腰に爆弾ぶら下げて~シーズン5~セカンドオピニオンで解決?
二か月くらい前から書いている地味な腰痛との戦い。
同じ整形外科に通って飲み薬を処方されているが、改善どころか痛みが増してきて、いつまでも周囲の善意に頼って暮らしているのが心苦しかったのでセカンドオピニオンとして近所で一番大きな総合病院に昨日行ってきた。
この病院は待ち時間が長い事で有名で予約も出来ないため受付開始時間直後に間に合うように八時前に家を出た。
車の運転はシートに背中をピッタリと預けて姿勢を良くすると何とかなるので一人で行ってきた。
八時五分くらいに辿り着いて院内に入ると受付の前には長蛇の列ができていた。
立ちっぱなしでいると腰に痛みが走るので「小さく休め」の姿勢を左右交互に取りながら順番が来るのを待った。
受付で腰が痛いので整形外科で診てもらいたいと伝えたら問診表と体温計を渡された。
手近にある椅子に座って、氏名・住所・電話番号・今日の来院目的と現在通っている病院名など細かい質問に一つ一つ回答を記入して受付に提出して身長・体重と血圧を測った。
身長は変化がなかったが体重は一キロほど減っていた。
血圧は高めだが診察には影響のない数値。
それが済んで再び受付に行って自分の診察順を知らせる番号札を貰って診察室がある待合スペースに移動。
木曜日だから空いているだろうとたかをくくっていたが、思っていた以上に年配の方が大勢座っていた。
整形外科の窓口に行って腰を診てもらいたいと伝えるとすぐにレントゲンを撮りましょうと言われた。
しばらく待っていると自分の番号札を看護師さんが読み上げたので、あ、私ですと手を上げて名前と生年月日を確認するとレントゲン室に行くように案内された。
まだ若いレントゲン技師のお兄さんがベルトや鍵のような金属物を外してくださいと言うので言われる通りにしてレントゲン台に乗る。
まずは仰向けで一枚、それから横向きで一枚と撮ってもらい、あっという間に撮影終了。
それから待合室に戻ると患者さんの数がさらに増えていた。
ずっと立っているのもしんどいので、知らないお爺さんのすぐ隣の椅子に腰かけさせてもらった。
すぐには呼ばれないみたいだったので読みかけの本を読んでかなり待ったがまだ自分の番は来ない。
待つのは想定内でここでじたばたしても何も始まらないので大人しく我慢の子。
本にも飽きてぼんやりしていると診察の順番を知らせる液晶パネルに自分の番号が表示されたので診察室に入る。
先生は私より随分若い女医さんで、撮れたてホヤホヤのレントゲンを見る限りだと背骨も神経にも異常が見られないですねと言ってくる。
この痛みに原因は何なんでしょう?と私が質問すると最近の食生活や急激な体重減少とかは無いですかと尋ねてこられたので、なるべく体重を落とすために食事は脂物を控えて筋トレを熱心にしていますと答えた。
先生はなるほどと言った感じで頷いて、じゃあベッドに横になってくださいと言われたので仰向けになっていると左足を掴んでストレッチの要領で足を畳んでみたり伸ばしてみたりと触診をしてくれた。
両足同じように試してみたが特に腰が痛いという事は無かった。
むしろ身体が柔らかいですねぇと感心されてしまった。
それからうつ伏せになって腰回りをグリグリと結構な力で押してこられた。
痛んで仕方が無い腰と背骨回りもいじられるので、思わずイテテとかアツッッと声が漏れてしまう。
そのきつい触診が終わると、これは筋肉が炎症を起こしていますねとズバリ言いきられた。
いつも通っている町の整形外科とは違う見立てで、何だかその言葉を聞いて納得するものがあった。
それから筋肉に注射をしましょうと言うので、とにかく痛みを取りたかった私はお願いしますとうつ伏せにしていたら背中に三本注射された。
先生がこれはトリガーポイント注射と言って麻酔と炎症を抑える効果があるんですと言っていた。
患部をアルコール除菌されて注射針が背中に入っていく感覚が伝わってくる。
腰に針を刺される事自体人生初の事でインフルエンザの予防接種の五倍くらい痛いかなと体感で感じた。
先生はテンポよく二本目、三本目と注射してくる。
その度にまあまあの痛みでクウッと声が漏れそうになるのを必死で耐えた。
はい、終わりましたよ言われた時には軽く汗をかいていた。
これで早ければ数時間で痛みが取れますよというので、ありがとうございますと言ってベッドを降りる。
それからもしこれで効果がなかったらかかりつけの整形外科さんで注射してもらってくださいねと言われた。
はぁ、分かりましたと若干の不信感を感じているいつもの整形外科の先生の塩対応を思い出してちょっぴり気分が萎えたが診察はそこで終了。
会計を済ませるともうお昼に近かった。
注射直後から何だか気持ちが悪くて食欲も無かったので病院の駐車場でしばらく仮眠を取って体調の回復を図った。
腰の痛みは引いた気が余りせずに注射した筋肉の辺りが張っているのが良く分かった。
それがまた地味に痛くて、昨日は難儀した。
帰宅して、晩御飯に豚トロの冷しゃぶと茹でて刻んだオクラを豆腐に乗せて鰹節をかけたオクラ豆腐を拵えてご飯と味噌汁をささっと作ったが、薬の副作用か食欲がまるでなく妻にほとんど食べてもらった。
片付けは私がやるからという妻の言葉にありがたく甘えさせていただいて九時前に就寝。
朝の六時頃まで腰の張りで何度か目を覚ましつつ、まあまあ眠れたのだが注射した場所を中心に強い筋肉痛のような痛みが残った。
この痛みは数日中に消えるらしいので耐えるしかない。
腰痛自体は思っていた以上に楽になっており、これだったらもっと早く総合病院にかかればよかったと思った。
このまま素直に治ってほしいなというのが今の心からの願いである。
二か月弱ほど続いたこのシリーズも今日でひと段落という事にしたい。
長々と腰の痛みに対する恨み節を吐き続けてどうもすみませんでした。
しばらく筋トレはお休みで回復に努めます。
セカンドオピニオン、大切ですね。
ご心配をしてくださった皆さん、ありがとうございます。
まだ完治とはいきませんが、腰痛闘病記はこれにて一幕。
