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腰痛とは別の問題だと思っていた「お尻の痛み」… 姿勢を見直したら一緒に変わっていった


こんにちは。
ITおじさんです。

今回は、私が長年悩んでいた腰痛とは別に起きていた、お尻の痛みについて書いてみます。

今振り返ると、この2つが別の問題ではないのかもしれないと気づいたことが、身体を見直すきっかけの一つになりました。


■ 30代から、ずっと腰痛持ちでした

私は30代の頃から腰痛がありました。

IT業界で長く仕事をしてきたので、とにかくパソコンの前に座っている時間が長い。

忙しいときは、朝から晩までパソコン。

集中していると、気がついたら何時間も同じ姿勢。

そして腰が痛くなる。

「またか……」

と思いながら湿布を貼る。

少し楽になる。

そして、また仕事。

今考えると、かなり雑な身体のメンテナンスです。

車だったら、30年くらいオイル交換をサボっているようなものです。

それでも若い頃は、それなりに動けてしまう。

だから余計に、

「まあ、こんなものだろう」

で済ませていました。


■ ところが、もう一つ気になる場所がありました

腰痛とは別に、長時間座っていると右のお尻の奥のほうが痛くなることがありました。

特にパソコンに集中して、ずっと座っていると出てくる。

場所としては、いわゆる梨状筋(というかわいい名前なのだと最近知りました)のあたりです。

当時の私は、

「これは腰痛とは別の問題だろう」

と思っていました。

腰が痛いのと、お尻が痛いのでは場所が違います。

だから、

「腰は腰、お尻はお尻」

くらいに考えていました。

さらに、

「坐骨神経痛みたいなものなのかな」

とも思っていました。

ただ、これはあくまで当時の自分の推測です。

病院で診断されたわけではありません。


■ お尻が痛くなると、当然こうします

長時間座っていて、お尻が痛くなる。

すると、座り方を変えます。

右のお尻が痛いので、左に体重を逃がす。

少し楽になる。

しばらくすると、今度は別のところが気になる。

また座り方を変える。

そして気がつくと、

「一体、自分はどんな座り方をしているんだ?」

という状態になっていました。

今思えば、身体のバランスを取ろうとして、まさに 帳 合わせ をしていたのかもしれません。すみません。


■ 「腰」と「お尻」を別々に考えるのをやめました

50代になって腰の状態が限界になり、本格的に自分の姿勢を見直すようになりました。

そこで初めて、

「もしかして、腰も尻も全体の姿勢のせいなんじゃないか?」

と思うようになりました。

自分の身体を横から見てみる。

座っている姿を見る。

立っている姿を見る。

すると、

  • 骨盤が前にスライドしている

  • 上半身が後ろに傾いている

  • 頭が前に出ている

  • 肩が内側に入っている

  • 膝が前に出ている

  • 足も前に出ている

など、いろいろなところで姿勢が崩れていました。

以前の記事で書いた「スウェイバック座り」です。

しかも私は、見事なくらい当てはまっていました。

身体のあちこちが、

「長年のツケをお支払いください」

と言っているような状態です。

限界来るはずです。


■ 「痛いところ」ではなく「身体の使い方」を見る

ここから、少しずつ考え方が変わりました。

以前は、

腰が痛い → 腰を何とかする

でした。

お尻が痛い。

→ お尻を何とかする。

でも、そうではなく

「そもそも、どういう姿勢になってしまってるのだろう」

それを考えるようになりました。

座り方。立ち方。歩き方。

骨盤の位置。背中。

頭の位置。足の位置。

一つ一つを完璧に直そうとしたわけではありません。

むしろ、そんなことをやったら仕事になりません。

パソコンを操作しながら、

「今、骨盤は……」

「肩は……」

「頭の位置は……」

なんて考えていたら、仕事の内容が頭に入ってきません。

なので、少しずつ。

できるところから。

身体の使い方を見直していきました。


■ すると、不思議なことが起きました

しばらく姿勢「全体」を意識して過ごしていると、

腰の状態と、お尻の状態が同時に少しずつ変わってきました。

これが私には意外でした。

私はずっと、

「腰痛は腰の問題」

「お尻の痛みは別の問題」

だと思っていたからです。

ところが、私の場合は、

座り方や立ち方など、身体全体の使い方を見直していくことで、両方に変化を感じるようになった。

もちろん、これだけで「腰痛やお尻の痛みの原因は姿勢だった」と断定することはできません。

痛みにはいろいろな原因があります。

でも、自分自身の体験としては、

「痛い場所だけを見ていても、身体全体のことは分からない」

という大きな気づきになりました。


■ 身体は「パーツの集合」ではなかった

これは50代になって、かなり実感したことです。

若い頃は、

「腰が痛い」

なら腰を気にする。

「肩が凝った」

なら肩を揉む。

「お尻が痛い」

ならお尻をほぐす。

そんなふうに、身体をパーツごとに考えていました。

でも、実際に姿勢を見直してみると、

頭から首。

首から背中。

背中から骨盤。

骨盤から脚。

そして足。

全部つながっています。

どこか一つを変えれば、他にも影響する。

逆に、どこかが崩れていれば、別の場所が頑張ってバランスを取ろうとする。

私には、身体が積み木のように感じられました。

一番下が少しズレれば、その上も少しずつズレる。

最後には、

「なんでこんなところまで曲がってるんだ?」

というところまでズレていく。

長年のデスクワークで、私はその積み木を少しずつズラしていたのかもしれません。


■ 50代からの身体は「再設計」できる

もちろん、30年以上の習慣が数日で変わるわけではありません。

私自身、今でも気を抜けば昔の座り方に戻ります。

仕事に集中していると、

「姿勢を意識する」

ということ自体を忘れます。

これはもう、ものすごく簡単に忘れます。

IT業界、そんなに暇ではありません。

だからこそ、完璧を目指さない。

少しずつ身体の使い方を変える。

そして、身体の反応を観察する。

私にとっては、それが「身体の再設計」の始まりでした。


■ おわりに

長年の腰痛。

そして、長時間座ると出てくる右のお尻の痛み。

私はずっと別々の問題だと思っていました。

でも、身体全体の姿勢や使い方を見直していくと、私の場合は、どちらも少しずつ変化していきました。

「痛い場所=原因」とは限らない。

これは、50代になってから私が実感したことの一つです。

もしあなたも、

「腰が痛い」

「長時間座っているとお尻が痛い」

「肩や首まで凝ってくる」

ということがあるなら、一度だけでも、

「自分は普段、どんな姿勢で身体を使っているんだろう?」

と、少し離れたところから自分の身体を見てみるのもいいかもしれません。

私もまだまだ再設計の途中です。

30年以上かけて作った身体のクセですから、こちらも30年計画……では長すぎますね。

焦らず、少しずつやっていこうと思います。


※大切なこと

この記事は、あくまで私自身の体験を記録したものです。

腰痛やお尻の痛みにはさまざまな原因があり、姿勢だけで説明できるものではありません。

痛みが強い場合、長く続く場合、しびれや力が入りにくいなどの症状がある場合は、自己判断せず医療機関などの専門家に相談してください。

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