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nikkichan
手をけがした介護士⑨ 母の入院
2026/1
1月下旬、母が寒気と脚の痛みを訴え、受診に付き添った。
もともとむくみはあったが、今までになく膝下が熱をもちパンパンに腫れていた。これまた紹介状案件で、最初の病院ではわからなかった。次の病院を受診するため検温した時、39、4°Cあった。高熱、脚の痛み、寒気のせいか唸っていて会話もままならず、通訳で既往歴や症状の説明をした。コロナもインフルも陰性、血液検査は炎症の値が通常の何十倍も高く、血圧はかなり低かった。
診断は蜂窩織炎だった(病気の説明は省かせていただくので、気になる方は検索してみてください)。
入院で治療したい状況だが満床で受け入れられないため、点滴をして帰宅、翌日も外来で点滴の予定になった。歩くのもやっとで、病院内は車椅子移動だし、あんなにつらそうな母の姿を初めて見た。この状態の人を家に帰すの?何かあったらどうしよう。
その晩は気が気じゃなく、息をしているか定期的に確認し、隣に布団を敷いて寝た。メンタルがやられつつあった中、蜂窩織炎を検索して敗血症を起こすことがあると知り、冗談抜きで母が死んじゃったらどうしようと最悪の状況を考えて泣いた。翌日、点滴に行くと、午後1床空きが出るので入院しましょうとなり、一安心した。休養中なので面会にも行けたし、洗濯やら手続きなど協力できたから、その点はよかった。
順調に回復し10日後、退院となった。私が介護士になったのは、母の影響があると思う。母も介護士だ。それほど高齢じゃない(50代)し、別に大切にしてなかったわけでもないけど、本当に親(親に限らず大事な人)は大切にしないと、いつ死ぬかわからないと実感した。自分もいつ死ぬかわからないから、やりたいことを実現しようと思った。
