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【お詣りいこか。】第12回 建勲神社

鳴海餅本店のぽちこらむ 『お詣りいこか』。
京都に行ってみたくなる一つの理由になれば、これ幸い。


今回向かうお社は、、、
戦国三英傑が一人、織田信長を祀る神社「建勲神社」。

平安京の北を守る玄武に相当する山とされる『船岡山』に鎮座し、王城守護のお社であり、京都の人からは「けんくんさん」と親しまれています。

そしたら、さっそく、お詣りいこか~。

建勲神社について

◉創祀

創建は明治2年(1869)。戦国乱世において天下統一、朝儀復興などの事業を進めた織田信長の偉勲を称えるため、明治天皇により創建されました。
明治3年(1870)には神号「建勲(たけいさお)」の宣下を受けます。
その後、別格官幣社に列せられ、山城國『船岡山』に社地を賜り、
明治43年には、社殿をすべてを山麓から山上の現在の社地に移建しました。

ちなみに、旧本殿跡地には「大平和敬神」とかれた石柱が建てられており創建当時の面影を現在に伝えています。

心の平和・家庭の平和ひいては世界平和を願い、
設置されました。

◉船岡山

建勲神社が鎮座する「船岡山」は、平安京遷都の際に、中国の陰陽五行思想、風水思想に基づいて、北方の守護である「玄武」に相当する山とされています。
大地の気がほとばしる小山であると言われ、境内の船岡妙見社に玄武大神が祀られています。

標高は45mとそれほど高くありませんが、東山三十六峰を眺めることができ、境内の豊かな自然と共に美しい京の景色を眺めることができます。

12月初旬は紅葉も残っていて綺麗でした♪

また、戦国時代の応仁の大乱では、西軍の陣が敷かれたと伝わっており、「西陣織」などでしられる西陣の名称はこれが由来とされています。

◉御祭神について

御祭神:贈太政大臣 贈正一位 織田信長公

肖像画

御祭神は戦国三英傑としてその名が知られる『織田信長』
大願成就・開運・難局突破・産業指導の神・災難除けの神として、猛々しくもあらたかなその御神徳が広く崇敬されています。

破天荒かつ新進気鋭、古きを打破し、新しきを打ち立てる!といったイメージが強い信長ですが、その一方で御所の修理を行なったり、宮中が収入面で困らないように財政措置を講じ、一方で町衆の課税を免除するなど、京都の再興に尽力した人物でもあります。

文化面においても、鉄砲や教会の建築など南蛮文化を積極的に取り入れる一方でまた、能・茶の湯・囲碁・馬術・鷹狩・相撲等といった日本文化の保護にも力を尽くしたと伝わっており、異国文化を上手く取り入れながら特有の文化を形成してきた近代日本人の考え方の魁であったと言えるでしょう。

桶狭間の合戦出陣に際し織田信長公が舞われた「敦盛」の一節を刻んだ歌碑。


◉拝殿

建勲神社の拝殿の内側には、織田信長公三十六功臣のうち十二功臣が飾られています。なんと、展示される武将は年によって変わるとのことで、
訪れるたびに違う顔ぶれを見ることができます。

<第一期>
池田恒興、織田信光、織田広良、坂井政尚、佐久間信盛、柴田勝家、武井夕庵、道家尾張守、丹羽長秀、羽柴秀吉、平手政秀、簗田出羽守

<第二期>
稲葉一鉄、氏家卜全、蒲生氏郷、坂井久蔵、佐久間盛政、佐々成政、原田直政、平手汎秀、不破光治、細川藤孝、前田利家、森可成

<第三期>
猪子兵助、河尻秀隆、斎藤新五、菅谷長頼、滝川一益、福冨秀勝、堀秀政、村井貞勝、毛利新介、森蘭丸、山内一豊、湯浅甚助

建勲神社 公式ホームページより

主な神事・祭事

◉船岡大祭(10月19日)

織田信長の偉大な功勲を後世に伝えるため、「建勲」の神号宣下があった10月19日に毎年行われているお祭り。
地元の西陣各学区を始め多くの人々で賑わいます。
毎年、仕舞『敦盛』や舞楽が奉納されるほか、年によっては宝物展示や火縄銃演武の奉納などが行われます。

摂社・境内社

◉義照稲荷神社

主祭神

・宇迦之御魂神(ウカノミタマ)
:衣食・商工繁盛の守護神
伏見稲荷の主祭神である稲荷大神
・国床立大神(クニノトコタチ)
:住居安泰・病魔退散の神
神世七代で最初に現れた神であり、真名井神社では豊受大神と同神とされる
・猿田彦大神(サルタヒコ)
:迷いを正す・交通安全厄除けの神

◉命婦元宮

伏見稲荷大社の由緒記集成によれば、同大社の命婦社は、船岡山の霊狐が祀られていると記されている。船岡山と伏見の稲荷山とは極く古い昔より神霊の交渉が多かったようで、この社はまさに伏見のお稲荷さんの元宮であり、秦氏の守護神として今日の西陣織の祖神をなしている。

ここにきたら、ここ行きよし

◉船岡温泉

建勲神社から程近く、京都中の湯屋好きが一度は訪れたことがあるであろう銭湯。それが「船岡温泉」です。
唐破風造と呼ばれる中央が弓のように盛り上がり、両端が反り返った優美な外観が特徴的な建物は京都の現役銭湯で唯一の登録有形文化財に指定されています。

大正12年(1923年)に旅館「舟岡桜」付属の浴場として銭湯の営業を開始。
場所柄、西陣織の旦那衆の娯楽場として栄えていた場所でもありました。
それから時代の流れと共に、昭和22年(1947年)に「舟岡楼」は大衆浴場「船岡温泉」として再出発することになりました。

内装も贅沢で脱衣所のにある透かし彫りの欄間には、鶴亀などの縁起物や、
葵祭、今宮神社のやすらい祭りなど京都上賀茂エリアにになじみ深いお祭りの様子が描かれています。
また手洗い場には、マジョリカタイルが敷かれ、随所に大正ロマンを感じることができる、まさに唯一無二の銭湯です。

ほんのひと息MEMO

「けんくんさん」のお参りのためにはどうしても船岡山を登らなければなりません。低そうで低くないのが意外とえらかったりします。
そうするとじんわりながらも汗をかく。そうすると、「船岡温泉」にも足が向いてしまします。
豪華絢爛なお湯に浸かってほっとひと息。
京都の奥深さをそっと教えてくれる船岡エリア。ぜひ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。


ほな次もまた、またお詣りいこか~。

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