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  • AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

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AIに選ばれ、ファンに愛される。 変わる生活者とこれからのマーケティング

5つ星のうち4.2 (94)

「尾原はAI専門家なのに『さとなおさんの見えてる未来が見えていなかった』。
 この本は本当にやばい。
 全マーケター・全経営者が読むべき羅針盤だと断言します!」(IT批評家:尾原和啓 氏)

「AIで武装した『世界一賢い生活者』にどうやって選んでもらうか?
 この『問い』だけでも素晴らしいのに、答えはもっと素晴らしい。
 本書をお勧めします。」(著作家:山口 周 氏)

・AI時代に生活者目線で「マーケティングがどう変わるか」を予測した唯一無二の書籍
・「明日の広告」「ファンベース」の著者が贈る希望の話
・長年の実践に裏打ちされた独自のファンベース理論の集大成・新フレームワークを大公開

本書では、「2つのルート」を提示しています。

(1)AIに選ばれる「AIルート」
(2)ファンに愛され続ける「ファンルート」

あなたは、あなたのブランドは、あなたの会社は、どっちのルートを選ぶべきか。極めて具体的に、そして分かりやすく体系的に解説している"答えを提示する"1冊が本書です。

注目ポイントはまだあります。クライマックスとなる第7章です。

大企業、ベンチャー、中堅メーカー、商店街、自治体といった、異なる"6つの立場"から描かれるAI時代の物語は、あなたの未来の姿かもしれません。

絶望の末に見えた光と再生の先には……

マーケターや経営者だけでなく、全てのビジネスパーソンが読むべき"未来への羅針盤"がここにあります。

【目次】
はじめに ~マーケティングという概念ができて以来最大の事件かもしれない
第1章 「世界一賢い生活者」の誕生とBtoCの崩壊
第2章 AIルートとファンルート ~AI時代を生き抜く2つの道
第3章 AIルート ~「TRUST」と「SENSE」を実装する
第4章 巨大企業総取りとファンベースの重要性
第5章 ファンルート ~選ばれ続ける唯一の解
第6章 AI時代のシン指標「顧客幸福度」とファンベース経営
第7章 AI時代の6つの物語
おしまいに ~そして、あなたの物語へ
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出版社より

AI時代の「答え」がぜんぶ書いてある。
共感の声も続々!
生成AI時代を生き抜くための必須キーワード・新フレームワークを提言!

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0G785B8W7
  • 出版社 ‏ : ‎ 日経BP
  • アクセシビリティ ‏ : ‎ 詳細はこちら
  • 発売日 ‏ : ‎ 2025/12/22
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 13.3 MB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • タイプセッティングの改善 ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 本の長さ ‏ : ‎ 407ページ
  • Page Flip ‏ : ‎ 有効
  • Amazon 売れ筋ランキング: Kindleストア - 12,451位 (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.2 (94)

著者について

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佐藤 尚之
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1961年東京生まれ。コピーライター、CMプランナーを長くやったあと、ウェブ・プランナーを経て、現在コミュニケーション・デザインを主たる領域とするクリエィティブ・ディレクター。

本業での受賞は、JIAAグランプリ、新聞広告賞グランプリ、広告電通賞金賞、カンヌ国際広告祭銅賞、ACC賞など。代表作は「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」「星野仙一優勝感謝新聞広告」「NECショートフィルム『it』」など。

本業関係の著書としては「明日の広告」(アスキー新書)がある(ただいま10刷)。

また、「さとなお」のペンネームで「極楽おいしい二泊三日」(文藝春秋)、「沖縄上手な旅ごはん」(文藝春秋)、「沖縄やぎ地獄」(角川文庫)、「人生ピロピロ」(角川文庫)、「うまひゃひゃさぬきうどん」(光文社文庫)、「ジバラン」(日経BP社)などを書いている。

1995年より個人サイト「www.さとなお.com」(http://www.satonao.com/)を運営。もう終了したが「ジバラン」という一般人評価サイトの先駆けも主宰した。サイトに載せた文章を中心に食や旅関係の本を書いている。

