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藤森照信×山口 晃 探検! 東京国立博物館
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開館、明治5年(1872)。収蔵品総数、11万件以上。わが国最古の博物館として、質・量ともに日本一を誇る「トーハク」こと東京国立博物館。本書では建築家の藤森照信氏と画家の山口晃氏を案内役に、「美術」「建築」の二本柱から、トーハクの魅力を徹底解剖します。膨大な収蔵品からお気に入りの展示品を独自の視点で選ぶ「勝手にトーハクセレクション」、茶室での特別見学体験、展示や保存修復の舞台裏から果ては館長室まで普段入れないところに潜入し、トーハクの魅力を徹底案内します。
- 本の長さ143ページ
- 言語日本語
- 出版社淡交社
- 発売日2015/11/16
- ISBN-104473040496
- ISBN-13978-4473040497
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商品の説明
著者について
画家
登録情報
- 出版社 : 淡交社
- 発売日 : 2015/11/16
- 言語 : 日本語
- 本の長さ : 143ページ
- ISBN-10 : 4473040496
- ISBN-13 : 978-4473040497
- 商品の重量 : 320 g
- Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 258,048位 (本の売れ筋ランキングを見る)
- アート・建築・デザイン (本) - 13,049位
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
日本からのトップレビュー
- 星5つ中5つ
東博を徹底解剖
2025年4月13日に日本でレビュー済み以前、藤森照信氏と山口晃氏に依る『日本建築集中講義』と言う作品を読んで、大変面白かったので、続いて本書を手にしてみた。
「東博」…即ち、東京国立博物館は言う迄もなく日本最古の博物館ではあるが、隅々まで知っていると言う方は意外に少ないのではなかろうか…そこで、この凸凹コンビが皆様に代わって各館や庭園を回り、見所を解説してくれるのが本書なのだ。
差一部「美術編」
ここでは代表的な作品をコンパクトに紹介…特に、各作品について両者がそれぞれ添えているコメントは参考になるし、中でも興味深いのは家型埴輪に関する解説だ…何故なら、埴輪と言うとどうしても人型や動物型に注目が集まりがちだが「家型埴輪こそ埴輪の王道だ」というのだから、それだけでも一読の価値があるの。
また、本館北側の茶室案内では、茶室や茶道具の鑑賞のみならず、特に掛物が自然光と伝記の光とで如何に違うかを比較しているので、改めて自然と共存した日本文化について考える事が出来ると共に、美術品も採光や視線を工夫されて制作された事も理解出来た。
第二部「建築編」
本館、表慶館、東洋館、法隆寺宝物館、平成館、黒田記念館、庭園古建築を詳しく解説しているが、やはり藤森氏が専門家の視点で、その歴史や特徴、見所等を解り易く語ってくれる点、更には普段は足を踏み入れる事のない場所にまで潜入しているのも貴重であり、特に表慶館の象徴でもあるドームの裏側を披露しているのは圧巻であった。
因みに、この建築編では山口氏が楽しい漫画を添えながら建築の構造を紹介しているので、全体像も良く解るし、更には、最初の本館がイスラム様式だった事は知ってはいたものの、その歴史と変遷について紹介している所は勉強になる。
第三部「舞台裏編」
ここでは、展示ケース、照明デザイン、保存修復にテーマを絞って解説。
特に、一般の美術館だと修復は委託するケースが多いのだが、専門部署を持っているのは流石…美術品は、勿論多くの人に鑑賞して貰い、広めるのも重要だが、それ以上に後世に残すという使命もある…「公開」と「保存」…それは一見相容れないように思えるが、東博では見えない所に工夫を凝らし、常に所蔵品に接し、その状態を詳細に把握している職員が修復に携わる事に依って、両者の共存を可能にしているのだろう。
良質な写真を豊富に掲載し、また、山口氏のざっくりとしたタッチの漫画も癒しになる…そして、何よりもお二人の鋭い視点に依る解説が勉強になる、何とも贅沢な一冊だ。
本書を片手に東博に行けば、新たな発見があるであろう。
