ』『虚人たち』などで示してきている。

    あるいは、作者の万能な神の手については、

    言葉が作中から消えていく『残像に口紅を』や、

    読者の意見を取り入れながら物語を展開する『朝のガスパール』で展開してきた。

    『ガスパール』で登場人物を大量に乗せた旅客機を墜落させて人減らししたのは、

    まさにGODならではの蛮行とも言える。

    本作中でGODは世界と被造物である人や生きものや自然について語る。

    世界に存在する被造物は自分の創り出したものであるから、すべてを愛していると。

    これはすなわち作家筒井康隆の作品や作中人物への言葉でもある。

    GODであればこそ、いかようにも選びうる無限の組み合わせの中から、

    選びぬいた幾つかの物語世界。

    それは偏愛からなされた造物ということなのだろう。

    どんなに歪なキャラクターや読者に受け入れられなかったり物語も、

    作者(GOD)は分け隔てなくクリーチャーとして愛していると告げている。

    それはまた読者に対してもそうだと言える

    「創るもの」「造られたもの」に足して「見るもの」がなければ、

    世界の存在が閉塞してしまうからだ。

    神と人が 「創るもの」「造られたもの」の関係にあるとしても、

    人は神の思うままには行動しないであろうことは、

    作者が登場人物を完全に制御しきれないことに似ている。

    そして、それを「見る」ものも完全には制御できない。

    読者(見るもの)は万人万様の価値観の中で、

    読書の快感を作中に求めている。

    それは 「創るもの」「造られたもの」の織りなす世界を、

    一歩引いて眺めながら、「見る」立場においてなされている。

    それは登場人物視点のようでもあり、作者(GOD)に似たポジションでもある。

    正しい読み解きを探して、作者の意図を探る行為は、

    神学論における「神の意志の探求」にも似ている。

    物語を読み、作者の意図を探ること、これは神学論と通じているのだ。

    もうおわかりいただけただろう。

    筒井康隆は神学論を語りながら作家論を語っていたのである。

    「創るもの」「造られたもの」「見るもの」=作家・作品・読者である。

    クリエイターとして万能であるが作家が、作品や読者に愛を語る。

    それは神が世界に愛を語りかけるのにも似ている。

    「造り出したもの」を創ったものが愛さないわけがない。

    これは反転して神の立場にもなりうる。

    神学論に似せて作家論を語り、

    反転して、作家の孤独や(作品創作における)万能から神学論に立ち戻る。

    『時をかける少女』を引用したメタ視点の読者サービスもふくめ、

    筒井康隆はハッピーエンド(大団円)を着地点に進んでいく。

    イチビリ倒してきた傍若無人、縦横無尽、千変万化、毀誉褒貶の筒井康隆も、

    作品世界・登場人物・その読者の ハッピーエンド(大団円)を望んでいるのだ。

    それが作家という GODを続けてきた結論だからなのだろう。

    これは作家筒井康隆から作品読者へのラブレターである。

    6人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

  • 星5つ中4つ
    神学・哲学ファンへ
    2022年2月14日に日本でレビュー済み
    Brief content visible, double tap to read full content.
    Full content visible, double tap to read brief content.

    "しかしこんな人間みたいな姿かたちをしておる者に向かって『神』とか『神様』とかは呼びかけにくいだろうから『GOD』でいいんじゃないかな。"2015年発刊の本書は著者自ら“わが最高傑作にして、おそらくは最後の長篇"と宣言した、GODが人間界の裁判にかけられる実験小説、著者版の『大審問官』

    個人的には長らく著者ファンなのですが。本書に関しては未読だったので手にとりました。

    さて、そんな本書は河川敷で片腕、近くの公園では片足が発見されるバラバラ事件の発端と思われる出来事、一方でパン屋のバイトとして見事な片腕や片足の形をしたバゲットを作り失踪した美大生。と如何にもミステリー仕立ての状況から始まるも【物語は一転】『GOD』に憑依され別人の様な『万能存在になった』結野教授が人々の相談にのる中で、彼を教祖として利用しようとする男を"デコピン"で3メートル近く弾いたことから(笑)傷害事件として、裁判に立たされたりTVに生出演し、哲学的な問答を繰り広げる。という『思考・実験小説』になっていくのですが。

    まず、著者の神的存在を【神学や哲学の名著を引き合いに出しながら言語化する】という博学さの中に自身の自虐ネタやブラックジョークを散りばめる法廷やTVでのやりとりに、ドストエフスキー『大審問』をオマージュした楽しさがあって、最高傑作かどうかは別にして【著者自身の実体験も反映された】総決算的な作品。という迫力を感じました。

    一方で、美貌の刑事が事件に関わっていく。という冒頭からのミステリー仕立ての流れも、作中内で一応は解説されるも【導入部としては特に必要なかったのでは?】と疑問を覚える部分がありましたが。ファンとしては、80代と高齢になってもメタフィクション・パラフィクション的な『実験小説に挑んでいる姿勢』に感動しかないわけで『それはそれ』といったところでしょうか。

    神的存在について。『小説仕立て』での問答を追体験したい神学・哲学ファンに。著者の(おそらくは)最後の長編としてもオススメ。

    11人のユーザーが役に立ったと感じています
    フィードバックを送信中...
    フィードバックをお寄せいただきありがとうございます。
    フィードバックを送信中...
    ありがとうございます。数日中に調査いたします。

    コミュニティガイドライン新しいタブで開きますに照らしてこのレビューが適切かどうか確認します。 そうでない場合は削除されます。

問題を報告


この商品には、不適切な内容が含まれていますか?
この商品は、著作権を侵害していると思いますか?
この商品には、品質または書式設定の問題が含まれていますか?