YOSAKOIソーラン祭りファイナル審査員。花火師免許所持。

ツイッターは「satonao310」。フェイスブックは「satonao」。

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
94グローバルレーティング
AI時代の「考え方」と「未来物語」の本
星5つ中5つ
AI時代の「考え方」と「未来物語」の本
この本は、AIによって変わりつつある「生活者」がこれからどうなっていくのか、その“今(2025年末)”を整理した一冊です。 人が何かを決断する時、あるいはモノを購入しようとする時、その思考や行動の過程は、今後「AIルート」と「ファンルート」という二つに集約していくのではないか。本書ではその仮説が示され、最後には近い未来を想定した6つの物語が描かれています。 広告・ファンベースのプロである著者は、「ChatGPT(OpenAI)」「Gemini(Google)」「Claude(Anthropic)」の3つを実際に使い込み、その変化や成長を体感してきた人物です。本書で語られているのは、技術を理解し、実際に使ったうえで導かれた考え方・論だからこそ、論理的で納得感が高いと感じました。 本書にはAI時代に備えたビジネス的な明確な「結論」は書かれていません。そのため、AI黎明期だからこそ、早急な結論を期待していた方には物足りなく感じる人がいるかもしれません。早急に近い将来にどう対応すべきかの答えを今すぐ知りたい人、AIのアルゴリズムを紐解いた明快な解を求める人にとっては適した本ではないかも知れません。 しかし、生活者目線で書かれた本書の考え方は、共感が得られる「問い」がある内容だとも感じました。著者自身も言及している通り、AIの仕組みは各社で異なり、その将来を明確に予測することは誰にもできません。AIが『スター・ウォーズ』のC-3POのような単なる「指示待ちAI(指示通りに動く秘書)」を超え、『スター・ウォーズ』のR2-D2のように自走し、主人のために先回りまでしてくれる「パーソナルエージェントAI」として日常的に使われる世界がどうなるのかを語るには、まだ早い段階なのだと思います。だからこそ著者は、断定ではなく、6つの「近い未来の物語」を提示したのだろうと感じました。 そうした背景があるからこそ、数百人規模のコミュニティを複数運営してきた著者ならではの手法として、読者と共に「7th」という場をつくり、これからを一緒に考えていこうという提案がなされている点にも、大きな一貫性を感じました。本から次へと続くこの提案には論理のブレがなく、私自身、著者と同じように未来に対して明るい希望を持つことができました。 あ、「TRUST」「SENSE」「FANBASE」といった言葉で考え方を整理する点には、やや無理矢理感を覚える部分もあります。それでも全体として思想に一貫性があり、今の時代に読むべき一冊であることは間違いありません。きっと数十年後に読み返しても色褪せない本だと思います。そして464ページと非常に分厚いですがサラッと読める気がします。 技術進化を追い続けるAI専門家の方々にとっても重要な示唆を含んでいるという帯も納得できる内容でした。いつか機会があれば、ぜひ著者に7歳の息子へのサインをもらいたいたい、と思わせてくれる一冊でした。AI時代が進んだ2030年までには、続編が出版されることを強く希望します。
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日本からのトップレビュー

  • 星5つ中5つ
    Z世代からの返答に疑問がある人が読む本
    2026年4月7日に日本でレビュー済み
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    まず、Z世代の返答で過剰に恐縮された事があり、頭の中が??だった上司世代は読むと面白い本です。

    育った情勢が上司世代とは違い、「凪」と「調和」を求めるZ団子の気持ちを知り、分かり、行動できそうな内容です。

    また、途中に出没する「上司世代の皆さんへ」という応援メッセージが、勇気を与えてくれる。ほっとする一面もある元気本です。

    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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    情報が多すぎる時代の、誠実な選ばれ方
    2026年1月17日に日本でレビュー済み
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    AIに「何がいいか?」と聞かれたとき、自分(や自社)が“候補にすら挙がらない”世界。

