左右で18キーの分割キーボードを作った話 2

前回は発注をかけたところまで。

片手100×72mmの長方形で、二つ合わせてA6サイズに収まる(105×148mm)というコンセプトにまとまりました。ケースを付けるとはみ出しそうですが、そこはチープに何とかしたいところ。

実際にキーボードとして動かすには、ZMKのファームウェアを作らなければいけません。BT接続できる小さくて可愛い20%キーボードを持ち歩いて、iPhoneやiPadに入力したいなぁと思い立ったのは良いのですけども、なかなか良い資料が見つからなかったので、ファームウェアの構築自体はしばらく悩んでいました。

よく分からなかったのは、ダイレクトピン方式のファームウェアの書き方で、なかなか資料を探しても行き当たらなかったんですよね。キーマトリクス方式の書き方は色々あるのですが、こんなに少ないキーなのに、わざわざキーマトリクスにしてダイオードを使うのもどうかなぁと思った訳ですよ。

でもまぁTiny20という左右分割の20キーというキーボードのファームウェアが公開されているのを探し当てて、それらのファイルを読みつつ、一応何とか書き上げました。実際のところは、とても簡単でした。先人の知恵に感謝ですねー。

いや、そもそもの話、本当は完全無線の分割キーボードは自作しなくてもTiny20で良かったんですよ。でもよく見ると、片手側はnRF52840を裏返してしてることもあって、ちょっと充電回りとかに不安を感じたんですよね。そこでまぁ、左右別々のキーボードを自作することになったという経緯があるんです。だから河童キーボード2号はTiny18という名前です。インスパイヤード&リスペクト。

そして試行錯誤しつつ出来上がったファームウェアをXiao nRF52840に書き込んで、PCにUSB接続し、GNDとgpio間をピンセットで導通させると、普通に文字が打てました。何これ楽しい。

今後またXiao nRF52840でダイレクトピン方式の左右分割キーボードを作るかどうかはわかりませんが(17mmピッチ化はやるかも)、ちょっとしたマクロパッドくらいなら手配線で組んでも良いかなぁと思う程度には楽しかったです。後で僕のファームウェア関係の資料もまとめなきゃね。

しかし実際のところは、まだレイヤーも入力試験用の1枚しかない状態だし、Keymap Editorに対応させたいし、ZMK Studioへも対応させるべき? なんて思い始めると先は長そう。でもぼちぼちやりたいと思います。そもそもBluetooth接続できるのかしら。バッテリで運用してみないと、この辺り謎ですよね。

あとはケースとかも組まないといけないよなーと思ったりしてます。3Dプリンタで枠だけ作って、ネジなしでバコっと嵌めたら完成、みたいなのが雑で良いんですけど、流石にリセットボタンにアクセスする方法を考えたりすると、そこまで雑にはできないかなぁと思ったりしてます。どっちにしろここから先は現物が来てから。次の週末くらいに基板が届いてくれれば嬉しいなぁ。

と、そんなことを書いた舌の根も乾かないうちにKeymap Editorに対応させて、コンボも組み込んで、レイヤーも作り込みました。後基板が来たら、ハンダづけをして、余っている基板に適当なネジとスペーサーで繋げて、下の板にはリポバッテリをメンディングテープで固定して、底には滑り止めシール貼り付けて一丁上がりってのが、チープで楽で早くて乱暴で素敵なのではないかしら。よし、一台はそれでいこうかな。妄想が膨らみます。

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神沼三平太(AIで脳を拡張する人類) もし記事を気に入っていただけたら、チップをよろしくお願いします。頂いたお力添えは、主に著者の心の健康と趣味の活動のために大切に使わせて頂きます!