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AIと30分でスキャナーアプリを作ってみた

先日、普段使っていたスキャナーアプリの提供が終了した。
正直、かなり困った。

紙資料をPDFにする用途で長年使っていたアプリだったので、
突然なくなると不便だ。
もちろん代替アプリはいくつもある。
しかし、どうもどれもしっくりこない。

そこでふと思った。
「これ、自分で作れるのでは?」

そしてAIにこう聞いた。
「スキャンアプリ作れる?」
ここから、AIと対話しながらスキャナーアプリを作る実験が始まった。



まずはプロジェクトを作る

最初にやるのは普通のiOS開発と同じだ。
Xcodeで新規プロジェクトを作る。

設定はシンプル。
• SwiftUI
• Swift
• Storageなし

名前は Scanner にした。


カメラ権限の設定

次に必要だったのがカメラ権限だ。

iOSでは カメラを使う理由を書かないとアプリが起動しない。

そこで Info.plist にこれを追加する。


iPhoneの書類スキャン機能

ここで重要なのが VisionKit というAppleのフレームワークだ。

この中に
VNDocumentCameraViewController
というクラスがある。

これを使うと
・書類検出
・自動トリミング
・複数ページスキャン
などが ほぼ自動で動く。

つまり、スキャナーアプリの最も難しい部分は
Appleがすでに用意してくれている。


メイン画面

次に作るのが
ContentView.swift

ここでは
・スキャン開始ボタン
・スキャンした画像の表示
を実装する。

流れはこうなる。
スキャン開始

カメラ起動

書類スキャン

画像取得

画面表示


実際にかかった時間


アプリが動くまでにかかった時間は約30分。

正確には
・プロジェクト作成
・スキャン機能
・画面表示
までで 20〜30分程度だった。

もちろん完成度の高いアプリにするには
さらに時間が必要だ。

しかし
「とりあえず動くスキャナーアプリ」
は、30分で作れてしまった。

これは少し衝撃だった。


ここまでの完成度

この段階でできた機能は次の通り。

・書類スキャン
・複数ページ
・PDF生成
・PDF保存
・PDF共有
・OCR

つまり
スキャナーアプリのコア機能
はほぼ揃っている。


AIと開発するということ


今回の面白かった点は
コードを書くことよりも
AIとの対話で設計が進んだこと
だった。

私は最初に
スキャンアプリ作れる?
と聞いただけだった。

そこから
スキャン

PDF

共有

OCR
まで

対話だけでiPhoneアプリが完成した。

これは従来のプログラミングとは
かなり違う体験だった。

コードを書くというより
AIと一緒に設計する
という感覚に近い。


個人開発のハードル


昔なら
「スキャナーアプリを作る」
というのはかなり大変だった。

しかし今は
・Appleのフレームワーク
・AIのコード生成
を組み合わせることで
かなり短時間で形になる。

個人開発のハードルは
確実に下がっている。


これから作れるもの

このアプリも、まだ拡張できる。

例えば
・PDF履歴一覧
・OCR結果画面
・ページ削除
・ページ並び替え
などを追加すれば

App Storeレベルのスキャナーアプリ
になる。


今回の経験で思ったのは

今回の経験で思ったのは、
AIは「コードを書く機械」というより、
開発の対話相手に近い存在だということだ。

「こんなアプリ作れる?」

そこから開発が始まる。
そして意外なことに、かなりのものが本当に作れてしまう。



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戸村多郎|医学博士・大学教授|とむラボ よろしければサポートをお願いします! いただいたサポートは不定愁訴で困っている人に東洋医学を届ける活動費に使わせていただきます!