    本書は、その現実を淡々と、でも誠実に描いています。

    広告もコピーも、どんなに目を引いても。

    生活者がたったひと言「これ、どうなの?」とAIに聞けば、

    数秒であらゆる情報が要約され、評価され、別の選択肢が提示される。

    そんな時代に、どうすれば「選ばれ続ける」のか──。

    この問いに対して本書が導くのは、AIにとって合理的であること(=TRUSTとSENSE)と、

    人にとって意味ある関係であること(=FANBASE)を、地道に重ねていく以外に道はない、ということです。

    読む前は「企業向けの話だろう」と思っていたのですが、実際には“選ばれることが仕事に直結するすべての人”に開かれた内容でした。

    商品やサービスだけでなく、「この人にお願いしたい」「この人の言葉が信じられる」と思われたい個人にとっても、避けて通れない本質が語られています。

    たとえば、SNSで発信を続けている人や、フリーで仕事をしている人も同じです。

    派手な自己演出やフォロワー数ではなく、「この人は信頼できる」「長く付き合える」と思ってもらえるかどうか。

    一時の注目よりも、選ばれ続ける“関係性”こそが、これからの仕事のベースになる──

    この感覚を、フレームワークと共に言語化してくれるのが本書でした。

    印象に残ったのは、「生活者は世界一賢い“買い物客”になる」という前提で、マーケティングの構造をまるごと組み直しているところ。

    「なぜ届かないのか」「なぜ選ばれないのか」という問いを、広告や販促の外側から解いていきます。

    ノウハウを学ぶというよりも、地図を描き直すような読書体験でした。

    もちろん、ここに書かれていることは、どれも一朝一夕でできることではありません。

    むしろ、すぐに成果は出ないかもしれない。でも、

    3年後、AIと生活者に囲まれる世界で、“それでも選ばれる人/ブランド”になりたいなら、

    今から何を積み重ねるべきか。その「思考の芯」を持ち帰れる一冊だと思います。

    9人のユーザーが役に立ったと感じています
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    AI時代を考える視点は良いが、主語はやや誇張気味
    2025年12月25日に日本でレビュー済み
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    本書は「AIに選ばれ、ファンに愛される」という非常にキャッチーなタイトルで、AI時代のマーケティングを考える入口としては、十分に意味のある一冊だと思いました。

    特に、今後は人が自ら情報を探し切るのではなく、AIやアルゴリズムに“選択を委ねる場面”が増えていく、という問題提起には大きな示唆があります。この視点自体は、現時点ではまだ十分に語られていないテーマであり、その点はしっかり評価したいです。

    また、ファンマーケティングの重要性についても、本書の主張には共感できる部分が多くありました。

    人に愛され、継続的に選ばれる設計が、結果として評判や推薦につながっていく、という流れは現実的で、実務にも落とし込みやすい内容だと感じました。

    一方で、読み進める中で気になった点もあります。

    タイトルでは「AIに選ばれる」ことが強く打ち出されていますが、実際の内容はAIに選ばれる方法論というより、AIが前提となる時代背景のもとで“ファンをどう作るか”を語った本という印象が強く、因果関係がやや逆転しているように感じました。

    実態としては「人に選ばれ、評判が積み上がった結果としてAIにも拾われる」という構造に近く、AI自体が主体的に価値判断を行っているかのような描写については、やや誇張があるように思います。

    また、AIが参照するであろう要素として、スペックや構造化データ以上に重要になるはずの**人間の評判やレビューの“質と信頼性”**については、やや軽く扱われている印象も受けました。

    レビューや評価が重要になる一方で、その信頼性をどう担保するのか、第三者評価やノイズ除去といった論点まで踏み込めていれば、より一段深い内容になったのではないかと感じます。

    総じて、本書は

    AI時代のマーケティングを考える「視点」を得たい人

    ファンマーケティングを改めて整理したい人

    には有益な一冊です。

    ただし、「AIに選ばれる具体的なロジックや仕組み」を期待して読むと、ややタイトルとのギャップを感じるかもしれません。

    問題提起としての価値は高く、評価すべき点も多いからこそ、あえて★4としました。

    16人のユーザーが役に立ったと感じています
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    AI時代の「考え方」と「未来物語」の本
    2025年12月29日に日本でレビュー済み
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    この本は、AIによって変わりつつある「生活者」がこれからどうなっていくのか、その“今(2025年末)”を整理した一冊です。

