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stand.fm「人生は、野遊びだ。」591【ドラマ感想】『俺の家の話』(Netflix)

端末課金が役に立つ日が来た!

iPhone16proを購入した最大の目的「音声メモの文字起こし機能」を活用した記事になります。

4月以降はiPhoneのメモアプリに音声収録→スタエフに外部音源取り込みで放送を作っています。

スタエフの文字起こしも使い慣れてきましたが、月60分を超えると課金が必要になるので、端末課金したiPhoneのApple intelligenceを活用しようと。

クドカン×長瀬智也の安定感


しの @のやまねこハウスの世話人です。
本日も筑豊のすみっこから「人生は、野遊びだ。」始めていきます。
よろしくお願いします。

本日は土曜日ですのでエンタメです。
『俺の家の話』というドラマの感想をお話したいと思います。
よろしければお付き合いください。

去年の秋から冬に変わるくらいの時期にNetflixで観ました。
アマゾンプライムでも配信されてます。
完走した少し後だったか、視聴途中だったか、西田敏行さんがお亡くなりになったんですよ。
それですごくショックだったのを覚えてます。
で、このドラマすごくいいドラマだったから、いつかちゃんと感想を話したいなと思いながら、そのままになっていたんですね。
で、ちょっと時間経ってますけれども、今日話します。

『俺の家の話』は 2021年1月22日から3月26日までTBS系列で放送されてました。
リアルタイムでは観てなかったので、Netflixが初見になります。

脚本は宮藤官九郎さん、チーフプロデューサーさんは磯山晶さんです。
ずっとタッグを組んでるヒットメーカー。

主演が長瀬智也君に西田敏行さんと、間違いない最高のコンビですね。
共演3作目にして、長瀬君が旧ジャニーズを退所する前に出演した最後のドラマになります。すごく意味のある作品ですね。

おふたりが最初に共演したのが『タイガーアンドドラゴン』で、 落語家の師匠と弟子の関係でした。
2作目の『うぬぼれ刑事』では元刑事の父親と現役刑事の息子という関係。

今回の『俺の家の話』も、父親と息子の関係です。
どんな親子関係かといいますと、今回は伝統芸能が入ってまいります。
父親の観山寿三郎(西田敏行)は二十七世観山流宗家にして重要無形文化財「能楽」保持者。いわゆる人間国宝。全国に1万人以上の門弟を持ち、全日本能楽協会理事長でもある。代々続く能楽一家の長です。
長男で第一継承者である観山寿一(長瀬智也)は、思春期までは父親に稽古をつけてもらってました。
でも、父親に一切褒められたことがなくて、反発して家出をしました。
家族とは音信不通になって、プロレスラーになって『ブリザード寿』というリングネームで人気レスラーとして活躍していました。
でも、年齢の問題や怪我があったりで、現在は小さい団体で細々と試合に出ている状況。

そんな中、寿三郎さんが危篤という知らせがあり、寿一は後を継ぐためにプロレスラーをやめて戻ってきます。
弟と妹がいるんですけど、弟は弁護士で、妹はラーメン屋のオーナーのところに嫁いで息子もいる。
息子にも能楽の稽古はつけてもらっているけど、やっぱり第一継承者は長男という伝統芸能あるあるで。
実際に宗家を取り仕切っているのは一番弟子の観山寿限無(桐谷健太)君でした。

でも寿三郎は一命を取り留め、引退する気もないし必ず舞台に戻ると宣言します。
そしてヘルバーの志田さくら(戸田恵梨香)と婚約していて、遺産は全て彼女に相続させるというとんでもない宣言をしてしまう訳です。

寿三郎は要介護1の認定を受け、在宅介護を希望したので、プロレスラーとしての限界を感じていた寿一は、実家に戻って父親の介護を手伝うことになり。
家族とさくらを巻き込んで、介護と遺産相続をめぐる激しい バトルのゴングが鳴り響く。

コロナ禍、伝統芸能、在宅介護

クドカンドラマらしく、情報量非常に多いドラマでした。

2021年だったので、コロナ禍がありました。
そして伝統芸能一家の相続問題に在宅介護。

寿一にも離婚した奥さんと、元奥さんが引き取った息子がいて、時々面会させてもらっている。
息子には学習障害があって、落ち着きがなかったり、音と漢字の結びつきがうまくいかなくて全然違う字を当てたりする。

