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250929 彼女

今日のプレイ・リストから 344
ケティ・フスコ
スポークン・ワード:イギー・ポップ


多分、2023年、彼女はBBCのデジタル・ラジオ6を聴いていました。多分、"Iggy Confidential"です。あのイギー・ポップがあのドスの効いた低い声(クルーナー・ヴォイス)でディスク・ジョッキーをやっている超人気番組です。

The harp is not heard as much
(ハープはあまり聴かれていない )

彼女がリリースしたばかりのシングル"The Harp Chapter Ⅰ”を取り上げて、イギーはこう言いました。ちなみに、この曲は従来のハープの概念を大きくうち破った意欲作です。

「じゃあ、聴かせてやろうじゃないの!」。多分、カッと身体が熱くなったんでしょう。その時のトークン・ヴォイスをサンプリングして、2年後に新曲として発表しました。さすがハープで2つも修士号を取得しているだけあって、十分に粘着質で執念深い。

新曲のタイトルは”She”。”She”とは誰か?普通に考えればハープを指すのでしょう。しかし、それだけでしょうか。ケティ・フスコその人を指しているような気がしてなりません。イギーに対するアイデンティティの宣戦布告です。

それにしてもイギーは女性にモテる。何年か前に若いシャンソン歌手とデュエットしたときにも思ったけれど、多分、ビックリしたんでしょうね。これまで自分の周りにいたような人間では決してないから。

イギーは新曲を送ってきた彼女に対して、「本物の存在感」を示して承認してくれたそうです。若い女性はギャップに萌えてしまうんです。多分。