見出し画像

241130 別に何もない スペイン語版

今日のプレイ・リストから 042
セント・ヴィンセント


4月に発表されたアルバム「All Born Screaming」の全歌詞がスペイン語に訳され、「Todos Nacen Gritando」として再リリースされました。たった半年でです。さすが、変わり身の早さが信条のセント・ヴィンセント。ツアーの中でラテンアメリカやスペインの観衆が英語で一緒に歌うのに感動し、自分にもできると思ってスペイン語で歌うことにしたそうです。

これまで彼女は「女デヴィッド・ボウイ」と呼ばれてきました。ボウイのように容貌が美しすぎるし、曲調も似ている。本作も彼のプラスチック・ソウルの頃みたいです。それよりも何よりも、とどまることなく変化し続けようとする姿勢がそっくりです。

マルチ・リンガルの生徒が「言葉ごとに違う自分がいる」と言っていました。他言語で話すには、母語の自分と違う自分を引っ張り出さないと難しいという意味です。話すだけでもそうなのだから、歌うのならまして。言語の変更は究極の変化の一つでしょう。セント・ヴィンセントは翻訳作業の過程で

感情を伝える方法を見つけるのみならず、言葉を通して新しい方法を発見するのも興味深い経験でした。

https://www.nastylittleman.com/2024/11/12/st-vincent-new-single-el-mero-cero-out-now/

と言っています。そういえば、ボウイは中国語でも歌っていたような。


この記事が参加している募集