シチュエーションだけで言ったら悲劇になりそうな物語が、クドカンさんの味付けになると面白くて非常に笑える。
コメディでありながら、要所要所で切ない気持ちやあったかい気持ちにもなって。泣ける部分があったりして。
介護を通じて、家族がバラバラになったのが、また結びついて絆ができて。

でも最後の展開はびっくりしました。
こういう着地ですかっていう。えーって思いました。
まさか?嘘でしょ?って思ったんだけど、その終わり方もぐっときましたね。
能楽の演目と寿三郎と寿一の親子関係がリンクしていて。

一番泣いたのは、在宅介護に限界を感じて、寿三郎がグループホームに入所することになるシーンです。
寿三郎を置いて寿一が帰っていくシーン。
ずっと背中を見送ってるのを感じていて、振り返らずに涙を拭いながら出ていく寿一の姿が見ていて苦しくなりました。

施設って高齢になっていくとどっかで避けられないことなんだけど辛いですよね。
うちの叔父は去年、急に亡くなったんだけど、長く車椅子生活だったし、介護度が上がって在宅介護ができなくなってたら、どうなってたのかなとか考えました。。高齢化社会で介護は避けて通れないテーマだから、どんな人が観てもいろいろ思うところがある作品じゃないかなと思います。

でも、毎回面白いくだりがあるから暗くならずに完走できました。

寿三郎は、いつ再発して亡くなるか分からないからバケットリストみたいなものをエンディングノートとして作るんですよ。
死ぬまでにやりたいことリストを書いて実行していく。

その中に『家族旅行』があって、みんなで温泉施設みたいなところに行くんですよ。ハワイアンセンターなのかな。
そこでもひと悶着ふた悶着あるわけですけれども、温泉アイドル『潤沢』のリーダー役で阿部サダヲさんがゲスト出演します。
もう『タイガーアンドドラゴン』のメンバー揃い踏み!みたいな。
ケアマネージャー役は荒川良々さんですし。
お馴染みのメンバーが集うんだから集まって面白くないわけがない。

『潤沢』の他のメンバーが誰も来れなくなって、急遽で寿一たちが人数合わせで舞台に立つことになるんですが、その時歌ったムード歌謡の曲名が『秘すれば花』
世阿弥が残した言葉で、能楽一家には馴染みが深くて盛り上がってました。
私は作詞作曲が『なかにし札(ふだ)』だったことに爆笑しました。

その後、寿三郎が車椅子でステージに上がって『マイウェイ』を歌うんです。
西田敏行さんが歌う『マイウェイ』沁みました!
いい写真も撮れて、思い出をたくさん作れてよかったとしみじみ思いました。

高齢化社会で、介護はどこの家庭でも避けられないテーマですよね。
うちも叔父が亡くなって叔母がひとりでわんこと一緒に暮らしてます。
家は近いけれど、別々に暮らしているので、この先どうケアして行くのか。
去年病気して治療してますが、今は元気にやって働いてもいますけど。

どこまででも暗くなれそうな話題を笑いに昇華させてくれるクドカンさんっていう方の力が素晴らしいなあと思いました。
クドカンさんは家族を描いている作品が多いですよね。
決して綺麗な家族ではないけれど、ぶつかりながらも愛がある感じ。
それがどの作品を見ても素敵だなあ、好きだなあって思う。

西田敏行さんに心から感謝と哀悼を捧げます

そして、西田敏行さんをもっと見てたかったと本当に思う。
でも、たくさんの作品で何度でも会えるから。
またリピートして思い出したりしたいなと思っています。

偶然なのか必然なのか『俺の家の話』を見ているときに、エスちゃんの物語を書いていて、サブタイトルに『わたしのいえのはなし』てつけたんですよ。
その直後に西田敏行さんのニュースを見たんで、何かこうつながっているのかなとか思った。そんなエピソードもあった作品でした。

この作品はもう5つ星です。6つ7つつけたい。
本当にみなさんにも観て欲しいです。
では最後まで聞いていただいてありがとうございました。
次の放送でお会いしましょう!

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