    人が何かを決断する時、あるいはモノを購入しようとする時、その思考や行動の過程は、今後「AIルート」と「ファンルート」という二つに集約していくのではないか。本書ではその仮説が示され、最後には近い未来を想定した6つの物語が描かれています。

    広告・ファンベースのプロである著者は、「ChatGPT(OpenAI)」「Gemini(Google)」「Claude(Anthropic)」の3つを実際に使い込み、その変化や成長を体感してきた人物です。本書で語られているのは、技術を理解し、実際に使ったうえで導かれた考え方・論だからこそ、論理的で納得感が高いと感じました。

    本書にはAI時代に備えたビジネス的な明確な「結論」は書かれていません。そのため、AI黎明期だからこそ、早急な結論を期待していた方には物足りなく感じる人がいるかもしれません。早急に近い将来にどう対応すべきかの答えを今すぐ知りたい人、AIのアルゴリズムを紐解いた明快な解を求める人にとっては適した本ではないかも知れません。

    しかし、生活者目線で書かれた本書の考え方は、共感が得られる「問い」がある内容だとも感じました。著者自身も言及している通り、AIの仕組みは各社で異なり、その将来を明確に予測することは誰にもできません。AIが『スター・ウォーズ』のC-3POのような単なる「指示待ちAI(指示通りに動く秘書)」を超え、『スター・ウォーズ』のR2-D2のように自走し、主人のために先回りまでしてくれる「パーソナルエージェントAI」として日常的に使われる世界がどうなるのかを語るには、まだ早い段階なのだと思います。だからこそ著者は、断定ではなく、6つの「近い未来の物語」を提示したのだろうと感じました。

    そうした背景があるからこそ、数百人規模のコミュニティを複数運営してきた著者ならではの手法として、読者と共に「7th」という場をつくり、これからを一緒に考えていこうという提案がなされている点にも、大きな一貫性を感じました。本から次へと続くこの提案には論理のブレがなく、私自身、著者と同じように未来に対して明るい希望を持つことができました。

    あ、「TRUST」「SENSE」「FANBASE」といった言葉で考え方を整理する点には、やや無理矢理感を覚える部分もあります。それでも全体として思想に一貫性があり、今の時代に読むべき一冊であることは間違いありません。きっと数十年後に読み返しても色褪せない本だと思います。そして464ページと非常に分厚いですがサラッと読める気がします。

    技術進化を追い続けるAI専門家の方々にとっても重要な示唆を含んでいるという帯も納得できる内容でした。いつか機会があれば、ぜひ著者に7歳の息子へのサインをもらいたいたい、と思わせてくれる一冊でした。AI時代が進んだ2030年までには、続編が出版されることを強く希望します。

    AI時代の「考え方」と「未来物語」の本

    この本は、AIによって変わりつつある「生活者」がこれからどうなっていくのか、その“今(2025年末)”を整理した一冊です。

    人が何かを決断する時、あるいはモノを購入しようとする時、その思考や行動の過程は、今後「AIルート」と「ファンルート」という二つに集約していくのではないか。本書ではその仮説が示され、最後には近い未来を想定した6つの物語が描かれています。

    広告・ファンベースのプロである著者は、「ChatGPT(OpenAI)」「Gemini(Google)」「Claude(Anthropic)」の3つを実際に使い込み、その変化や成長を体感してきた人物です。本書で語られているのは、技術を理解し、実際に使ったうえで導かれた考え方・論だからこそ、論理的で納得感が高いと感じました。

    本書にはAI時代に備えたビジネス的な明確な「結論」は書かれていません。そのため、AI黎明期だからこそ、早急な結論を期待していた方には物足りなく感じる人がいるかもしれません。早急に近い将来にどう対応すべきかの答えを今すぐ知りたい人、AIのアルゴリズムを紐解いた明快な解を求める人にとっては適した本ではないかも知れません。

