散文詩 感情は反比例
期待すると悲しくなる
新年の心境はこんな感じ。
長女がリビングの模様替えをしてくれた
自分のことで精いっぱいの長女は
身内の安否を気にする余裕すらなかった
もてもてだと帰省のたびに
元気溌剌で土産を一杯持って来た
帰って行っても寂しくはなかった
今回模様替えして快適になったリビングで
食事したりお茶したりしているとき
胸の中にきゅーんと悲しみが通り過ぎた
色々なことが思い出された
養育どきの反省と後悔の交じった悲しみ
どうして愛情深い母親になれなかったのだろう
遠い昔のことなのにあの子を叱ったときの
泣きじゃくった顔が浮かんだ
力強い大人に成長して、振り向かれなくても
ちっとも寂しくなかったのに 今
全てをくるむ悲しみが私を覆っている
