念願のProfumeriaへ ~いつもと違う香りに包まれた推し活遠征~
きました!
推し活ネタ!!
いや、正式には、
母の推し活に付き添い参加ネタ!!
……と言いながら、私も結構楽しんでいるのだが…。
今回は東京・渋谷公会堂で開催されるイベントに参戦するため、母は広島から、私は大阪から、それぞれ東京へ集合!
相変わらず推しへの熱量が高過ぎる母の保護者として!?日帰り弾丸推し活遠征である。
……が、
今回の東京行き、
実は、推し活とは別に、密かに楽しみにしていたことがあった。
前回の記事でもご紹介した、
阪急うめだ本店で開催された「フレグランスフェスティバル2026」で出会った、ヴェネツィア発のフレグランスブランド
【THE MERCHANT OF VENICE(ザ・マーチャント・オブ・ヴェニス)】
その美しい香水はもちろんだが、会場で香りを紹介してくださった「Profumeria(プロフメリア)」のスタッフの方との出会いがとても印象に残っている。
ブランドや香りに対する深い知識だけでなく、
一つひとつの香水を芸術品のように大切に扱い、その魅力を伝えてくださる姿が本当に素敵で
「いつか南青山のお店へ伺えたら」
と思っていた。
ということで、この機会を逃すわけにはいかない!!!
推し活へ向かう前に、念願だった南青山のProfumeriaへ。

お店の前に到着したものの、ドキドキワクワクし過ぎて、とりあえず一旦通り過ぎる。
で、整えてから(何を?)いざ!!
お店の扉を開けると、そこにいらっしゃいました!!
私が勝手に一方的にご縁を感じている、相変わらず素敵な雰囲気をお持ちのスタッフさん!!
当然、私の顔なんぞ覚えているわけもなく、
「以前、阪急うめだのフレグランスフェスティバルで……」
と、当時の出会いの感動をお話しようとしたところ、
スタッフの方から思いがけず
「Ayaさんですか!?」
・・・え???
えーーーーーーーーー!!??
なんと、私の【THE MERCHANT OF VENICE】について書いた記事を読んでくださっていたのだ。
いや、もう……
えーーー!?
驚きと、興奮と、嬉しさに、
鼻血るかと思いました。
「ブログに好き勝手書いてすみません!」
みたいなことを言ったと思うが、
あまりに興奮していた為、よく覚えていない。。。
ひとしきり一人であたふたし、一呼吸置いたところで、
「ぜひ色々香りを試してみてください」と言っていただいた。

美術館のように美しく、香水の芸術品が並ぶ店内で、香りを試させてもらえるなんて…もう胸が高鳴る高鳴る!
阪急百貨店のイベントで、その方にご紹介いただき、香りの魅力に引き込まれた【オードパルファム・ノビルオモ・ゴールドレガッタ】

その香りが好きなら・・・と、私の好みを踏まえて
THE MERCHANT OF VENICEだけでなく、他のブランドからも私に合いそうな香水をいくつも紹介してくださった。
そして、
やっぱり今回も思った。
香りを紹介してくださる、その姿が本当に素敵。
ただ単に「これは○の香りです」「トップノートは○○で……」と説明するのではない。
その香りがどんな背景から生まれたのか。
どんな情景や世界が表現されているのか。
一つひとつ、その方自身の想いを乗せ、その方自身の言葉で丁寧に伝えてくださる。
だから聞いているこちらまで、香りの世界へ引き込まれていく。
美しい香りだけではなく、香りの奥にある物語まで胸に響くような香水を、たくさん紹介していただいた。
……にもかかわらず、
私ときたら、もう胸いっぱい、頭もいっぱい、なんなら昼食を食べていなかったが、お腹もいっぱい。
心の中では、
「ひゃぁー素敵!!!」
「なんと魅力的な香り!!!」
「そのお話、もっと聞きたいんですけど!!!」
と大騒ぎしているのに、口から出てくるのは、
「素敵ですね~」
「いい香りですね~」
と・・・語彙力のなさよ。
ビックリする感想の薄さ。
いい加減にして自分。
香りも素敵。
その香りに込められた物語も素敵。
そして、それを楽しそうに話してくださる姿も素敵。
もう全部が素敵で、“言葉にならない”とはこういうことだ。
そんな私の乏しい語彙力にもかかわらず、好みをしっかりと汲み取り、出してくださった香水はどれも心惹かれるものばかりだった。
そして最後に、
「どれかつけて帰られますか?」
と、なんとも嬉しいお言葉。
いくつも素敵な香りがあった中で、どうにか2つまで絞ったものの…
どちらも好き。
うーーーん、、、、
と悩んでいると、
「どちらもつけますか?」
と。
え!?
それ、すごい!!!!
なんと、右手と左手、それぞれの甲に違う香りを纏わせてくださった。
選んだのは、