    しかし、生活者目線で書かれた本書の考え方は、共感が得られる「問い」がある内容だとも感じました。著者自身も言及している通り、AIの仕組みは各社で異なり、その将来を明確に予測することは誰にもできません。AIが『スター・ウォーズ』のC-3POのような単なる「指示待ちAI(指示通りに動く秘書)」を超え、『スター・ウォーズ』のR2-D2のように自走し、主人のために先回りまでしてくれる「パーソナルエージェントAI」として日常的に使われる世界がどうなるのかを語るには、まだ早い段階なのだと思います。だからこそ著者は、断定ではなく、6つの「近い未来の物語」を提示したのだろうと感じました。

    そうした背景があるからこそ、数百人規模のコミュニティを複数運営してきた著者ならではの手法として、読者と共に「7th」という場をつくり、これからを一緒に考えていこうという提案がなされている点にも、大きな一貫性を感じました。本から次へと続くこの提案には論理のブレがなく、私自身、著者と同じように未来に対して明るい希望を持つことができました。

    あ、「TRUST」「SENSE」「FANBASE」といった言葉で考え方を整理する点には、やや無理矢理感を覚える部分もあります。それでも全体として思想に一貫性があり、今の時代に読むべき一冊であることは間違いありません。きっと数十年後に読み返しても色褪せない本だと思います。そして464ページと非常に分厚いですがサラッと読める気がします。

    技術進化を追い続けるAI専門家の方々にとっても重要な示唆を含んでいるという帯も納得できる内容でした。いつか機会があれば、ぜひ著者に7歳の息子へのサインをもらいたいたい、と思わせてくれる一冊でした。AI時代が進んだ2030年までには、続編が出版されることを強く希望します。

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  • 星5つ中1つ
    本書の核心的価値──二重戦略の提示
    2025年12月28日に日本でレビュー済み
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    本書の核心的価値──二重戦略の提示

    本書が提示するTRUST(AIルート)とFANBASE(ファンルート)という二重フレームワークは、AI時代のマーケティング戦略を体系化する試みとして評価できます。特にTRUSTフレームワークの5要素(Translation、Report & Review、Uniqueness、Sincerity、Truthfulness)は、構造化データやレビュー管理など、AIが情報を解析する際の実務的要点を整理しています。

    FANBASEの7ステップ(Find & Listen、Access、Narrative、Bonding、Action、Synergy、Engage)は、顧客との感情的つながりを段階的に深化させるプロセスとして、一定の実践的指針を提供します。「一方的」から「相互」への関係性転換という視点は、従来のマーケティングパラダイムを問い直す問題提起として意義があります。

    構造的矛盾と実装上の課題

    しかし本書には見過ごせない構造的問題が存在します。最大の課題は、AIの技術的現実と本書の論理展開の乖離です。AIシステム(特にLLMや推薦エンジン)は統計的処理に基づくため、資本力を背景とした大量レビューの「飽和攻撃」に対し、少数のファンの真摯な声が優位に立つという主張には技術的根拠が不足しています。AIは「本物の声」を好むという前提は、AIを全能の道徳的審判者として擬人化した幻想に近く、検索アルゴリズムやレコメンデーションシステムの実態とは距離があります。

    ケーススタディについても、NPSスコアという具体的数値が示される一方で、意思決定プロセスにおける組織的摩擦や失敗事例の記述が欠如しています。これは「結論ありきのシミュレーション」という批判を招く要因となっており、実務者が直面する泥臭い現実とのギャップを生んでいます。

    著者のポジショニングと利益相反

    本書のもう一つの問題は、著者の専門領域である「ファンベース」概念をAIブームという時流に接合させた構成にあります。AIルートに関する具体的技術論(構造化データ設計、セマンティックSEO、サテライトサイト戦略など)が抽象的記述に留まり、「詳細はAIに聞け」と外部委託されている点は、著者の専門外領域を回避する姿勢の表れとも解釈できます。これは実装を求める読者にとって不十分であり、コンサルティング商材としての「ファンベース」を延命させる戦略的意図を疑わせます。

