イヴの日の悲しさー天に召された友人のこと

入院中の友人からの電話が鳴った。でもそれは友人ではなく、息子さんから。母がきのうの夜亡くなりましたという知らせだった。

享年89歳。知り合ったのは20数年前。英会話教室の生徒さんだった。

海外旅行に一緒に行っていたご主人がなくなり、頼っていないでいきなさいと後押しされ、英語を習い始めたと聞いた。高校生のときの英語の先生が嫌いで普通科から家政科に変わったとも。

英会話学校をやめた後も、ご自宅で頂いた素敵な着物の布でテーブルクロスや袋物を作るのを手伝って頂いた。鼻唄を歌いながらシンガーミシンをかける姿が今も目に浮かぶ。

手先が器用で版画も趣味。年賀状や暑中見舞はいつも斬新なデザインと色で大切にとってある。

人の命ははかない。11月にお見舞いにいった時は、家で年末を過ごしたいと言ってらしたし、ラインのやり取りは亡くなる1週間前まいつものようにスタンプを使って、Have a good day!と返してくれていたのに。

間質性肺炎で入院したのに、亡くなったのは脳溢血だった。

共通の友人に電話したらその人も絶句していた。元気な明るいあの人にもう会えない。

驚いたのは、私たちは4人でたまに食事に行くグループがあったのですが、中の一人も2年前のイブに亡くなったということです。

寂しいけれど、その人に出会えて人生が豊かになり、ひよっこだった私はちょっと逞しくなれたのは紛れもないことです。

ありがとうございます、どうぞ、安らかに、天国から見守ってください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。