潤井川
| 潤井川 | |
|---|---|
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潤井川の桜の名所と富士山 (富士市滝戸橋より) | |
| 水系 | 一級水系 富士川 |
| 種別 | 一級河川 |
| 延長 | 25.5 km |
| 平均流量 | -- m3/s |
| 流域面積 | 約310 km2 |
| 水源 | 静岡県富士宮市上井出 |
| 水源の標高 | -- m |
| 河口・合流先 | 沼川(田子の浦港)(静岡県) |
| 流域 | 静岡県 |
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地理
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静岡県富士宮市上井出付近に源を発し深い谷を作りながら、芝川より取水した大堰用水、足取川、風祭川を合わせ南流し、大中里地区から流路を東に変える。このあたりより下川、清水川、方辺川、よしま池(逆さ川)などの湧水河川が複数流入し、水量が一気に増える。神田川と合流してすぐに星山放水路との分岐点がある。尚、普段は放水されていない。その直後に王子製紙富士工場の「潤井川第一発電所」に取水され水量は落ちる。その約2km下流で弓沢川が合流し、さらに再び本流の水が戻ることで水量が豊かとなる。
富士市に入ると天間地区で鷹岡・吉原用水に取水、天間沢川を合流。岩本地区で凡夫川と合流すると同時に富士早川、下堀川等に分流し、市の中西部を潤している。本流は富士早川に分流したあたりから徐々に流路を南東に変え、小潤井川に分流し、やがて田子の浦港へ注ぐ。流域には、富士フイルム富士宮工場や、旭化成、王子製紙などの複数の製紙会社など工場が多い。
田子の浦港のできる以前は沼川の支流であった(現在はそれぞれ独立して田子の浦港に注いでいるものの、沼川の支流であるという位置付けは同様である)。現在の河口付近には西伊豆フェリーの乗り場があった。桜並木と富士山をセットとした景勝地としても知られ、「潤井川桜並木」の地点名(富士宮市)で環境省公開の「富士山がある風景100選」に選定されている。
龍巌淵
[編集]龍巌淵(りゅうがんぶち)は、富士市久沢付近にある川の湾曲部(淵)。
毎年3月下旬から4月上旬にかけて、龍巌橋から滝戸橋にかけての左岸沿い約250メートルにわたって桜(ソメイヨシノ)が咲き誇る。残雪の富士山、桜、潤井川を一枚の構図に収めることができる景勝地として知られており、シーズン中には県内外から多くの写真愛好家や観光客が訪れる[1][2]。(上記の富士山がある風景100選とは別の場所である。)
近年、SNSによる認知度の高まりなどから来訪者が急増しており、桜の開花時期には滝戸橋周辺での交通規制や、観光客向けにキッチンカーの出店などの催しが行われている。混雑時におけるドローンによる空撮は原則禁止されている。最寄り駅はJR身延線入山瀬駅(徒歩約10分)[3]。
由来・説話
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歴史
[編集]1974年(昭和49年)に星山放水路開削。大沢崩れからの土石流に度々苦しめられてきた下流域での水害を防ぐため、富士川への放水路を開削した。台風や大雨に伴う潤井川の増水時に富士川へ放水することで、下流域(富士市)での水害は大幅に減少した。これに伴い潤井川を含めた沼川水系全域を富士川水系に編入した。
水質・環境
[編集]水源のない上流域は生活排水のため水質が良いとは言えないが、富士宮の青木地内で芝川より取水した大堰川、市街地付近で下川、清水川、逆川(さかさがわ=よしま池)、方辺川、神田川などの湧水河川が流れ込むことで水質が改善される。富士宮市街の区間ではヤマメ、アマゴ、ニジマスなどが放流されており、静岡県東部有数の渓流釣り場である。その他にコイも放流されている。
富士宮市内での魚類の天然生息はわずかで、アブラハヤなど。かつてはウナギの遡上もあったという。富士市に入ると、マルタウグイやアユの遡上も見られる。
主な支流
[編集]橋梁
[編集]- 富士宮市
- 新田橋(静岡県道71号富士宮鳴沢線)
- 駒止橋(県道71号)
- 龍門橋(国道469号)
- 富丘桜橋(静岡県道184号白糸富士宮線)
- JR東海身延線潤井川橋梁
- 野中橋(静岡県道76号富士富士宮由比線)
- 富士市
- 新東名高速道路潤井川橋梁
- 龍厳橋(静岡県道176号鷹岡柚木線)
- 東名高速道路潤井川橋梁
- JR東海身延線潤井川橋梁
- 潤井川橋(静岡県道175号鷹岡富士停車場線)
- 山橋(静岡県道181号富士停車場伝法線)
- 源平橋
- 潤井川大橋
- 富安橋
- 潤井川橋(静岡県道396号富士由比線)
- 富士山夢の大橋(国道139号富士改良)
- 潤い橋
- JR東海東海道本線潤井川橋梁
- JR東海東海道新幹線潤井川橋梁
脚注
[編集]- ↑ “龍巌淵|スポット・体験|【公式】静岡県観光ガイド Hello Navi”. 2026年7月5日閲覧。
- ↑ 静岡新聞・静岡放送. “富士山と桜を同時に楽しめる!毎年1万人が訪れる絶景花見スポット「潤井川龍巌淵の桜」/富士|静岡新聞アットエス”. 2026年7月5日閲覧。
- ↑ “龍巌淵(桜)”. 富士市. 2026年7月5日閲覧。
- ↑ 大高康正、「富士山縁起と「浅間御本地」」、『中世の寺社縁起と参詣』、竹林舎、2013年
- ↑ 富士市立博物館企画展図録『富士山縁起の世界―赫夜姫・愛鷹・犬飼―』、2010年

