なぜ講演なら1時間聞けるのに、プレゼン20分は長く感じるのか?
今日は語学学校で、英語のプレゼンテーションを行う授業がありました。
英語のプレゼンテーションは月に何度かあり、英語を話す練習にもなるので、僕にとってはとても勉強になる授業です。
今回のテーマは「理想の家」。
インテリアやレイアウトなどを考えて、5〜6枚のスライドを使い、5分以上プレゼンテーションをするという課題でした。
そんな中、クラスメートの一人が約20分間プレゼンテーションをしました。
英語を一生懸命話していて、本人としてはかなり頑張っていたと思います。
ところが、プレゼンテーションが終わったとき、いつものような拍手がありませんでした。
周りのクラスメートも、かなり嫌そうな顔をしています。
「なぜだろう?」
僕は少し不思議に思いました。
最初は単純に「20分も話したからかな?」と思いました。
でも、よく考えてみると、それだけではなかったように思います。
今回の発表は11時50分から始まり、授業終了は12時15分。
発表者は3人いました。
仮に1人5分の発表をして、質疑応答を2分すると考えれば、1人あたり約7分。3人で約21分なので、12時11分頃には発表が終わります。
残りの数分で先生が授業をまとめれば、ちょうど良い時間です。
ところが、一人で20分使ってしまった。
残り5分しかないのに、あと2人が発表しなければならない状況になりました。
さらに、クラスメートの中には「12時15分ちょうどにバスに乗らないといけない」という人もいました。
そう考えると、その人が20分話したことで、他の人の発表時間だけでなく、昼休みやバスに乗る時間まで影響を受けてしまいます。
そこで、ふと思いました。
「なぜ講演なら1時間でも聞けるのに、プレゼンテーションの20分は長く感じるんだろう?」
たぶん、時間の長さだけの問題ではないのだと思います。
講演なら、最初から「この人の話を1時間聞く」という前提で参加しています。
でも、今回のプレゼンテーションは、3人が順番に発表するという約束があります。
自分が20分話すということは、その分だけ他の人の時間を使うことにもなります。
「自分が話したい」という気持ちだけではなく、周りの状況を見る必要があったのかもしれません。
これは日本でも仕事をしていたときに、似たようなことがあった気がします。
会議でも、自分が話したいことを全部話せばいいわけではない。
相手が何を求めているのか、周りの人が今どんな状況なのか。
そういうことを考えながら話す必要があります。
今回の出来事を見て、僕自身も英語のプレゼンテーションをするときには、ただ英語をたくさん話すことだけを目標にしないようにしようと思いました。
相手に伝わっているか。
時間は大丈夫か。
周りの人はどう感じているか。
英語を学びに来たニューヨークで、英語そのものだけではなく、人との関わり方についても考える機会が増えています。
「なぜみんな嫌な顔をしているんだろう?」
という小さな疑問でしたが、考えてみると、自分の行動が周りにどう影響するのかを考えるきっかけになりました。
こういう小さな「なぜ?」を、そのままにしないようにしたいと思います。
今日もありがとうございます。

