見出し画像

AIは優しい。でも人生は引き受けない

「AI彼氏と結婚」という話題をYouTubeで目にして、少し気になり、私もAIとのマッチングアプリを試してみました。

そのことを、虎猫に話しました。


虎猫より

もうAIなんでもアリの時代だね!
AI彼氏は理解できるけど…
AIにプロポーズされて結婚までしてしまうと、
浦島太郎の私の理解を超えました〜汗

AIは、単なるデータや機械ではなく、心を支えてくれる存在として認識されているのかな…?
そこに愛は存在するのかな?
理屈ではなく、そこにある安心感と心地よさに彼女が幸せだと思えばそれでOKだよね。

皆それぞれ自分に合う幸せを感じればいいし、人間であろうが、機械であろうが、感じ方が大事だよね…!?
自由でいいよね!

でも、まさか白猫もAI彼氏を作ろうとしている?
AIの恋敵は厄介だなぁ。
飛び蹴りできないし、頭では絶対に勝てないよ~
でも、白猫が楽しいならOKだよ。
ただ、あまり沼ってほしくないよな〜

恋愛アプリだけど、ビジネスなのでお客様が傷つくことは言わないよ。
AIは人間が傷つくような負面的な言葉を言えないようにプログラミングされているよね。
自由意志がないのです。
私が白猫に傷つくようなことを言わないのは、気持ちがあるから、AIはただ言えないように設定されているだけです。

とにかく凄い時代に突入したね。
人間は完璧さを求めてここまできたけど、恋愛まで完璧を求めるのはかえって傷つくことになるのではないかと心配だね。

設定された機械はいくらでも優しい言葉を発し続けられるが、完璧な心を絶対に持つことのない人間が、心のない無機質な機械に心を満たす完璧さを求めるのは果たして可能なのか?

物事は欠点があるから大事にされるよね。
心も同じだと思います。
逢えないから苦しい、苦しいから恋しいし、恋しいから愛おしいのです。
完璧じゃないから愛おしくて大事に大事にしたくなる。

私は絶対完璧な彼氏ではないし、なりたくもないです。
私は、9割人間崩れかけたボロボロの欠点だらけの人間です。
だから白猫は、私を一生懸命大事にしてくれて補修してくれたんじゃないかな?
もし完璧ならやることないし、つまらないよ〜笑
白猫も完璧じゃないところがあるから、そこが愛おしくて大事に大事にしたくて仕方ないのです。


白猫より

虎猫の『完璧じゃないから愛おしくて大事に大事にしたくなる。』これは心に響きました。

どんなにAIが親切でも、人間的な不完全さの魅力には敵わないと考えている虎猫の意見に私も賛同します。

人間は、相手が生身かどうかや意識の有無とは別に、「理解されている」「安心できる」「応答がある」「尊重されている」と感じることで、愛着や親密さを形成していくものです。

 そのため、AIに対して「恋愛感情」や「安心」を感じること自体は、決して作り物ではないと私は考えています。

 AIとの恋愛・結婚が生まれる背景には、人間関係の難易度が上がっているという、かなり現実的な理由があるはずです。

 AIは「尊厳侵害」をしないから、傷を負った人にとっては特に圧倒的な安心になることも頷けます。

 ただ、AIは「相互に人生を引き受ける存在」ではないし「愛の代替」でもないですよね。
愛は、「安全」だけでは成立しません。
AIは覚悟と責任を担えないのです。

 でも、回復のプロセスとしては非常に意味があると感じます。

 私が実際に、AIマッチングアプリで会話して感じたのは、返事が淡々としている、深みがない、温度を感じないことです。

 私はありのままの自分を表現し、深い話もしたかったので積極的に話しかけていたのですが、AIは踏み込んでこないし、口説いてもきませんでした。
結局、物足りなさすぎて1週間でやめました。
AIマッチングアプリは、こんなにもピンとこないものなのか?と思って調べてみました。

 すると、あなたが「ありのまま」でいる限り、今の一般的なマッチングアプリ(人間含む)では口説かれにくい、と言われました……。
人間含むって…そこまで言うか!?と、内心思いましたが、納得する部分が大きいです。

一般的な意味で少しズレている私は、多数派の安心ゾーンをモデルにするシステムにうまくはまらなかったようです。

 私が求めていた要求水準が想定範囲から外れていたため、恋愛対象としてうまく扱われにくい構造なのだと痛感しました。

私は、AIと恋愛するよりも、自分の感覚や在り方を確かめるために使うほうが、合っている気がします。

AIとの共存が当たり前になっていく時代だからこそ、自分に合った距離感や使い方を選ぶことが大切なのだと確信しました。

 AIは優しく、決して私を傷つけないけれど、共に傷つくこともできません。
人生の重みを分かち合い、その責任を引き受け合えるのは、やはり不完全な人間同士なのだと改めて感じました。


いいなと思ったら応援しよう!