SRE NEXT 2026 行ってきました
先週の金土、SRE NEXT2026行ってきました。
1日目は中抜けしつつ、2日目はフル参加。
全体の感想では、SRE組織の役割はなんなのか、チームとチームの関わり方は、ステークホルダーとの関わり方はなど、人と人の関わりの話が多いなという印象。
資料は、こちらのスタッフブログにまとめを置いていただいてました。ありがたい。
Day1 Keynote
David Blank-Edelman さんのキーノート、Reliability is a Question.
良い問いを立てて、自分たちは何者かをクリアにしましょうということを多角的に。
信頼性ってどう捉えている?顧客の視点になっている?
根本原因って何?
SREを実行するエンジニア、何をする人?
トイルって何と答える?やりたくないことじゃないよ?
自分たちのあり方を一度考え直させてくれる。
サイン本ゲット
SREの探求は電子で持ってるからーと思いつつ、長さに電子で読むの厳しいなと思っていたのもあり購入。
サインいただきました。Davidさんと監訳の山口さん。
意訳ですが「悪用するなよ!」というDavidさんのコメント。そういうものなのだなーとw

Day2 キーノート 誰のためのリライアビリティ?
Day2 は デザインリサーチの本などの著者の木浦さんのお話。
「本を読んだからSRE完全に理解した!」から始まった講演、デザイナー視点でSRE本を読んでみて感じたことをお話しいただいていました。
「SRE本、ペルソナって言葉が出てこないですよね」
運用の話になると「すべてのお客さまを」という言葉でしゃべりがち、それ自体は「契約いただいてる全ての方との向き合い」なので正しいのだけれど、確かにプロダクト創出時に会話していた「ペルソナ」みたいな話を置いてきぼりにしているなと。
プロダクト作りの時は「ペルソナが」とか「カスタマージャーニーが」とかいうけれど、
— 98lerr (@98lerr) July 11, 2026
運用に入ると「あらゆるユーザーにとって」とか「いずれの機能も使えるように」のような言い方になってる気がする。
あらゆるとか、いずれもとかみたいな言葉で焦点がずれたり曖昧になったりしてそう。
#srenext
あっちで話していること、こっちではやってないとかある気がする。
SREな視点ではないところからのSREの話。
見直してみての気づき、ありますね。
「ちゃんとやっている」は独りよがりだった ― 不安に寄り添うインシデント対応へ
ログラスのmekkaさんのお話。
感想で流していたけれど、これだなと。
「これはやるだろう」は、だいたい引き継ぎ先は認識していなかったりする。
— 98lerr (@98lerr) July 10, 2026
でも「これはやるだろう」って引き継ぐ側は当然と思っているから言語化できなかったりするし。気づかない。
ルールにしたところで漏れるし、結果「対話」して擦り合わせるのがいきつくところなんですね。
#srenext_c
「これはやるだろう」って書いたけれど、だいたいそれは暗黙知。
「そういうのをちゃんと言語化して、SLOにしたりチェックリストにしたりしよう」という意見を自分は聞くことも多いですが、表出化できるものってやっぱり限定的だと思う。
対話して、それぞれが自分の言葉にしてこそなのだと。
SREの未来予想図:スペシャリスト、マネジメント、外部支援──3つの視点から紐解くエンジニアの成長戦略
対談話。配信なしのその場限りのディスカッション。
「SREって、気付いたら自分の振る舞いに名前がついていた感じ」
結局はそういう活動をSREと呼ぶというラベル、システムを支えていく振る舞いで、どう支えていくのが良いかということにつきる、そこを本気でやっていくのが結局SREなのでは?というのが分かりやすく感じるお話でした。
講演の話とは別ですが、SRE本2nd Editionだと、はじめにで「SREは分野でもあり、人でもあり、チームでもある」と挙げられてますね。そこにこだわらず、どんな形であれ、サービスをよりよくしていく活動がSRE。(こう言ってしまうと流石に広すぎるか)
最後に
冒頭にも書いた通り、詰まるところは人の対話なんだと感じたところ。
視野を広げ、視座を上げ、視点を変え、自分の言葉で理解した状態を作らないと難しいことが各所にあるのがわかる講演でした。
