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2026年4月1日15時40分発表短期予報解説資料

1.実況上の着目点

① 500hPa 5700m付近で-18℃以下の寒気を伴うトラフに対応する低気圧が、前線を伴って東シナ海を東北東進。低気圧や前線の周辺では対流雲が発達。南西諸島を中心に活発に発雷し、激しい雨を解析。奄美では昼過ぎ に竜巻注意情報を発表。西日本と南西諸島でやや強い風を観測。

② 前線を伴った低気圧が日本の東を東北東進し、前線が伊豆諸島付近を通って、①の低気圧にのびている。低気圧周辺からのうねりが伝搬し、北~東日本太平洋側では波の高い所がある。

2.主要じょう乱の予想根拠と防災事項を含む解説上の留意点

① 1項①の前線を伴った低気圧は発達しながら、2日朝にかけて種子島・屋久島付近や本州の南岸を 通って日本の東に進み、850hPaの相当温位330K前後の暖湿気が低気圧や前線に向かって流れ込む。そ の後、低気圧は、500hPa 5460m付近で-24℃以下の寒気を伴うトラフに対応して閉塞しながら日本の東 を北東進し、3日にかけて千島の東に進む。下層暖湿気と上空寒気の影響で、大気の状態が非常に不安 定となり、雷を伴う激しい雨が降って大雨となる所がある。これまでの大雨で地盤の緩んでいる所で は、土砂災害の危険度が高まりやすいことに留意。南西諸島では1日は、東日本では2日にかけて、土 砂災害や低い土地の浸水、河川の増水に注意・警戒。南西諸島では1日は、東~西日本では2日にかけ て、落雷や突風、降ひょう、局地的には竜巻などの激しい突風に注意。気温の低い北日本の山沿いを 中心に雪が降り、大雪となる所もある。東北地方では2日は大雪や着雪に注意。

② 2項①の低気圧や前線の影響で、強い風や非常に強い風が吹き、波が高くなりしける所がある。北 ~東日本太平洋側では1項②のうねりの影響も残る。南西諸島では1日と3日は、北~西日本では3日に かけて、強風や高波に注意。東北太平洋側の海上では2日は、強風に注意・警戒。

③ 2~3日は、2項①の寒気トラフの影響で、本州付近の上空に500hPaで-24℃以下の寒気が流れ込み、 大気の状態が不安定となる所がある。また、2日は、日本海西部から西日本付近、東日本太平洋側付近 は気圧の谷となり、風が収束し対流雲が発生しやすくなる。西日本では2日は、東日本では2~3日は、 落雷や突風、降ひょう、急な強い雨に注意。

④ 2項①の降水や日中の昇温の影響で、雪解けの進む所がある。北~東日本の多雪地では3日にかけて、 なだれや融雪に注意。

3.数値予報資料解釈上の留意点

総観場はGSMを基本、量予想や降水分布はMSMLFMも参考。

4.防災関連事項 [量的予報等]

① 雨量(18時からの24時間):伊豆諸島100mm。
② 大雪(18時からの 24時間):東北20cm。
③ 波浪(明日まで):関東・伊豆諸島4、北海道・東北・東海・近畿・奄美3m。

5.全般気象情報発表の有無

発表の予定はない。


量的な予報については、今後の状況により変化する場合がありますので、注意報・警報や全般気象情報等に記述する数値を利用願います。


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