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表現再考:八十八夜、5月2日、旧暦3月16日望月

 昨日は八十八夜でした。八十八夜は、立春から数えて八十八日めですが、立夏は、立春からほぼ九十日ですから、立夏の前の数日のところに位置する雑節(日本独自の季節を示すもの)です。

 八十八夜を調べると、茶摘みや種まきを始める節目になっているというのですが、立夏と数日しか違わないので、特別に位置付ける必要があったのかとも考えます。また、春の土用でもあるので、土いじりは忌避される時でもあります。

 おそらく、米と八というものに対する深い思いがあるのかもしれません。八十八というのは、そのまま米を分解したものですから、縁起がいいということで、土用の禁忌を上塗りしているのかもしれません。

 年を寿ぐにも傘寿(80歳)、米寿(88歳)、茶寿(108歳)と、八、ひいては米が絡んでいます。
 日本人の心性に根ざす八と米に対する深い情愛もあるのでしょう。


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