表現再考:穀雨、4月20日

 春の土用に入ったと思ったら、二十四節気、穀雨がきました。暑いと思えば、冷える、そんな不安定な時期が続きましたが、その行ったり来たりしていたうちに、地中の水分が大気に広がっていくのでしょう。

 かくして、雨が大地を潤す穀雨になりました。

七十二候は、本朝では、葭始生(よし はじめて しょうず) 、宣明暦では、萍始生(うきくさ はじめて しょうず) と、ともに水から生があらわれてくる、そういう形です。本朝では、続いて、霜止出苗(しも やんで なえ いず) 、牡丹華(ぼたん はな さく) と、自然の景観をみあげるように進みます。

宣明暦では、鳴鳩払其羽(めいきゅう その はねを はらう) : 鳴鳩とは、嘴が黄色いイカルのことで、それには戴勝降于桑(たいしょう くわに くだる、戴勝が桑の木に止まって蚕を生む)が続きます。

戴勝とは、頭に冠のような羽毛の生えたとりで、ヤツガシラともよばれます。ポケモンのオドリドリににているやもしれません。桑の木に飛び交う様をみて、蚕とつなげるセンス、なかなか刺激てきです。


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