見出し画像

〈虹を纏う黒猫〉愛猫を『物語のキャスト』へ昇華させるまで①

こんにちは、なにぬ猫です。
いつも応援ありがとうございます。

昨年想定外の事情で開始早々休止していたFANBOXでのリアルタイム漫画制作企画【ココから生まれる物語】をようやく再開できる環境になりました。
企画の内容と初回記事はこちら↓

本格再開にエンジンを温めるのに世界観のチラ見せをしていこうと思います。
キービジュアル作成の様子を交えながら実猫版と擬人化版でご紹介していきます。


日常の断片を「物語のキャスト」へ翻訳するということ

物語の登場キャラは猫との実生活を綴ったコミックエッセイ「なにぬ猫んち。」の我が家の猫たちを擬人化したもの。
空想上のフィールドで冒険を繰り広げる設定です。

窓越しのプーケットの強い陽光は驚くほど鮮やかなプリズムを室内に投げ込みます。
その光の中たたずむ我が家の愛猫、ビー。
彼女の黒い被毛が虹の輝きを纏うその様子、そこに物語が生まれるきっかけがありました。

ここでは単なるイラストのメイキングではなく、目の前にいる「家族」を空想の世界の「キャスト」へと昇華させていく経過を綴ろうと思います。

「線」に迷うなら、いっそ「形」から彫りこんでみる

イラストを描き進めるなかでどうしても線が決まらない瞬間があります。
キャラクターの表情やポーズにはまっていかない違和感。
そんな時は迷わずベタ塗りに切り替えます。

線を探るのをいったん止めて、真っ黒なシルエットとして捉え直す。

不思議なことに、細部を削ぎ落として「塊」にした瞬間にキャラクター自身の感情の形が見えてくるのです。

今回のビーのラフでも、この手法を使いました。

描きたかったのは物語のなかで孤独と迷いを抱えつつ虹の方角を見つめる彼女の「心もとなさ」。
シルエットで見つめ直すことで「上目遣いにこちらを問う」わずかな角度の正解に辿り着くことができました。

迷ったときほど、要素を絞る。
「引き算」で見えてくる真実こそが物語を支える骨格になるのだと改めて実感します。

色ラフ画完成しました。

ここから完成画までの錯綜、次回に続きます。

=====

「ココから生まれる物語」の最新進捗や、キャラクターたちの深い設定資料はFANBOXにて先行公開・更新中です。

創作の舞台裏を共有し一緒に物語を育ててくださるメンバーを募っています。
描き手の鼓動が聞こえるような、ここだけの特別な時間をご一緒できれば嬉しいです。


▼ほかの活動はこちらでも更新中です

📷 Instagram|季節のイラストやお知らせを投稿しています
https://www.instagram.com/_naninuneko/

💬 Threads|日々のひとことや裏話などを気ままに
https://www.threads.net/@_naninuneko

✏️ 個人サイト|作品や活動情報のまとめページ
https://naninuneko.com/

この記事が参加している募集