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ゲームのような写真!

RPGを遊んでいてマップ画面を開いて、「さてどこへ行ってみようか?」と思案している時間が楽しい。という人はいらっしゃいますでしょうか?
自分はそこが楽しいと思う人間なので写真を撮りに観光地などに行ったとき、見どころポイントなどをまとめた案内板のマップなどを見ていると同じような気分になることが多々あります。
という事でゲームのように写真を撮る。見る。遊ぶ。という試みです。


ゲームのように撮影を楽しむ!

ゲームのような写真と言ってまず連想するのがこれです。
自らはあたかもRPGのプレイヤーになり切ってGoogleマップを広げて目的地を設定し、想定される獲物(どんな写真が撮れそうか?)を予測して、最適な装備を整えて出発します。

移動途中であっても気を抜いてはいけません。道中でエンカウントするモンスターじゃなかったシャッターチャンスも無駄にしてはいけません。いつでもどこでもシャッターを切れるようにスマホカメラを、あるいはコンデジを常にスタンバイしておきましょう。

見知らぬ街に来た時のわくわく感はRPGで初めてたどり着いた街に入った時の感覚に似ています。
SONY DSLR-A700 Minolta AF 28-85mm F3.5-4.5 New 28mm SS=1/320 F=10.0 ISO=200

目的地に到着したらいよいよボスキャラ攻略じゃなかったメインテーマの撮影となります。当然ワンショットで勝負がつく筈がありません。大抵の場合ボスキャラはボスを守る雑魚キャラを従ていて・・・つまり関連テーマとなる被写体も存在し、これらもアングルを変えたりして「これがベストだ」と思えるワンショット狙いましょう。

雑魚キャラを攻略したらいよいよメインテーマ・・・ボスキャラ攻略となります。一枚とっただけで満足してはいけません。相手が屋外の自然光の下での撮影か、屋内の人工光での撮影かで変わってきたりしますが、アングル、方向を変えて何枚も撮っておくべきでしょう。屋内の人工光ではホワイトバランに。屋外の自然環境下では風や日光の光量にも注意を払います。太陽が雲に隠れたり、雲の間から光が差したりするだけで驚くほど写りが変化したりするものです。

ゲームとは違うのは目的地に着いても必ずしもボスキャラに出会うとは限らない・・・つまり空振りに終わるという事もしばしば・・・いや、これはゲームでたまにあるな。

道草が楽しすぎると、そもそも最終目的にたどり着くことすらできないという・・・
SANYO Xacti C1 34mm SS=1/333 F=3.7 ISO=50

ゲームのように写真を見る!

写真は撮影だけではなく、誰かの撮った写真を見て楽しむことも出来ます。

この世の全ての写真には撮影者の意図が隠されています。プロカメラマンが撮る商業写真なら顧客の意図を可能な限り反映しようとした写真になっているはずで、それ以外に解釈の余地はないはずですが、フォトグラファー - 写真家が撮る写真は純然と自らの意図だけを込めた写真になっているはずで、この自らの意図を込めた写真をとる技術についてはプロカメラマンよりフォトグラファー・・・時にはアマチュアの方が優れている事すらあるのは以前にも書きました。

そして、この写真を見る人 - 鑑賞者もまた、自らの意図をもって写真を見る権利があります。鑑賞者は撮影者の意図を一切関知せずに自らの思った通りの解釈で写真を見てもよいし、撮影者の意図を理解し、尊重する見方をしてもよいわけです。

例えば、撮影者が意図した主役よりも気になるものが写っていて一旦そちらの方が気になり始めたらもうだめです。すごい大家の撮った写真であろうとその偉い先生の意図も解釈も関係ありません自分の中では気になるソレが主役の写真です。

気づいたのは撮影した後の事。この集中線構図の集中点。画面上方右奥にうまそうにラーメンを食べているおっちゃんがいるのに気づいたのは。
SONY DSLR-A700 Minolta AF 28-85mm F3.5-4.5 New 35mm SS=1/320 F=11.0 ISO=200

そして、こういう自分しか気にしないであろう気になるものを探す楽しみを覚えると、どんな写真も撮影者の意図そっちのけで自分なりの主役を探す写真の見方をするようになってしまうのです。

実は自分が写真を撮る立場にもなることを考えると廻り回って「誰かが気にするかもしれない」不純物を入れた写真を撮りたくもなってきます。最も「意図的に」それをやると画面の端々に悪目立ちするものが入っていて良い出来にならないことが殆どなのですが。

「机と椅子の絵作って。大きさ対比のために女の子を入れて」とAIにお願いしたらこうなりました。
主役は机と椅子です。女の子は関係ありません。誰が何と言おうとそうなんです。

世界は遊べる!人生は遊べる!

こういう写真の撮り方/見方はある意味ポケモンGOのようなゲームの楽しみ方に似ているのではないかと思っています。もちろん自分の言っているゲーム的写真の楽しみ方は、具体的なゲームシステムなどありませんから全ては自らの脳内補間というか脳内妄想の力にかかってきます。恐らく中二病的要素を抱えている自分のような人物でないとできない楽しみ方なのかもしれません。

とはいえ、この写真の撮り方や見方をするのに具体的なゲームハードもゲームソフトも必要ありません。全ては妄想力の勝負で極論を言えば誰でも出来る事であります。

道端にアイテムが落ちてるなんてことはゲームの中だけ?
いやいや、現実にあるんですよ!道端に落ちてるアイテム!!
Canon PowerShot S1 IS 14mm SS=1/60 F=4.5

もし、せっかくカメラを買ったのに何を撮ったらいいのか分からない。とか、スマホカメラしか持ってないけど人と違った撮り方をしたい。と思っている人がいましたらこんな撮り方/見方もあると参考にしてみてください。

写真も含めたアートというジャンルが達していると言われている昨今。もしかしたらこのゲーム的写真の撮り方/見方は一つの突破口になるかも知れません。

という訳で、装備を整えたらいざ行こう!ゲームのような世界に!

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