#15 日本で迎えた、初めての冬ー神戸で巡る冬の散策
長い旅を終えて、しばらく休もうと決めていた。三、四週間くらいゆっくりしたら、そろそろ近くのところで探索してみよう。
そう思っているうちに、一月はあっという間に終わってしまった。
近場でどこか行ってみようと思い、まずは明石へ。
明石



明石城、明石海峡大橋、三井アウトレットパーク、海神神社、垂水。散策しながら歩ける距離だ。まだ足に水ぶくれが残っていた。あんなに時間が経ったのに、なぜだろう。年末年始の旅で歩きすぎたせいか、思ったより長引いていた。
明石城は中で入らないので、外から少し眺めただけ。明石海峡大橋はきれいで、好きだった。当時の私にとっては、まるで日本版のSan Francisco Golden Gate Bridge。やはり海が好きだ。
散策がてら、垂水の三井アウトレットパークまで歩いていく。途中では反対側に姫路や淡路島が見えて、こういう海沿いの散歩が好きだった。海の色も、よく見ると三種類くらいの水色が見えて、きれいだった。

初めて噂の三井アウトレットパークに訪ねた。選択できるものはすごい種類で、コスパも良い。次に買い物するなら、特に服やバッグはここで買いたいと思った。
日本に来て気づいたことの一つは、服が意外と安いこと。他の国と比べてというより、単純に「外食一回分くらいの値段で服が買える」という感覚だった。私の母国では、どんなに安い服でも、外食一回分くらいの値段で買えるものはあまりなかった。
やっぱり、日本の人はファッションセンスが良いのも、こういう環境があるからなのかな。
ここで初めてCold StoneのPremium Ice Creamも食べた。学生時代の私にとっては、ちょっと高い贅沢だった。でも、やっぱり美味しい。
食べ終わった頃、雨が降り始めたので、そろそろ帰ることにした。その前に、帰り道にある海神社にちょっと寄ってみる。
運が良いことに、ちょうど節分のお祝いをしていて、福豆が配られていた。もう少し早かったか、遅かったら、見られなかったかもしれない。こういう偶然に出会えるのも、散策の楽しみだった。
一つもらった。食べられるんだ。しかも美味しい。もっともらえばよかったな。


この日も割引されていた中古漫画を買った。まだ日本語が読めないが、モチベーションになるから、と思って買った。
初めて家族と離れて迎えた旧正月
二月も旧正月だった。私の家族にとって、旧暦の新年は一年の中でも一番大切なお祝いだった。
新しい服を買ったり、親戚や故郷に帰ったり、家族全員で集まって美味しいものを食べたり、お寺に行ったり、新年の映画を見たり。
生まれてから初めて、家族と一緒ではない新年を迎えた。
急にホームシックになった。それでも、一人でもお祝いしたい気分だったので、夕飯にはうなぎご飯を食べた。家族とビデオ通話をして、アニメを見ているうちに、静かに新しい一年を迎えた。
翌日は、母国のテレビをネットで見ようと思ったけれど、あいにく部屋のインターネットの調子がよくなかった。おやつをいっぱい買って、お酒も買って、家で何かを見ながらお酒とおやつを食べて、自分でお正月気分を作ることにした。
結局、お酒があまり飲めないせいか、お腹の調子が悪くなって、いっぱい吐いた。体調回復の中で、新年を過ごした。新しい一年は、今の自分よりもっと知識が増えて、体調も良くなって、運動も習慣にできたらいいな。
新長田の街と鉄人28号
そんなことを考えながら次の週末を来た。冬の朝、暖かい布団から起きるのはやっぱり幸せだ。でも、ずっと家にいるのも退屈なので、新長田へ行ってみることにした。
長田神社、兵庫大仏、清盛塚・琵琶塚、兵庫運河、神戸南イオンモール、そして鉄人28号。
兵庫大仏は、意外とあまり知られていないようで、静かで平和だった。




神戸南イオンモールは大きくて、人もあまり多くない。川の隣にあって、夜にはライトショーもあった。

鉄人28号の周辺には商店街もあって、にぎやかだった。でも、鉄人28号自体は「そこにある」という感じで、意外と他に見るところは多くなかった。
たぶん、自分がそういうアニメをあまり見ないから、そこまで興味が湧かなかったのだろう。

そういえば、出かけたなら、私はいつもかなり歩く。いろいろ探索して、夜まで帰ってこない。そして翌日は、ゆっくり家で休む。

終わりに
せっかく四季があって、冬には雪が降る国に来たのに、雪を見ないのはもったいない。雪に対する微妙な執着があって、この冬のうちにどこかで雪を見たかった。
冬といえば、スキーも試してみたい。大学の国際学生センターにも寮にもスキークラスがあって、どちらも行ってみたいと思った。でも、二つとも連続した週末だったので、きっと足の休む時間が足りないだろう。
それでも、悩んだ末に結局、両方申し込んだ。まだスキーが好きになるかも、ちゃんとできるかも分からないのに、とりあえずやってみようと思った。
今振り返ると、当時の自分、結構ワイルドだったかもしれない。
