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なかでも圧巻は、本書の大半を占める「症例カルテ」である。『Black Jack』中で行われた36の手術を、「心臓外科」「内科」など、科ごとに分類し、それぞれの症例を「評価」「評価理由」「私ならこうする」といった項目により、現代医学の観点から真剣に検討している。いきなりの開腹やメンタルケアなどが批判されたりと各医師の批評は本職ゆえに辛辣だが、一方でユニークな術式に対する賛辞があったりもして、彼らが子どものころ愛読した作品への敬愛を感じ取ることができる。
第3章の「オマージュ」中の「ピノコ生きてる!」では、奇形嚢腫(のうしゅ)から生まれる、ということがどういうことなのかを緻密に分析し、「ピノコは重度の視力障害者である!」「ピノコは食道発声で話している!」など、ファンには驚きの事実も明かされる。
現代医学の進歩や、医師たちの病気に対する考え方を知る一方で、リアリティーを多少損なっても手塚治が伝えたかったことが見えてくる。ぜひ原作コミックスと併読することをおすすめしたい。(大脇太一)

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新品購入したのに完全に中古品。交換してください。マーカーペンで線が引かれてるし、シワシミ有り。ふざけてんのか?
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手塚治虫の名作「ブラックジャック」に登場する症例を実際の医師が検証していく作品。
症例、処置は適切か、実際の病気の名称、本当の医者ならどのように対処するかなど。
ドラえもんの道具は実現するか否か、みたいな内容に近いのかもしれない。
作品の意図としてはとても面白い。手塚治虫の医療に対する知識や施術方法など、間違っている部分や合っている部分などをのぞき見することが出来る。
ただ、本当の医者が解説しているため、専門用語が多く、中々素人には理会が難しい。
流し読みしようにも、どこを飛ばして読んだらよいか分からない。
かといってじっくり読んでも理解しにくい内容になっている。
ブラックジャックの真のファンならば、かなり良作に感じるだろう。
にわかファンはこの本をとってはいけないように感じる。
なんせ難しい解説がのっているのだから。
別に予備知識が無くても、ブラックジャックが好きという情熱があれば楽しめる作品。
そういう意味では人を選ぶ作品なのかもしれない。
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SFの設定について、科学的な検討を加える書籍の医療版である。
多くのコミックには、かなりの無理があるが、医学部出身の
手塚 治虫 先生だけあり、医学的知識には無理が無く駆使し、
ブラックジャックの診断力・治療について検討しても、
現代の医療の進歩にはあわない点もあるが、未来のテクノロジーを
予言するがごとくの発想が感じられる。
ブラックジャックの持ち物の多さに無理がある以外には、
当時の医療技術として一流であることが、証明されたように感じる。
ある意味で、手塚先生に畏敬の念を証明する作品であるようだ。
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ブラックジャックマニアの、
ブラックジャックマニアの為の
ブラックジャックマニアの医師グループが書いた特殊な医学書。
ブラックジャックに出てきた症例を研究、解説して
自分ならどう治療したか、ブラックジャックの処置は正しかったかを
検証する。
ブラックジャックファンじゃないと面白さの欠片も見出せないカルトな本
なのでファンの方以外は無視して下さい(笑)
ファンの方は即買いです。
私はファンなので実に面白く読めました。
最高です。
よって★五つ。
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手塚治虫の名作「ブラック・ジャック」に出てくる症例を、専門医17人が集まって、それぞれの専門分野からまともに検討している。サザエさんを考証した「磯野家の謎」などと同じ系統で、その種の本はすでにたくさん出ているが、「ブラック・ジャック」ほどの名作・大作が今まで放っておかれたのはむしろ不思議。
いかにもお医者が書いたらしく、系統だっているのが特徴。36の症例を心臓外科、内科、整形外科、産婦人科などに分類し、カルテ風のフォーマットで、症例名称とその説明、患者プロフィール、ブラックジャックが請求した治療費、診療録、ストーリーあらすじ、印象的なコマ、検討報告と続いて、遺漏がないのはさすが。
検討の中ではスペースの制限からか、現代の術式の詳しい説明はないこともあるが、状況を把握しているというムードは十分伝わる。巻末の全234話症例リストなど、資料はよく揃っている。B・Jのコート、トランク、ピノコの検討など、ポイントの取り上げ方も適切で面白い。
モノクロを基調にした装丁はよく目立ち、内容を余すところなく表現している。
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