心に余白をつくる、はじめの一歩
毎日の生活、次から次へとやることがあって、全てのことが流れ作業のようになっていること、ありませんか?
取りあえず、朝起きたら洗濯物を干して、朝ご飯の準備をしながらお弁当作り。身支度をしながら朝ご飯を頬張り、子ども達の準備をしながら、バタバタとかけ足で出勤。
出かける時間は決まっているから、それに合わせて逆算して準備は始める。少しでもその通りに進まないとイライラして、その日は一日上手く進まなかったりすることもあるでしょう。逆に何事もなく、朝から時間通りにできた日は、滞りなく仕事もはかどる、なんてこともあるでしょう。
この違いはどこにあるのでしょうか?
思い通りに進まないと、人はそこで焦ったり、動けなくなったりすることもあるでしょう。
でも、同じ出来事が起きても、「今日はまあ、そんな日もあるか」と受け止められる日もあります。
その違いは、出来事そのものではなく、自分の心にどれくらい余白があるか、なのかもしれません。
心に余白がないと、目の前の出来事だけで精一杯になります。
子どもがいつもより準備に時間がかかること。
職場で急な仕事を頼まれること。
スーパーでレジが混んでいること。
普段なら気にならないことまで、「もう無理」「なんで今なの?」と感じてしまいます。
それは、心が弱いからでも、頑張りが足りないからでもありません。
毎日たくさんのことを考え、たくさんの役割をこなしているからこそ、心の中に「余裕を置いておく場所」がなくなってしまうのです。
一方で、心に少し余白があると、同じ出来事でも見え方が変わってきます。
「少し遅れても大丈夫。」
「子どもも今日は調子が出ない日なんだな。」
「一度深呼吸してから動こう。」
そんな小さな選択ができるようになります。
余白とは、何もしない時間のことではありません。
自分の気持ちに気づく時間だったり、「今日は疲れているな」と認めることだったり、「全部を完璧にしなくてもいい」と自分に声をかけることだったり。
そんな小さな心のスペースがあるだけで、毎日の景色は少しずつ変わっていきます。
忙しい毎日だからこそ、時間を増やすことは難しいかもしれません。
でも、心の余白は、ほんの少し立ち止まることから生まれることがあります。
今日のあなたは、どんな気持ちで一日を過ごしていますか。
その気持ちにそっと目を向ける時間が、心の余白をつくる第一歩になるのかもしれません。
