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【12論文】業務経験論文の解答例「土質及び基礎A」問題1 RCCM試験🌵

🌵「土質及び基礎A」業務経験論文の解答例【12論文】RCCM試験 問題1


この記事では、RCCM試験 問題1 業務経験論文「土質及び基礎 A」の解答例【12論文】を掲載しています。

🙂 業務経験論文の解答例の内容は、下記の〔目次〕をご覧ください。

🔖 有料部分では、この投稿に掲載している経験論文の解答例【12論文】の
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🙂 「土質及び基礎」の解答論文は、全部で24論文あります。
  「土質及び基礎 B」の解答例【12論文】のページは、こちらへ🔻



【 土質及び基礎 a01 】 土木設備基礎構造実施設計 液状化対策

【経験業務 その1】

(1-1) 業務の名称(50字以内)
橋台新設工事に伴う既設構造の安定性検討業務

(1-2) 発注者名(25字以内)
A県C土木事務所河川砂防課

(1-3) 履行期間(25字以内)
平成○年○月~平成○年○月

(2) 業務の目的(100字以内)
本業務は、橋梁リニューアル工事において、既設橋台を一時的な土留め壁として利用しつつ、橋台の新設工事を短期間で安全に実施し、周辺構造物や交通への影響を最小限に抑えることを目的としたものである。

(3) 業務の内容(125字以内)
既設橋台の構造を活用したまま新設橋台を構築する計画とし、ケーシング削孔による松杭撤去工法や地盤強度の推定、安定照査を行った。背面土の掘削により支持力不足への対策を講じ、約2カ月の工期短縮を実現した。さらに、既設構造物の変状監視も実施した。

(4) あなたの果たした役割(75字以内)
本業務では、設計担当者として施工条件や既設構造物の状況を踏まえた合理的な設計方針を立案し、施工段階まで一貫して対応し、品質確保と工期短縮に貢献した。

【経験業務 その2】

(1-1) 業務の名称(50字以内)
杭基礎の水平抵抗に関する解析検討業務

(1-2) 発注者名(25字以内)
H地方整備局I河川国道事務所

(1-3) 履行期間(25字以内)
平成○○年○月~平成○○年○月

(2) 業務の目的(100字以内)
杭基礎の水平抵抗性能を評価するため、実験結果をもとに、非線形性を考慮した解析手法を検討し、設計への適用を目指すことを目的とした。また、将来的な設計の高度化にも資する成果の創出を目指した。

(3) 業務の内容(125字以内)
実構造物を対象とした水平載荷試験を実施し、地盤と杭の挙動特性を把握した。その結果に基づき、非線形性を反映した簡易解析モデルを構築し、荷重―変位挙動の再現性を検証したうえで、設計段階での適用性や実務での有効性について総合的に検討を行った。

(4) あなたの果たした役割(75字以内)
試験計画の立案から計測方法の検討、解析手法のモデル構築、結果の検証および報告書の作成までを担当し、設計現場での展開に向けた評価と技術提案を行った。

【経験業務 その3】

(1-1) 業務の名称(50字以内)
〇〇発電所建設工事 土木設備建設実施設計業務

(1-2) 発注者名(25字以内)
〇〇電力株式会社〇〇部〇〇グループ

(1-3) 履行期間(25字以内)
2020年4月~2023年3月

(2) 業務の目的(100字以内)
大規模地震時の液状化が懸念される沿岸部の埋立地において、構造物の安全性と経済性の両立を図りつつ、電力供給の安定を支える基礎設計を行うことを目的として、土木設備の実施設計を実施した。

(3) 業務の内容(125字以内)
埋立地である敷地において液状化対策と構造安全性の確保が課題であったため、支持層の不陸や大面積基礎に対応する杭基礎および地盤改良を併用し、施工性・経済性・安全性のバランスに優れた基礎構造の設計検討を行い、実施設計に反映させた。

(4) あなたの果たした役割(75字以内)
管理技術者のもとで技術責任者として基礎計画・構造設計を担当し、発注者や発電設備メーカ等の関係者との調整・協議を通じて設計を統括・推進した。

(5) 技術上の問題点とその対応(425字以内)
当該敷地は埋立地であり、地震時の液状化リスクが高く、加えて支持層の不陸が大きく基礎構造に対する影響が懸念された。杭工法には、支持層への確実な到達性と長さ調整の容易さを兼ね備えた鋼管杭打撃工法を選定した。液状化対策にはサンドコンパクションパイル工法を採用したが、対象面積が広大であったため、改良範囲の縮小による工事費削減が課題となった。そこで、基礎外端から2列のみをグラベルコンパクションとし、間隙水圧の消散を促すことで、改良範囲の大幅な縮小を図った。一方で、構造性能への影響として、水平地盤反力係数の低下および液状化対策効果の低下が懸念された。これに対し、現地での杭の水平載荷試験により端部2列構成でも性能を確認し、加えて3次元FEMによる動的地震応答解析を実施し、基礎直下に液状化が発生しないことを科学的に検証した。工法の選定から設計への反映まで多角的に対応し、設計の信頼性、安全性および経済性を高次元で両立する合理的な地業設計を実現した。

(6) 業務の実施上の問題点とその対応(425字以内)
当該業務では発電所内に多数の設備機器が設置される計画であったが、発電設備メーカからの設置条件の提示が遅れる傾向にあり、設計スケジュールへの深刻な影響が懸念された。すべての条件提示を待っていては設計期間内に全作業を完了することが困難であったため、エリアごとに提示時期と内容の調整を行い、早期提示されたエリアから順次設計を開始する体制とした。また、設計作業を分散化することで、限られた人員でも対応可能な体制を整え、各作業の開始時期と内容を工程表に明示し、効率的かつ確実な進行管理を図った。加えて、新規要員の投入が困難であったため、既存人員の能力と適性を十分に考慮した上で配置計画を最適化した。さらに、発注者および設備メーカとの定例会議を隔週で開催し、進捗状況を可視化するとともに、課題を早期に抽出し是正対応につなげる体制を構築した。これらの対応により、設計の遅延を回避し、精度と効率を両立させた設計業務の遂行が可能となった。

(7) 上記(5)(6)の対応について、現時点での評価(350字以内)

(7)-1 (5)についての現時点での評価(175字)
当時選定した液状化対策および杭基礎工法は、過去事例の知見を活用しつつ、敷地固有の地盤条件や発電所という公共性の高さを踏まえ、現地試験と三次元FEM解析を用いて妥当性を立証した点で評価できる。コスト縮減と構造安全性を両立させた設計内容は合理性が高く、今後の同種案件にも応用可能な手法である。設計反映までの検討プロセスも技術的に有効であったと考えている。

(7)-2 (6)についての現時点での評価(175字)
工程管理では、設備条件を段階的に把握し、設計作業を分散化したことで、限られた人員でも効率的に業務を遂行できる体制を構築できた。定例会議も有効であったが、繁忙期における意思疎通の質向上のため、会議の頻度や形式を柔軟に調整できる仕組みが必要であった。今後は業務特性と進捗状況に応じてマネジメントを最適化し、設計品質と工程管理のさらなる向上を図ることが望ましい。


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