見出し画像

【アニメの絵コンテ風漫画】  漂流家族 第5話: 最終回 「漂流家族」 の巻

読み方:これはアニメの絵コンテとして描いた脚本です。お読みの際は画面の説明通りに脳内でこのポンチ絵が動いていると想像しながら、かつ温かいキモチでお読みくださいね。

<これまでのあらすじ>
どこかの無人島で暮らすアンとユハ。
実はアンはモナカ公国の王女であり、モナカ軍捜索隊が彼女を捜し続けていることがわかった。その時アン達が暮らす無人島に軍隊が上陸してきた!しかしがそれはモナカ捜索隊ではなく、謎の大佐が率いる軍隊だったのだ!
圧倒的な火力で二人を連れ去った先でふたりを待つ運命とは。

「パンパカパンパンパン♪」
「ニコり」
アナウンサー「アン王女の帰国から1週間。アン王女、帰国早々に結婚となりました!」
アナウンサー「お相手は我がモナカ公国の隣国、ニガリ共和国のユハ親王です!」
アナウンサー「ユハ親王は密かに従軍中であり、たまたま通信士として王女の機に同乗中に事故に遭ったのです」
アナウンサー「その親王とアン王女を発見したのは、ニガリ軍の秘密捜索隊でありました!」「ユハ親王の従軍が秘密だったために、この捜索は極秘裏に進められていました」
アナウンサー「ご覧ください! お二人を発見したニガリ軍秘密捜索隊指揮官、ゴマダレ大佐の謁見です」 
アナウンサー「あ、ユハ親王がゴマダレ大佐に手を振っております!」
『見つけてくれてありがとうー!』という感じですね」
「あ、おれ軍人だった!」(敬礼!)
アナウンサー「モナカ軍やKGBほか、多くの軍隊がアン王女を探しているという厳しい状況のなか、生き残り搭乗員の証言から、ゴマダレ大佐はアン王女とユハ親王は一緒にいると考えていました」
アナウンサー「そこでモナカ軍にアン女王を探させてそれを密かに覗き見るという、『他人のフンドシ作戦』を展開、効率いいシゴトっぷりで二人がいる島を真っ先に絞り込むことに成功。見事にお二人を発見したのです」
アナウンサー「本日はニガリ軍の栄誉に敬意を表し、我がモナカ軍捜索隊指揮官、ドスコイ大佐が運転手を務めます」
アナウンサー「さて、お二人はお互いの身分を知らぬまま愛を育んでこられたと聞いておりますが、」
アナウンサー「あの、何故お互い打ち明けなかったのでしょうか?」
ユハ「はい、打ち明ける前にイロイロ始まってしまって」
ユハ「はじめの1年は生きるのに精一杯だったし」
ユハ「次の1年は愛を育むのに精一杯で」
ユハ「最後の1年はアンニンに精一杯で・・・」
アナウンサー「ア、アンニンと申しますと・・・?」
ユハ「はい、僕たちの愛の結晶です」
娘のアンニンです
こうしてアンとユハは無事に戻っただけでなく、結婚して家族も増えるという大変おめでたい状況満載になったのでありました。そして長く漂流していた家族の門出をお祝いして、祝砲が青空に響き渡るのでありました

<お礼と次回予告> 

読んでくださった皆様へ。
読者の想像力にひたすら期待し、心の中でアニメ化していただくというかつてない読者本願なスタイルにも関わらず、最後まで読んでくださりありがとうございました! みなさまの頭の中で『漂流家族』が少しでも動き、笑って楽しんでいただけたなら、こんなに嬉しいことはありません。
こんなに簡単なポンチ絵ではありますが、描くにはそれなりに時間がかかりますもので、次はまたいつかの創作大賞に向けて描きためていきたいと思います。
お楽しみにしていただけたら嬉しいです。ありがとうございました!

次回予告:メイキング オブ「漂流家族」

ボツメカ、裏設定やネタバレのご紹介などをいたします。が、また皆様の想像力に頼りっきりになる方式だと思いますので、覚悟しといてください。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集