👑 異世界ラノベに見る日本人の君主制メンタリティ──だからこそ石丸伸二は違和感を持たれた
🏯 日本人に染みつく「理想の君主願望」
今の日本を形作る大きな無意識があります。
それは
✅ 「君主制メンタリティ」。
長い歴史の中で、
天皇や将軍、藩主に治められ
年貢を納めて従うだけでよかった社会
この「お上に任せておけばいい」という感覚は、
今も私たちの深いところに染みついています。
📚 異世界ラノベに自然に現れる君主制メンタリティ
それは実は、日本の大衆娯楽の代表ともいえる
異世界ラノベ
にもはっきり表れています。
異世界ラノベのほとんどは
ヨーロッパ風の封建社会(君主制国家)が舞台。
王様や公爵が出てくるのは当たり前。
主人公が理想の為政者(王や領主、宰相)になって国を良くする。
読者は
強いリーダーがいてくれて安心。
主人公に感情移入し「理想の王様」気分を味わう。
だから自分では何も変えなくていい。
こうして、現実には抑え込んでいる
「理想的な支配者に任せて自分は守られたい」
という無意識の欲求を、ファンタジーの形で存分に楽しんでいるのです。
🏛️ だから石丸伸二が違和感を持たれた
昨年(2024)の都知事選で石丸伸二さんは、
データで説明し、
国民に対しても「あなたたち自身が変わらなければならない」と言い続けました。
彼が求めたのは
✅ 「自分たちで考え、行動し、選択する市民」
でもそれは、
理想の王に任せておけばいい。
自分は従っていれば楽。
そんな君主制メンタリティが根底にある国民にとって、
「えっ、自分でやらないといけないの?」
という強烈な違和感を生むものでした。
⚖️ まるでラノベの世界とのギャップ
もし石丸さんが
カリスマ性で熱狂を煽り、
強いリーダーシップを誇示し、
「俺に任せろ」と言っていたら、
多くの人はもっと安心し、
異世界ラノベの王様に感情移入するように、
ワクワクしながら支持していたかもしれません。
しかし彼は
「任せるな、考えろ、あなた自身が変われ」
と言った。
だから
理想の王様ではなく、面倒な現実を突きつける現代の政治家
に見えてしまい、
「引っ張ってほしいのに引っ張ってくれない」
という失望や苛立ちが一気に生まれたのです。
✍️ まとめ
🌿 日本人の深い君主制メンタリティは、異世界ラノベの物語に自然に表れています。
そこでは理想の為政者に任せておけば問題は全部解決し、自分は何もしなくていい。
だからこそ現実に石丸伸二さんのような「国民自身が主体になるべきだ」と言う政治家が現れたとき、
強烈な違和感を覚えたのではないでしょうか。
