✴️最初から100点を狙う人ほど、なぜか失敗する
何かを始めるとき、人はつい100点を目指してしまう。
マイホームでも、アクアリウムでも、仕事の仕組みづくりでも同じだ。
「どうせやるなら完璧に」
そう考えてしまうのは、ある意味自然なことかもしれない。
だが実際には、最初から100点を目指したものほど、あとで困ることが多い。
これまでの経験上、最初は80点くらいを狙って、余白を残しておいた方がうまくいく。
🔶完璧設計は現実に負ける
たとえば、マイホーム。
先日、マイホームを建てた友人に招かれて家にお邪魔した。
一から細部まで考え抜いた、こだわりの住宅だと嬉しそうに語ってくれた。
設計の話を聞いていると、確かに相当練られている。
だが実際に住み始めると、次々と不満が出てくるらしい。
🔸コンセントの位置が微妙
🔸収納の使い勝手が悪い
🔸動線が思っていたのと違う
頭の中の設計では完璧だったはずなのに、生活が始まると違和感が出る。
「次に家を建てるときは、ここをこうする」
そう言っていた。
だが、ほとんどの人にとって、マイホームの購入は人生で一度きり。
私の趣味であるアクアリウムも同じ。
完璧なレイアウトをつくったつもりでも、
🔸コケが特定の場所だけ増える
🔸魚が想定していた場所を泳がない
🔸掃除しにくい場所ができてしまった
などなど
結局、あとから手を入れることになる。
最初から100点を作ろうとすると、修正しにくい形になる。
これが一番の問題だ。
🔶80点には強さがある
80点設計の利点は変えられること。
余白があるから。
例えば仕事
完璧なルールをつくるより、とりあえず回る仕組みをつくる。
問題が出たら、その都度直す。
この方が結果的にうまくいく。
いろいろ試してきて、長く続いている仕組みはだいたいこの形だ。
最初から完成を目指さず、走りながら完成を目指す。
🔶完璧設計は変化に弱い
100点満点までつくり込まれたものは、いざ修正しようとすると厄介だ。
一部を直すだけのつもりが、全体を崩さなければならなくなることもある。
どうせ後から修正が入るのなら、最初から80点で始めた方がいい。
🔸余白を残す
🔸走りながら直す
このやり方が一番うまくいく。
結果として、後々の労力も少なくて済む。
それに不思議なことに、最初から100点を狙わない方がいいものができたりする。
力みが抜けるから。
100点を作ろうとすると、どうしても固くなる。
少し余白を残して始めるくらいが、ちょうどいいのかもしれない。
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