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展示だけでなく建物の話も
2018年11月4日に日本でレビュー済み博物館や美術館の本は、大抵の場合、展示内容の紹介が大部分を占める。だが、本書は。探検という題名からわかるように、国立博物館の書く建物を探検する本なのである。当然、その中で展示物も紹介されるが、建物の話も多く、そこがユニークだ。
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東博のほのぼの&ちょっと毒舌批評付きガイド
2020年11月11日に日本でレビュー済み半沢直樹が終わってしばらくたつが、ドラマに出てくる東京中央銀行のデカい階段がなんとなく見たことあると思っていたら、東京国立博物館の階段であった。
東京国立博物館の敷地内にあるそれぞれの建物について、その歴史から造形、意匠をユーモアたっぷりに語る。藤森氏の建物に対する毒舌?、忌憚のない批評がストレートで面白い。
あいまあいまにざっくりしたマンガがさしはさまれていて、楽しく読める。写真がきれいで眺めるだけでも十分楽しい。
美術品、収蔵品の存在が霞んでしまうことがないように華美にしない、収蔵品に日光が当たらないようにするなど、博物館の基本の基から説明され勉強になった。海外の美術館でフェルメールの絵に池からの反射光が当たっていて呆れたという。
建築に対して、藤森照信氏の「私ならこうした」という視点で批評されるところが、他の本では見たことがない読みどころ。そこまで言う?!という感もあるが、ユーモアがあってほほえましい。
茶室の解説がざっくばらんな対談形式で進み、光の加減や目の錯覚を交えて、深い話が掲載される。茶道具への憧れが紙面から溢れていて、美術館の亭主が収蔵品を出してきて、山口昇氏がそれを触れるか触れないかで煩悶する。藤森氏のお茶の世界観が所有の喜びから来ているという考えには目から鱗だった。小堀遠州の茶室「転合庵」で茶入「於大名(おだいみょう)」などの茶道具をめでるコーナー。贅沢な紙面である。
初代の東京国立博物館(関東大震災で一部倒壊、建て直し)がジョサイアコンドルによるもので、イスラム風建築だったのは意外だった。ただ、こてこてのイスラムというわけでなく、写真から西洋の雰囲気も醸しているように見えた。イスラム風はその後、現在の内装にも生きている。本館一階ラウンジの壁にはイスラム風のモザイクが見られるようだ。そこから眺める茶室の風景は一度味わってみたい。
他にも現在の東京国立博物館の渡辺仁によるコンペの話、和風のデザインに対する当時の批判など様々な逸話が語られる。
何回か行ったことがあるが、お目当てはいつも収蔵品の方であった。本書を読んで建築の方にも視野が広がった思いである。歴史に残るお宝とともに建築や風景も楽しめる基礎知識が得られて、一石二鳥の本であった。
コロナ禍の中、自粛が強まる前に行けたらいいが、本書がユーモアたっぷりなので行けなくても慰めになりそうだ。
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一風変わったトーハクのガイド本
2018年1月8日に日本でレビュー済み普通の美術館、博物館ガイドのようにお勧め見学コースとか絶対見ておく作品紹介などはサラッと紹介するにとどめ、建築家藤森照信氏と日本画科山口晃氏の興味の赴くまま各分野の担当者が美術、建築、茶室などを案内する。二人の洒脱な会話と山口氏の漫画が小気味よい。
特に各館の建築秘話、立ち入り禁止の貴賓室などを紹介した「あかずの間探訪記」が興味をそそった。
特別展目当てに行くことが多いトーハク。これまで建物自体をじっくり見たことなどなかった。余力がないと常設展には足が向かなかったが収蔵品総数11万点、それも2週間に一度はどこかで展示替えが行われているという。1度見たからいいや、ではなくせめて次回からは国宝展示+1室だけでも見ようという気になりました。
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夢のコラボレーション
2018年10月3日に日本でレビュー済み世に言う「夢のコラボレーション」とは、この企画。うれしい!
次々に博識と面白視点も加えて、トータルでトーハクを楽しめます。
余りに全体像が大きすぎると、どこ見ていいの?的になりそうな博物館も、丁寧に細かく紹介解説してくれます。
芸術の秋、ご興味のある分野をぜひぜひ深堀してください。
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