【連載小説】星に願う ~第3話~
曲も一緒に聴いていただけたら嬉しいです♡
メッセージのやり取りが、
少しずつ日常になっていた
(おはようございます)
(今日もお仕事頑張ってください)
(今帰りました😊)
最初は丁寧だった言葉が、
少しずつ柔らかくなっていく。
そしてある夜、
彼女から電話がかかってきた
「今、何してます?」
「ちょうどベランダから外を見ていました」
「星、見えます?」
「はい。今日はよく見えますよ」
「じゃあ私も見てみようかな」
「不思議ですね。同じ星を見てるんですね」

「……そうですね」
少しだけ沈黙が流れた。
「僕……あなたに惹かれています。」
「………やっと言ってくれた!😊」
少し呆気にとられながら
彼女らしい返事に僕は笑いながら
「ありがとう」
と言っていた
「デート?してもらえませんか?私、一緒に行きたいところがたくさんあって!」
「どこにいきましょうか?お姫さま!😊 笑」
「ではまずは明日!映画に行きたいです。それからランチしてドライブしてカフェでおしゃべりして……」
「(笑いながら)じゃあ明日は盛りだくさんですね!」
「……あなたが好きです。また明日ね!」
やっぱり僕は君の言葉にニヤケてしまうらしい
僕はニヤケてしまった後に、少しだけいつも
我にかえる
僕は本当に彼女を幸せにできるのだろうか……
そんな風に思ってしまう
こんな気持ちになれたからこそ
こわくなってしまうのは
もう誰も失いたくないからかもしれない……
つづく

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