そして、

こちらの2つ。
(お分かりだと思うが、終始興奮状態で、まともに香水の写真なんて撮れたものではなく…
お写真はHPからお借りしました。)
こんな香りの纏い方があるなんて!!
香水は一度に一つの香りを纏うものだと、なんとなく思い込んでいた私にとって、これは衝撃だった。
しかも、どちらも私の好みど真ん中!
右手から漂う香りと、左手から漂う香り、
それぞれ違う個性を持っているのに、不思議と喧嘩することなく、ふとした瞬間に右から、また別の瞬間には左から、それぞれの香りが心地よく香ってくる。
なんて贅沢なのだろう。
こんな香水の楽しみ方もあるのだと、新しい世界を教えてもらえた。
念願だったProfumeriaへ訪問でき、香りを心から愛している方から、その方自身の言葉で香りの魅力を聞かせてもらえる、
もうその時間自体が美しいと表現したいくらい。
母の推し活の付き添いという提で東京へ来たのに、この時点ですでに私の方が胸いっぱいだった。
まだまだ居座りたい勢いだったが、母がVIP席を確保して待っているということなので・・・!
(それはそれで、そっちも行かないわけにはいかない!!!)
名残惜しい気持ちを抑え、
二つの香りを両手に纏い、Profumeriaでの幸せな時間の余韻に浸りながら会場へ。
仕事だろうと、推し活だろうと、私のお供は決まってAcqua dell’Elbaだったが、
この日はいつもと違う香りに包まれての参戦に、とても新鮮な気分だった。

いつもは会場で推しの香水を纏っている人達をクンクンして歩くのが楽しみの一つだが、
今回は自分の香りに夢中過ぎて、皆さんの香りを嗅ぐことすらすっかり忘れていた。
ファンミが始まり、
ステージ上では、母の大好きな推しが歌い、隣では、母が大興奮している。
それを横目に、右手をクンクン。
暫くすると、今度は左手をクンクン。
……何をしに来たんだ、私。
いや、もちろんファンミもちゃんと楽しんでいる。
が、、、時間が経つにつれて少しずつ変化していく二つの香りが気になって仕方がない。
右手を近づけては、
「やっぱり、こっち好きだなぁ……」
と思い、
今度は左手を近づけて、
「いや、こっちも好きなんですけど……」
となる。
お店でどちらか一つに選べなかったが、数時間経っても、やっぱり選べていない。
むしろ、それぞれの香りの魅力が増して、「どっちも好きだわ」と、二股宣言。
母は推しに夢中。
娘は香りに夢中。
同じ会場にいながら、親子それぞれ別の世界で幸せという、なんともフリーダムで、相変わらずな母娘である。
念願だったProfumeriaを訪れ、素敵な香りと、その背景にある物語に触れ、今まで知らなかった香水の楽しみ方まで教えてもらえた一日。
いつもAcqua dell’Elba一筋だった私が、
他の香りに夢中になる日が来るとは。
香りの世界は、まだまだ無限に広く、
知らない香りも、知らない物語も、たくさんある。
そう思うと、これからまたどんな香りに出会えるのか、楽しみだ。
……とはいえ、
家に帰って玄関を開ければ、いつもの「Mare」の香りに
「あぁ、やっぱりこれだわ」
となるのは、もはやお決まりだが。

いわば、家族のような存在。
それでも、こうして新しい香りに出会うたびに、
香りのある暮らしがより楽しくなっていく。
これからも、そんな出会いを楽しんでいきたいなと思う。