    実践者への示唆と限界

    本書は、マーケティングの本質的転換を促す問題提起としては価値があります。「AIに選ばれる」と「ファンに愛される」という二軸思考は、短期的効率と長期的関係性の両立を迫る現実的フレームワークです。特に中長期的視点でのブランド構築を重視する企業にとって、FANBASEの概念は有用な指針となり得ます。

    しかし実戦で血を流すマーケターが求めるのは、AIという情報の非対称性を逆利用する「実利的な武器」であり、数億円規模の予算を前提とした理想論ではありません。資本力やリソースに制約のある中小企業・スタートアップにとって、本書の提案は「無菌状態の理論」として映る可能性が高く、即効性のある戦術的ツールキットとしては機能しづらいでしょう。

    総合評価──理念と現実の狭間で

    本書は、AI時代のマーケティングという未踏領域に対し、30年以上の現場経験を持つ著者が示した一つの羅針盤です。TRUSTとFANBASEという二重戦略の提示、感情的つながりの重要性の再認識、長期的視点での顧客基盤構築という理念は評価に値します。

    ただし、AIの技術的現実との乖離、ケーススタディの検証可能性の欠如、実装レベルでの具体性不足、資本力前提の戦略設計といった構造的課題も顕著です。本書は「マーケティングの理念書」としては優れていますが、「実践的戦術マニュアル」としての期待には応えきれていません。

    結論として、本書は経営層やブランド戦略立案者が長期的視座を獲得するための思考フレームワークとしては有用ですが、日々のKPI達成を迫られる現場マーケターが即座に実装できる具体的ソリューションを求めるなら、本書の外側にある技術的・戦術的知識の補完が不可欠となるでしょう。

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  • 星5つ中5つ
    世の中のほとんどの方におすすめ
    2026年2月18日に日本でレビュー済み
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    マーケティングに携わる方、企業を経営している方、AIのあまりの急な進化にモヤモヤしてる方、一発大ヒット狙ってる方、おすすめです。最後の方、ビジネス小説なのに感動で涙しました。

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  • 星5つ中3つ
    AI時代の考え方としては重要、だけども。
    2025年12月26日に日本でレビュー済み
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    ファンベースを初めて知る人には、得られることが大きいかもしれません。

    個人的には、AIの視点を取り入れた焼き直しな印象です。ファンベースはかなり学習されていると思うので、それこそ目次と合わせてChatGPTと壁打ちすることで得られることも多いのではないでしょうか。

    また、書籍の後半はAI生成感が否めない(前半と口調がまったく異なる)物語なので、分厚い割には……という印象でした。動画がQRコードで案内されていたので、これらの物語もQRコードで案内していたらコンパクトになっていたような。これが一番残念でした。ChatGPTやClaudeを使い慣れている人ならわかる感覚だと思います。

    内容は納得できるものですが、帯に煽られるほどかというと疑問は残ります。

    結局、読む読まないに関わらず、AI時代を受け入れて、数年後の未来のために今のうちに行動できるかどうかだと思いました。

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  • 星5つ中5つ
    お勧めします!
    2026年1月11日に日本でレビュー済み
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    著者の長くからのファンです。本の内容以前に出たから買うというコアなファンです。

    恐ろしいペースで発展途上のAIに対してこの分厚さで本を書くというのはものすごい速さと決断が要る作業であったと想像します。

    今後、AIがどのように進化していくのか想像もつきませんが、現状読めばなるほどという内容でした。

    ただし最後のいくつかの架空の事例は、少し陳腐な気がしました。リアルな事例を入れれるか、むしろ無くても良かったかも。

    いずれにしてもAI戦略というまだ誰も手をつけていない分野にいち早く取り組んだという意味では非常に価値のある書籍と思います。

    一読をお勧めいたします。(これぞファンベース)

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