セラピーエッセイ#63|握りしめた手の力を抜いたときにはじまる、新しい「流れ」。
ぎゅっと、目の前のものを
手放せなくなるときがある。
少しでも減らしたくないな、と思ったり、
もう少し持っておきたいな、と思ったり。
それはただの習慣なのか、
それとも少しだけ、余裕がないサインなのか。
大切なのは、流れを止めないこと。
そして、足りなさに引きずられすぎないこと。
差し出したものが、
形を変えて、また戻ってくることもある。
でも、期待しすぎなくていい。
少し力をゆるめて、
この流れに、そっと乗ってみてもいいのかもしれない。
